イスラエルはハマス攻撃を知っていてやらせた?――あちこちに匂う「やらせ感」

ハマスの攻撃を知っていた高官がいる

2日前の記事で書いたように、イスラエルの諜報機関がハマスの攻撃を察知できなかった事について、疑問の声が見られます。

米国のアントニー・ブリンケン国務長官は「これは誰も予想しなかった攻撃だ」と言いました。

ハマス攻撃、やはりイランがゴーサインを出した――米もイスラエルも察知できず、歴史的な失敗を犯した

2023年10月9日

しかしオランダの評論家エヴァ・ヴェアディンガーブローク氏はツイッターXで、「イスラエルへの攻撃が起こることを知っていた人々が最高レベルにいることは明らかだ」

「知っていて、そうなることを望んだか、あるいはそうさせた人々がいたに違いない」と主張しています。

他にもこのような疑問の声が散見されます。

エジプトは何度も警告した

前記事で書いたように、イスラエルには「モサド」や「シン・ベート」といった歴史的にも暗躍してきた諜報機関があり、いかに国内政治に気を取られていたとしても、この攻撃が察知できなかったほど無能とは思いづらい。

モサドは職員の採用をするにあたって、スパイとして適性があるかを判断するため2〜3年という年月をかけてその人を調べるという。それほど慎重であり、逆に言えば優秀な人材を集めていたとも言える。

AP通信によると、エジプトの情報機関でさえこの情報をキャッチしていたという。あるエジプト情報当局者によれば、「何か大きなこと」について、イスラエル側と何度も話をしたと報じました。

「我々は、事態の爆発が間もなく起こり、それは大きなものになると警告してきた。しかし、彼らはそのような警告を過小評価していた」

なぜ国家の危機かもしれない情報を過小評価したのか。それは深読みすれば、あらかじめ知っていたからではないのか。イスラエルの反撃は素早かった。

イスラエル首相「フェイクニュースだ」

もちろんこの報道に対してイスラエルの首相官邸は「フェイクニュースだ」と否定しています。

「ベンジャミン・ネタニヤフ首相がエジプトから事前にメッセージを受け取ったという趣旨の報道は、全くの誤りである」

「エジプトから事前のメッセージは届いていないし、首相は政権発足以来、エジプト情報機関のトップと直接も間接にも話したことも会ったこともない。これは完全にフェイクニュースだ」

しかしジャニーズ事務所だって報道を否定します。こういうのは鉄板の反応です。

あらかじめ作られていたシナリオか?

仮にイスラエルが知っていて、あえてスルーしたのなら、どういうことなのだろう。

ハマス攻撃に始まって、イスラエルの反撃や、その前からあるウクライナ/ロシア戦争、そしてそれを止めないどころか戦争を支援する西欧諸国を見ていると、「グレートリセット」を提唱する世界経済フォーラムのグローバルエリート達やディープステートは、どうやらいったん世界をぶっ壊そうとしているのではないかと思うようになってきた。

リセットするためには徐々にやるよりも、いったんぶっ壊した方が早い。その上で再構築する、スクラップ&ビルドです。

その手足で動いているのがバイデン政権ということでは。だからジョー・バイデンは2020年の選挙で勝つ必要があったし、トランプは負けなければならなかった。そしてメディアはそれを担いできた。全ては結託したシナリオだったと考えても矛盾ではない。

というのもこの理屈は、占星術的にみて水瓶座時代の意味に妙にハマるため、あながちトンデモ論に思えないし、そうなることが時代の流れとも言えるかもしれないのです。

逆説的に見れば、彼らは水瓶座の性質を知っていて、来たる時代に照準を合わせてタイミングを準備してきたのではないかとさえ思えてしまう。

これを占いファンタジーや陰謀論と思うなら、そう思っていただいて結構です。時間はかかるかもしれないが、結果は徐々に出てくると思うので。(当たらなかったらごめんなさいだけど)

メディアによる洗脳コントロール

私は占星術的な観点から、どちらか一方に肩入れするのを極力やめていて、そうするとむしろ過剰にやり過ぎている方に違和感を持つ様になる。つまり不自然に見えてしまうのです。

だから必然的に、昨今の左派のやり方には注目せざるを得なくて、それは右派を支持しているからということではなく、左派のやり過ぎが目立ってしまうからです。

例えば今回の件でも、西側メディアの論調に乗っかるなら「イスラエル頑張れ、パレスチナぶっ潰せ」となるのが普通だと思うが、そうとも言い切れないのでは?と思ってしまう。それは作られたプロパガンダではないのか。

日本でもジャニー喜多川氏の未成年性的虐待は、言うまでもなくメディアが仕組んできたプロパガンダでした。

メディアのプロパガンダ。

パレスチナ人は「Died(死んだ)」

イスラエル人は「been killed(殺された)」

メディアはあなたの思考をコントロールする。なぜメディアはこのように偏った書き方をするのか?

