ナンシー・ペロシの娘アレクサンドラ・ペロシ――1月6日国会議事堂乱入はデマだったと認める動画

Kurt Kaiser, CC0, via Wikimedia Commons

ナンシー・ペロシの娘、1月6日事件がデマだったと認めている?

映画『JFK』のオリバー・ストーン監督も2020年の大統領選挙に疑問を呈してますね。↓


この時の選挙の後に、1月6日国会議事堂乱入事件が起こりました。

それに関連して、ナンシー・ペロシ元下院議長の娘アレクサンドラ・ペロシ氏が、2021年1月6日に起こった米国会議事堂乱入事件は”デマだった”事を示す発言をしている隠し撮り映像が拡散されています。

この映像はそのカメラアングルからして、いかにも隠し撮りされたものであることを示しており、すなわち脚色されたものではなくアレクサンドラ氏がホンネで喋っている可能性が高い。

同映像はたしか今年初めにも出回りましたが、最近新たに任命されたマイク・ジョンソン新下院議長が、議事堂乱入事件の44,000時間に及ぶ監視カメラ映像を公開したことで、あらためて注目されたと思われます。

なぜ都合良くドキュメンタリーを撮影していたのか

アレクサンドラ・ペロシ氏は映像監督やプロデューサーとして活動しているみたいですが、映画とかドラマではなくドキュメンタリー映像系の仕事をしているようです。

まあ母親のコネもあるんでしょうけど。

というのもアレクサンドラ氏は1月6日事件当日に、なぜか国会議事堂の中でドキュメンタリーを撮影していたのです。それは母親の姿を追ったものでした。

そこでふと疑問が沸きます。

なぜ議員でもなく民間人のはずのアレクサンドラ氏が、偶然にもこの日、国会議事堂内で撮影をしていたのでしょうか?・・・まるで何かが起こることをあらかじめ知っていたかのような。

そしてこの映像は、議会でトランプ氏の罪を追及する「1月6日委員会」で、証拠として使用されました。

しかしまあ母親ペロシ氏、胡散臭い演技に見えます。ドキュメンタリーですよね?

こんなに近くで撮影してるのにカメラを一度も見ません。ペロシさんどう見ても不自然。ちょっとわざとらしすぎるのでは?・・・やっぱり何か策略があったのか↓

ナンシー・ペロシの疑惑

当時ナンシー・ペロシ下院議長は、議事堂の警備増員の要請を何度も断っていたことが明らかになっています。

議事堂警察はこの日のために「警備を増員してくれ」と何度も要請したにもかかわらず、ペロシ下院議はそのたびに拒否したという。

なぜ?
何かを企んでいた?

議事堂警察は、12月の時点で1月6日の情報を得ていたといい、そのために警備計画をめぐってDC警察や議事堂と連絡を取り合っていたとのこと。

議事堂警察の委員会メンバーだったポール・アーヴィング氏は、この日の警備が不備だった事の責任を取って辞任させられました。

これは後日公開されたメールのやりとりで明らかになっています。↓

1月6日議事堂事件委員会は終了、トランプへの召喚状を撤回――ナンシー・ペロシが関与していた証拠メールが暴露

2022年12月30日

あなたたちが悪人でないことは知っている

アレクサンドラ・ペロシ氏の隠し撮り映像に戻りましょう。

今回拡散されている映像は、アレクサンドラ氏が1月6日事件の被告との面会中に撮影されたもののようです。この被告に、1月6日ドキュメンタリーへの出演交渉をしていた時のものと言われています。

映像の中でアレクサンドラ氏は、この事件の裁判の政治的意味合いと、2022年の中間選挙への影響について論じています。

なのでタイミング的には2022年の中間選挙前で、民主党が下院の過半数を失うと予想されていた頃でしょう。

民主党が下院を失い、(1月6日)委員会が廃止されれば、人々は関心を失うかもしれない。

最初の裁判は注目を集めるだろう。記念日のようなもので、最初の裁判は大騒ぎになるだろうけど、民主党が政権を失えば、誰も気にしなくなるでしょう。

(被告に対して)あなたたちが悪人でないことは知っている。もし反乱なら計画があったはずでしょう。

・・・いつか笑える日が来るわよ。

プラウド・ボーイズは白人至上主義者ではない

このあと彼女は、ギャヴィン・マクインズ(プラウド・ボーイズの創始者)を知っていて、実際に彼とパーティーをしたこともある、と説明しました。

「私はギャヴィン・マクインズを知っている。”プラウドボーイズは白人至上主義者だ”という話を初めて聞いたときは、とても滑稽だった。何年も前のことだけど、彼の出身地であるブルックリンで言われ始めた。」

「私は”何それ?”って感じだった」

プラウド・ボーイズは左派から「白人至上主義者」のレッテルを貼られ、何人かのメンバーは1月6日事件の共謀罪で逮捕・起訴され、有罪判決を受けました。

しかしこの動画でアレクサンドラ・ペロシ氏は、プラウド・ボーイズが白人至上主義者だと言われたことを「滑稽だった」と否定しています。

母娘ともにでっち上げを知っていたかのよう

アレクサンドラ氏は「あなたたちが悪人でないことは知っている」といい、「いつか笑える日が来る」と言っている。

つまり1月6日事件はクーデターでも暴動でもなく、でっち上げられたものということを知っていたフシがある。

そしてなぜか「偶然にも」この日ドキュメンタリーを撮影していた。

そして母親である下院議長は警備の増員を拒否していた。

この事件で有罪判決を受けた人の中には、あまりの刑の重さに自殺した人もいます。

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2023年4月1日
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