YouTubeが選挙コンテンツのポリシーを変更
ついにYouTubeが、選挙不正に関する告発動画の削除をやめることにした、とポリシーの変更を発表したことで話題になっています。
2020年の大統領選挙で、ドナルド・トランプ氏は選挙に不正があったと主張しました。
YouTubeは、これに同調して選挙不正を訴える動画を削除してきたのはご存じの通りです。実に数万件の動画が削除されてきたという。まあYoutubeだけじゃなくSNS全般がそうでしたけど。
しかしYouTubeは6月2日に声明を出し、この措置をやめると発表しました。「選挙期間中のオープンな議論と討論の場を提供する」ためだという。これは同日から施行されるとのこと。
イーロン・マスク氏のツイッター買収以来、言論の自由が徐々に復活してきている徴候でしょうか?
YouTube will stop removing false presidential election fraud claims https://t.co/V43ymAhTIs pic.twitter.com/wvX4a66Wda
— The Verge (@verge) June 2, 2023
誤報の意味
もともとこの大規模な検閲は、大統領選挙直後の2020年12月に設定されていました。
YouTubeはこれを「選挙誤報(elections misinformation)」だと言っているのですが、前にも書きましたけど彼らの言う「誤報」っていうのは、左派に反対する意見を「誤報」だと決めつけてレッテルを貼り、叩いてきただけだと思います。
しかし本来の誤報というのは、明らかに間違えていたりフェイク情報のことを言うのであって、彼らいうものとは意味が違うのでは。
誤報と判断された中には、ちゃんと裏付けが取れていたり証拠があるコンテンツもあったかもしれません。しかしその有無に関係なく、削除されてきた可能性はあると思います。
ちなみにYouTubeではないですが、私のブログ記事も、とあるビッグテック企業から検閲されています。ちゃんとソースを出しているんですけどね。こんなちっぽけな個人ブログなんですが。
ちょっと待て、気が早い
ただ、これで「やっと言論の自由の復活だー」と思うのは気が早い。というのも、
「投票の時間、場所、手段、資格要件について有権者を惑わすことを目的としたコンテンツ、郵便投票の有効性を争うものなど投票を著しく阻害する虚偽の主張、民主的プロセスを妨害することを他者に奨励するコンテンツなど、当社の選挙誤報ポリシーはすべて継続適用されます。」
とあるので、やっぱり独自の判断基準で検閲はするのかなと。
まあこうした左派ビッグテックのやり方を嫌い、Rumbleなど他のプラットフォームに逃げたクリエイターも今までたくさんいると思います。
そして保守派の視聴者はそちらに集まってしまう。つまり分断です。
最近では保守系と言われたFOXニュースが、人気キャスターのタッカー・カールソン氏を切ったことで、半分以上の視聴者を失ったのも記憶に新しい。
少し前に書きましたけど、EUも8月から新たな検閲制度をスタートするので、ますます言論の自由がどこに行ってしまうのか気になるところではあります。
ただこういうのは、これからくる水瓶座時代には反するものですけどね。
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