トランプ氏、大統領中に資産が3分の2に減っても「私が気にかけているのはこの国のことだけ」

大統領任期中、トランプ氏の資産は3分の2になった

連日マット・ゲーツ議員の疑惑で盛り上がってるけど、まだ今のところなんともいえない感じだね。

さて経済誌フォーブスが、大統領を務めたことによってトランプ氏の資産が約3分の1減少したと伝えてる。

記事によると、2017年1月に大統領に就任してから退任までの間、トランプ氏の資産は

35億ドル(約3,500億円)→24億ドル(2,400億円)
に減ったと報じている。

ご存じのようにトランプ氏はもともと実業家で、父親の不動産事業を引き継いだ後にビル開発やホテル事業などに手を広げ、富豪になっている。

その間の景気は上昇

資産を減らした一方で、大統領任期中に米国市場の株価指数「S&P500」は70%増加しているという。つまり、自らの政策で景気をアップさせながら、トランプ氏自身は損をしていたようだ。

仮にトランプ氏が大統領就任時にすべての資産を売却し、それで得た資金をS&P500に連動するファンドに投資していたら、推定16億ドルのプラス(35億ドル→51億ドル)になっていただろうと予想している。

反トランプ派にすれば「ざまあ」な展開かもしれないが、本人はそこにプライオリティを求めていないみたいだ。

保守系メディアOANがトランプ氏のコメントを掲載している。

「私が気にかけているのはこの国のことだけだ。そうでなければやっていない」

「周囲に金持ちの友人はたくさんいるが、彼らはこの国を助けることは出来ないし、私がやったようなことは出来ない」

報酬を拒否し、寄付

なおトランプ氏は任期中、大統領報酬を受け取ることさえ拒否したが、憲法上それは認められないため、1ドルだけ受け取っている。

それだけでなく、トランプ氏は最初の選挙公約を守って、年間40万ドル×4年間で計160万ドル(約1億6千万円)を様々な政府機関に寄付しているという。

また大統領報酬を拒否しただけでなく、本来受け取るはずの収入に対する所得税を自腹で支払い、また寄付も税引き前の金額を寄付していたと伝えられている。

日本にもこういう政治家いるかな?

私がしている取引は国のため

にもかかわらず、トランプ氏本人は後悔している様子はないとのこと。

今まで演説で多くのお金を得ていたし、今もずっと演説してる。それで私が何をゲットしたか知ってる?――Zippoだよ。なかなかいいぞ。

私はこれまでたくさんの素晴らしい仕事や取引をしたが、今はもうやっていないし、したいとも思わない。

なぜなら、私がしている取引は国にとって素晴らしいものであり、私にとってより重要なことだからだ。

Zippo好きのトランプ氏、なかなかお茶目だな。

今は「人権ガー人権ガー」言いながら国境を視察さえしない政権だけど。

最後に

これ思い出したので貼っておく。

1995年、トランプ氏は車で移動中にタイヤの空気が突然抜けてしまい、通りすがりのドライバーが助けてくれた。

タイヤを交換した後、トランプ氏はそのドライバーにいくら払ったらいいか尋ねた。

その男性は「妻に花束を贈りたい」とだけ言ったが、数週間後にトランプ氏は、彼に花束と「あなたの家のローンを完済しておいた」と書かれたカードを贈った。

「あの話は本当なの?」

トランプ氏「本当だ」

ではこの辺で失礼します。

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