米国の情報機関がコロナの発生起源に関する機密情報を解除――自然発生か?研究所漏洩か?

コロナの起源に関する最新の米国レポート

さて米国国家情報長官室(ODNI)が、新型コロナウィルスの起源についてレポートを発表しました。

これは新型コロナウィルスが自然発生(動物由来)したのか、研究所から漏洩したものかを検討し、より詳細にまとめた最新バージョンのレビューとのことです。

意見が分かれた

機密解除された報告によると、SARS-COV-2(新型コロナウィルス)が自然発生した説と、研究所から漏出した説の両方ともが、ウィルスが拡散した方法としてもっともらしい仮説であるとしています。

しかし、どちらの方が可能性が高いのかについては、分析官の間で意見が分かれているとのことです。決定的な結論を出すのには十分な情報がなかったとしています。

米国の一部の諜報機関が、ウィルスが自然発生したとする説を強く推していたといいます。

しかし別の4つの諜報機関と複数の機関が、自然発生した可能性は低いと評価しているとのことです。

またある機関は、武漢ウィルス研究所の実験室内の事故による可能性が高いと「中程度の確信」を持っているとしています。

これらの機関は、ウィルスが動物からヒトへと伝わった経路を示す新たな情報や、新型コロナウィルスが表に出る前に武漢の研究所がこのウィルスを扱っていたことを示す情報がなければ、明確な説明をすることは出来ないとしています。

特定は難しい?

これに対して中国は、「新型コロナウィルスの起源を科学者ではなく情報機関に頼ろうとするのは、完全なる政治的な茶番だ」と反論しているといいます。

BBCの記事によると、全世界で2億4千万人の新型コロナウィルス感染が確認されており、490万人以上が死亡しているとのことです。

けっきょく結論は出ていないようですが、何か決定的な証拠が出ない限り、特定するのは難しいのかもしれません。

ではこの辺で失礼します。