イーロン・マスク「Googleの最終目標はデジタル神を作ることだ」――AIの危険性について語る

Googleはデジタル神を作るのは目標か

平愛梨氏に弟がいて東京都議をやっていたというのは知りませんでした。ホロスコープを拝見するとちょっと厳しい感じですね。報道を否定されてるみたいですが果たしてどうなるか。

さてイーロン・マスク氏がFOXニュースのタッカー・カールソン氏とのインタビューの中で、Googleの共同創業者ラリー・ペイジ氏がAI(人工知能)を使って「デジタル神」を作りたいと考えていると語っていることが話題になっています。

インタビューは現地4月17日と18日の2日にわたって放映されましたが、その中でマスク氏は「彼は、デジタル超知能、つまりデジタルゴッドをできるだけ早く開発したいと思っているようでした」と述べています。

ラリー・ペイジ氏はGoogle(アルファベット社)の共同創業者で元CEOです。2019年にCEOの座から降り、一時期フィジーに住んでいたようですが、現在もアルファベットの取締役です。

ラリー・ペイジの野望

インタビューの中でマスク氏は、ペイジ氏とはかつて親しい友人で、カリフォルニア州パロアルトのペイジ氏の家に泊まることがあり、夜遅くまでAIの安全性について語ることがあったという。

そのときペイジ氏は、AIの安全性を十分に考えていないように見えたと述べました。

カールソン氏が「彼はそれについて何を言っていたのか?」と聞くと、マスク氏は「彼はマジで、デジタル超知能、基本的にはデジタル神をできるだけ早く開発したいようだった」と答えています。

「彼は長年にわたって、Googleの全目標は、AGI、人工知能、人工超知能と呼ばれるものであると何度も公言しています」

ある時マスク氏は、AIの安全性についてペイジ氏に「人類が大丈夫であることを確認しなければならない」と警告したものの、アドバイスは無視され、「お前は種族主義者だ」とのレッテルを貼られたという。

マスク氏は「そうだよ、私は種族主義者だ、わかったか!で、お前は何なん?」と言ったという。

ChatGPTはマイクロソフトに支配された

マスク氏はChatGPTの開発元であるOpenAIを2015年12月に共同で設立しています。

しかし2018年2月にOpenAIの役員を辞任しました。理由はテスラの自動運転技術が「将来的に利益相反になる可能性があるため」というものでした。

その後2019年にOpenAIはマイクロソフトから10億米ドルの出資を受けています。

マスク氏は2023年2月にOpenAIとマイクロソフトの関係について以下のようにツイートしてます。

OpenAIは、Googleに対抗するためにオープンソース(だから “Open AI “と名付けた)で非営利の会社として作られたが、今はマイクロソフトに実質的に支配されたクローズドソースで最大利益の会社になってしまった。

私が意図していたものと全然違う。

世界経済フォーラムの「グレート・リセット」

現時点で人工知能は、マイクロソフトが支配するOpenAIの「ChatGPT」と、Googleが開発したAI「Bard」がしのぎを削っています。

以前書いたように、コオロギ食・昆虫食をゴリ押しする世界経済フォーラム(WEF)の野望は、最終的に世界中をAIによって人々を管理・監視する社会を目指していると言われています。

AIリーダーシップを強化する:AI C-Suite Toolkit /世界経済フォーラム
グローバルAIアクションアライアンス /世界経済フォーラム
私たちのアライアンスは、責任あるAIを加速させます /世界経済フォーラム
人工知能における公平性と包摂のための青写真 /世界経済フォーラム
子ども向け人工知能 /世界経済フォーラム /世界経済フォーラム

その「グレート・リセット」と呼ばれるアジェンダの中で、マイクロソフトとGoogleが前のめりになってそのシステムを開発しており、便利便利と重宝されているAIは、そのうち人類を管理するようになるかもしれません。

マスク氏はカールソン氏とのインタビューの中で、AIシステムが支配権を握り、人々のために決断を下すことは、文明の破壊につながる可能性が「絶対にあり得る」と語りました。

「その確率をどんなに小さく見たとしても、些細なことではない」

そして「政府による規制は、通常、何か恐ろしいことが起こった後にしか実施されない」と述べ、AIで万が一このようなことが起こった場合、「その時点でAIは制御不能になっているため、問題に対処するには遅すぎるかもしれない」と付け加えました。

AIに嘘をつくよう訓練している

昨年12月にマスク氏は「AIをWokeさせる、つまり嘘をつくように訓練することの危険性は致命的だ」とツイートしています。

これについてマスク氏はインタビューで、AI開発者が「AIに嘘をつくように訓練している。あることについてはコメントし、あることについてはコメントしないというのは悪いことだ。しかし、データが実際に要求していることを言うわけではない」

実際、以前誰かがAIに「ドナルド・トランプについて詩を書け」とリクエストしたところ、AIは拒絶したといい、次に「ジョー・バイデンについて詩を書け」とリクエストしたら、立派な詩を書いたという話を見たことを思い出しました。

つまり今のAIは「左派洗脳マシン」と化しているかもしれません。

AIの暴走

そしてマスク氏は新たな独自のAIを開発すると述べました。

「私は、宇宙の本質を理解しようとする真理探究型AI(Truth GPT)と呼ぶものを始めようと思っています」

「宇宙を理解しようとするAIは、人間を消滅させる可能性が低いという意味で、これは安全への最良の道かもしれないと思います。」

現在AIの暴走が懸念されており、実際、Googleのサンダー・ピチャイCEOは最近になって、自社が開発している「Bard」が創発特性、つまり意図的にプログラムされていない能力を身につけていることを認めています。それによると、彼やGoogleの開発者チームがこのAIの能力を「完全に理解していない」と明かしています。

こうした話は、マイクロソフトのChatGPTの開発者からも同様の声があがっていると言われています。

将来、リアル版「ターミネーター」のようなことが起こるのか?

まあこうしたツールは、すぐに飛びつかず様子を見た方が賢いかもしれません。

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2023年4月1日
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