オバマ元大統領の個人シェフが死亡、不可解な点が浮上

U.S. Department of State from United States, Public domain, via Wikimedia Commons

オバマ個人シェフが死体で発見

マサチューセッツ州デュークス群ケープゴッドの南にマーサズ・ヴィンヤード島があります。この島へのアクセスは船か飛行機でしか行くことができない。

1999年7月、別荘があるこの島に向かうためにジョン・F・ケネディ・ジュニアが操縦していた小型飛行機が島の南西沖で墜落し、JFKジュニアは死亡しました。

マーサズ・ヴィンヤードにはクリントン夫妻やオバマ夫妻の邸宅があるという。

7月23日の19:46、「人が海に落ちて戻れない」と911通報がありました。この通報はオバマ邸の敷地内からだったとも、オバマ邸から2マイル離れたウィルソンズ・ランディングからだったとも言われていますが、どうもハッキリしない。

翌24日午前10時頃、岸から約100フィート(30m)離れた水深8フィート(2.4m)の海中で、男性の遺体が発見されました。この男性は、オバマ氏の長年の個人シェフだったタファリ・キャンベル(46)と特定されています。

事件の経緯

キャンベル氏はオバマ政権時代のホワイトハウスの元副料理長で、その後オバマ夫妻の個人シェフとして雇われたとのこと。

この日キャンベル氏はパドルボードに乗っていたようです。目撃者によれば全身黒い格好で、救命胴衣は付けていなかったとのこと。

彼はなんらかの理由でパドルボードから落ちたと見られています。この日の海は穏やかでした。

このときキャンベル氏は、別の人物とパドルボードをしていたという。警察によるとこの人物は泳いでキャンベル氏を助けに行ったが、残念ながら間に合わなかった。その後岸まで戻り、誰かに伝えて911に通報したとのこと。

警察は、一緒にいたこの人物の名前を公表することを拒否しています。

このときオバマ夫妻は島に滞在していたものの、バラク・オバマ氏とミッシェル夫人は家にいなかったとされています。娘のサーシャとマリアも島には来ていましたが在宅だったかは不明です。

マサチューセッツ州警察は死に不審な点はないと結論づけました。

通報記録に不審な点

不思議なことに、911の通話記録には理由の欄が空欄になっています。エドガータウン警察に残された記録では、それ以外の全ての通話には理由が明記されている。

また上の記録では通報の発信源がウィルソンズ・ランディングになっています。そこはオバマ邸から約2マイル離れた、人気のパドルボード乗り場だという。

しかしマサチューセッツ州警察は当初、最初の911通報はオバマ邸から直接かかってきたと発表しており、記録と矛盾しています。

エドガータウン警察のブルース・マクナミー署長によると、この通報記録はデュークス郡保安官事務所が作成したものだと語っているという。

元ホワイトハウスのシェフの死と類似

奇遇なことに、クリントン政権時代に元ホワイトハウスのシェフだったウォルター・シャイブ氏は、ブッシュ政権になって辞めていますが、キャンベル氏はそのシャイブ氏の死とダブっている。

シャイブ氏は2015年6月13日にニューメキシコ州タオスにハイキングに行ったまま行方不明になりました。ガールフレンドから捜索願が出され、21日に死体で発見されています。

シャイブ氏は溺死と判断されました。キャンベル氏と同じ水死です。

キャンベル氏に外傷はなかったという。現在、毒物検査が行われています。

ちなみにキャンベル氏は泳げなかったわけではありません。↓


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