中国のスパイ気球はGoogleのものと似ていた
元国防総省のサイバーセキュリティ担当だった人物が、中国のスパイ気球について気になるコメントをしています。
退役した元国防総省サイバーセキュリティ政策・戦略・国際問題担当のジョン・ミルズ大佐によると、中国のスパイ気球は操縦能力を持っており、かつてのGoogleの気球プロジェクト「Loon」と類似点があったという。
ミルズ大佐は2012年にGoogleにいたとき、気球プロジェクト「Loon」について説明を受けたと述べました。
それによると、GoogleはAIを使って気球の高度をコントロールしたり、位置をキープしたりすることができたとか。また、操縦することが可能だったと述べています。
“Did the Chinese rip-off Google, which borrowed from CIA?”
The #ChineseSpyBalloon had maneuvering capability and had similarities to the #Google balloon project Loon, which utilized AI analytics in its operations, says Col. (Ret.) John Mills. https://t.co/KRzTafZiKc
— The Epoch Times (@EpochTimes) February 16, 2023
Googleは気球ネット接続サービスを模索していた
「これは50~60年代のCIAのプロジェクトによく似ている。Skyhook(スカイフック)、AshCan(アシュキャン)など、10種類ほどのコードネームで呼ばれていたんだ」
ミルズ大佐によると、元NASAにいたGoogleのプロジェクトマネージャーが、CIAに情報公開請求をしてその計画を教えてもらっており、それを活用していたようです。
このころGoogleの親会社アルファベットは、プロジェクト「Loon」を使って世界中の遠隔地で高速インターネットを利用する可能性を模索していたとのこと。
しかし継続するためのビジネスモデルとパートナーを見つけることが出来なかったため、そのプロジェクトは閉鎖させられたと述べています。
このとき閉鎖の理由は十分に説明されておらず、しかも閉鎖の1年前にはケニア政府から商用サービスの承認を得ていたため、一部で驚かれていたという。
中国が監視していたのは明らかだ
ミルズ大佐は、中国が特定の戦略拠点を監視していたのは明らかだとして、中国の気球の辿ったルートに450基の大陸弾道ミサイル「ミニットマンIII」が配備されていることや、モンタナ州、ノースダコタ州、ワイオミング州の基地にはそれぞれ150基のミサイルがあることを示しました。
「彼らは明らかに電子信号を集め、おそらく画像や、情報測定などあらゆることを行っていた」
「中国はGoogleをパクったのだろうか」
ますます中国が不気味になっています。
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