メディアはハマスがイスラエル人の子供の首を切ったと騒いでいるが、パレスチナ人の子供だって殺されている。どちらも命に変わりはありません。

「ガザ地区保健省緊急声明:パレスチナ人に対するイスラエル占領軍の犯罪により、これまでに子ども260人、女性230人を含む900人が死亡し、4500人が負傷しています」↓

このメディアの偏向報道はトランプ氏にしても同じで、トランプはメディアに徹底的に悪く書かれてきました。そして良い事はほぼ書かれない。これもメディアによる洗脳コントロールです。

トランプが年俸たった1ドルで大統領を引き受けていたことを知っている人は何人いるのかって感じですよね。そして任期中に新たな戦争は起こさず、中東和平や北朝鮮の交渉を行ってきた。これで北朝鮮は一時おとなしくなっていました。

役を演ずる

イスラエルの子供の殺害について、国家安全保障会議のジョン・カービー報道官は、CNNの生放送で涙を流したという。

「これらの映像を見るのはとても難しい。彼らは人間だ。家族であり、友人であり、恋人であり、いとこであり、兄弟であり、姉妹である。ああ、難しいことだ。」

しかしSNSでは、これが嘘っぱちの涙だと揶揄している。

もうみんな気づいているのです。シナリオがあることを。しかもCNNですからね。彼らはシナリオに沿った役者なのでは。

左派は一見「民主主義」を主張する。ホワイトハウスのカリーヌ・ジャン=ピエール報道官は、反イスラエル議員の発言を「恥ずべきもの」と呼んだ。

民主主義を謳うなら、一方を差別するのはどうなのか。

歴史の複雑さ

それはさておき、今回の紛争はいろいろな情報を見るにつけ、単純にどっちがいいとか悪いとか言えないことを思い知らされています。もちろんテロ攻撃自体は悪いに決まっているが、ここまでくるまでの歴史的なプロセスがあまりに複雑なだけに、評価は難しいと思ってしまう。

イスラエルは1948年に建国された、たかだか75年程度の国です。しかしユダヤ人にしてみれば、長いこと迫害を受けてきた中で、建国は悲願だった。それだけに死守したいからこそ、軍や諜報機関が発達してきたとも言えます。

ただ、もっと遡れば、もともとパレスチナはユダヤ人の地だった。ところがローマ帝国に滅ぼされ、ディアスポラ、つまりユダヤ人は各地に散ってしまう。その後紆余曲折を経て、住み着いたのがパレスチナ人ということ。

しかしイスラエルという国ができたことによって、もともと住んでいたパレスチナ人が追いやられた。それがヨルダン川西岸とガザ地区の2つの地域で、これらは国ですらない。当たり前のような学校教育や医療や食料を国連に頼っている状態で、いわば難民のようなもの。

イスラエルが建国したことによって中東戦争になり、イスラエルはパレスチナ人の居住区を占領してしまう。これにより、それまで被害者とみられていたユダヤ人は、一転して加害者としてみられるようになった。

結局25年間で4回戦争が繰り返され、そのたびにイスラエルが軍事的に圧倒してしまう。

イスラエルは米国やアラブ諸国から支援を受けてブクブクと太っていく状況で、領土も広げてきた。もちろんこれはパレスチナ人にとって面白くなかったはずです。

積もりに積もった積年の恨みが、爆発してしまったのは想像に難くない。

2008年~2023年の間、イスラエル人とパレスチナ人の死亡した数の比較↓

肉を切らせて骨を断つ

とはいえ、もちろんテロ攻撃はダメだし擁護もできない。

ただロシアを追い詰めたNATOもそうだけど、攻撃されるように仕向けているのは相手の方だということもできる。NATOの事務総長はそれを認めてる。

今回の件も、諜報に長けるイスラエルのモサドや米国のCIAが、ハマスの攻撃を事前に察知できなかったことに、上でも書いたけどどこかで「やらせ感」を感じる人は少なからずいるのです。

もしかしたら彼らは知っていて攻撃させ、反撃することで相手を壊滅させようとしていたかもしれない。武士の「肉を切らせて骨を断つ」じゃないけど。そして最終的にスクラップ&ビルドに向かう。

トルコのエルドアン大統領は、米国が「ガザの虐殺を実行するつもりだ」と非難しました。

「(米国は)この船の周りにあるすべての船や航空機を使って何をするのか。ガザ全域とその周辺を攻撃し、(爆弾を)投下することで、非常に深刻な大虐殺を行うだろう」

第三次世界大戦になるのか

一応水瓶座の理屈に則れば、イスラエルの一方的な勝利ということにはならないかもしれない。

これはウクライナ戦争を見ても明らかです。どう見ても西側諸国の大々的な援助を得たウクライナに分があるのに、現状そうなってはいない。明らかに支援国に疲れや限界が見えてきている。

ハマスにイランが公式に乗っかってきたらどうなるか。イランは今のところハマス支援を否定しているが、出てこないとは限らない。

レバノンもいる。米軍の空母派遣はレバノンを抑えるためだと言うが、先日取り上げたようにウォール・ストリート・ジャーナルによれば、ハマス・イラン・レバノンは協力しているという。

サウジアラビアという国もある。そして中国の出方も気になる。中国はイランと2021年03月に「25カ年の包括的協定」を結んでいます。

つまるところ気になるのは、これが第三次世界大戦になってしまうかしまわないのか、ということです。


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2023年4月1日
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