マックスウェル有罪直後から動き
地震がますます不気味です。ギリシャのグレタ島でM5.7、インドネシア沖でM7.4。日本でもちょくちょく揺れますが。
さてギレーヌ・マックスウェル氏の有罪評決がさまざまな波紋を呼んでいます。
まず評決の翌日、エプスタインがメトロポリタン矯正センターの監房内で死亡した夜に勤務していた看守2人の起訴が見送られることになりました。
これは2名の看守が前日夜から翌朝にかけて刑務所内のチェックを怠り、記録の改ざんなどをした罪に問われていたものです。
またエプスタインの元アシスタントが訴えられていた民事訴訟が取り下げられています。これはエプスタインの右腕と言われていたレスリー・グロフ氏ほかが、若い少女たちを調達するのに加担していたとして、提訴されていたものです。
告発した女性はグロフ氏がエプスタインの人身売買の手はずをする上で重要な役割を果たしていたと主張し、飛行機やお金の手配、女性への連絡などで協力していたとして訴えましたが、マックスウェル氏の有罪を受けて自発的に取り下げたとのことです。
マックスウェルはVIPの名前をリークするのか?
昨日も書きましたがマックスウェル氏は、関係者の名前を提供して当局に協力することによって減刑を求めるのではないかという憶測も広がっています。
それを支持する人は何名もいますが、中には「マックスウェルが協力することはあり得ない」「当局がすでに多くの情報をつかんでいるため、必要としていないだろう」などの声もあります。
個人的にこの辺は当局側がどこまで事件に突っ込むつもりかによる気がしますが。
それと関係者の名前をリークすることで、マックスウェル氏の命に危険が及ぶ可能性は考えられます。彼女は判決が確定すると自殺監視下に置かれると言われていますが、エプスタインの例もあるので十分な注意が必要です。
元連邦検察官のミッチェル・エプナー氏は「児○性愛者が刑務所に入るとろくなことがない」と言っています。
エプスタインのプライベートジェットの搭乗記録には多数のVIPの名前が記載されていましたし、同じくリトル・ブラック・ブック(エプスタインの手帳)にも多くのVIPや権力者の名前があります。
その中には名前を出されると困る人たちもいるかもしれません。
控訴はどうなるか
控訴についてもさまざまな専門家の見解があります。
'We believe she will be vindicated': Ghislaine Maxwell's family have already launched an appeal against her conviction https://t.co/x9Bku6XunG
— Daily Mail US (@DailyMail) December 30, 2021
そもそも控訴審では事件につて再審査されるものではなく、裁判の立証の手続き上問題がなかったかについて審議されるものだとのことです。
その点において、今回の裁判の告発女性の中には同意年齢を超えている証人がおり、それが弁護側の根拠になるとしています。
ただ一説によると控訴審は最大で2年かかる可能性があり、アーマー・アンウォー弁護士によると「成功する可能性は極めて低く、判決を送らせることは許されないだろう」としています。つまり判決を遅らせるための時間稼ぎをすることはできず、収監されている間に取り組まなければならないとしています。
もしマックスウェル氏側が連邦控訴裁判所に控訴して負けても、最高裁判所に嘆願書を提出することが出来るといわれています。しかし最高裁がそれを受け付けるかどうかは別問題で、却下される場合もあるとのこと。
またマックスウェル氏にはまだ2件の偽証罪の審議が残っています。
マックスウェルの夫、スコット・ボルガーソン
最後にマックスウェル氏の夫スコット・ボルガーソン氏についてです。
IT起業家のボルガーソン氏は2016年にマックスウェル氏と結婚したと言われていますが、その結婚は秘密でした。保釈審問で検察が明らかにするまで、親しい友人や家族にも明かしていなかったようです。
Ghislaine Maxwell's absentee husband Scott Borgerson skipped her entire trial in favor of cavorting with his new gal pal https://t.co/Kv2KKrCK8U
— Daily Mail U.K. (@DailyMailUK) December 30, 2021
ボルガーソン氏はマックスウェル氏との不倫がばれ、2015年に最初の妻と離婚しています。彼は元妻に対して残酷な方法で不倫を自白しています。
それを知った元妻は打ちのめされました。ひどいやり方でした。
VIPとの交流にハマった
ボルガーソン氏はマックスウェル氏と親密になったことにより、ビル・クリントン氏などエリート層とのつながりにハマっていったと言われています。
あるときはジェフ・ベゾス氏のイベントに参加したり、元GoogleのCEOエリック・シュミット氏や、億万長者達との交わりを持つようになったと。
しかし2019年にエプスタインが逮捕されたことにより、全てが崩れました。マックスウェル氏との関係が取り沙汰され、ボルガーソン氏は経営するカーゴメトリクス社のCEOを退任することになりました。
ボルガーソン氏と元妻の間には2人の子供がおり、子供はマックスウェル氏になついていたため、彼女の逮捕にはショックだったようです。
新たな女性と
ボルガーソン氏はマックスウェル氏の裁判には一度も出席せず、議事録にも一切名前が出ていないと伝えられています。妻が一生刑務所に入るかどうかの裁判に夫が出席しないというのはどうしたものか。
デイリーメールによると、ボルガーソン氏はマサチューセッツ州マンチェスター・バイ・ザ・シーで新たな女性と一緒にいるところを目撃されたと報じています。そこはかつてマックスウェル氏と結婚生活を過ごした豪邸も残されているとのこと。
その女性は地元のジャーナリストでヨガ愛好家のクリス・マクギン氏だと言われています。
デイリーメール記者の直撃に対し、ボルガーソン氏は「放っておいてくれ、嫌がらせだ」と言って車に飛び乗ったとのこと。
元妻に対する仕打ちといい、この手の男はそういうものですかね。
ちなみに検察はマックスウェル氏が逮捕された時、ボルガーソン氏との離婚手続き中だったと主張しており、そのため彼女が国外に逃亡する恐れがあるとしていました。
※当ブログでは主流メディアでなかなか報じられず、検索されない情報を取り上げています。ぜひブックマークなどをご利用ください。またあなたの大切な人や、教えたい人にお知らせ・共有してください。
詳しくは→こちら