【米国危機】米国には中東から多数の不法入国者が入っていた――『アル・アクサの洪水の金曜日』予告とは?

米国に中東からの不法入国者が数千人

米国の下院議長選びは、とりあえず共和党内の投票でスティーブ・スカリーズ議員が多数の支持を得たようです。あとは下院全体の投票で過半数を得なければならない。

さてイスラエル/ハマス紛争ですが、現時点でガザ地区で少なくとも1,100人が死亡、5,339人が負傷したという。一方、イスラエル軍は1,200人が死亡、双方の死者は計2,300人を超えたと報じられています。まあこの辺の数字は刻々と変わりますので参考程度に。

一方、少なくとも22人の米国人が殺害され、17人が行方不明のままだという。

そんな中、米国内でも懸念が浮上しました。

FOXニュースが入手した税関国境警備局(CBP)のデータによると、2021年以降、中東諸国からの数千人の「特別な関心を持つ外国人」が米国に不法入国しようとして逮捕されているという。

「特別な関心を持つ外国人」とは、米国政府がテロリズムを助長または保護するような状況にある、あるいは米国に何らかの国家安全保障上の脅威をもたらす可能性がある、と認定した国の出身者のことです。

データによれば2021年10月~2023年10月の2年間で、アフガニスタン出身者6,386人、エジプト出身者3,153人、イラン出身者659人、シリア出身者538人が入国しようとしたという。

さらにウズベキスタンから13,624人、トルコから30,830人、パキスタンから1,613人、レバノンから164人、ヨルダンから185人、イエメンから139人、イラクから123人、モーリタニアから15,594人いたとのこと。

なおこのデータには、これらの移民のうち何人が退去させられたか、あるいは裁判を経て米国に釈放されたかという情報は含まれていないもよう。また、発見されずに捜査官をすり抜けた人数も含まれていないとしています。

記事ではCBP情報筋の話として、バイデン政権時代になってこのような「逃亡」が150万人以上あったという。彼らは米国内で犯罪を犯すか、監視リストに載っていない限り、犯罪履歴を知る術はないといい、非常に懸念されています。

10ヶ月でテロリスト関係者が151人

下院司法委員会のジム・ジョーダン委員長(共和党)と移民小委員会のトム・マクリントック議員(共和党)は、米国にいる不法移民の99%が追跡されておらず、政府が彼らとの連絡を絶っていることを明らかにした報告書を発表しました。

報告書では、2021年1月20日から2023年3月31日の間に、500万人以上の不法滞在者と遭遇したことを強調しており、このうち、少なくとも2,464,424人は米国からの出国が確認されていないという。つまり米国内にとどまっている可能性が高い。また同期間中、米国土安全保障省(DHS)は少なくとも214万8738人の不法滞在者を米国内に釈放したとのこと。

ホントにバイデン政権は不法移民野放しだな。

New Data Reveal Biden Administration’s Failure to Remove Over 99% of Released Illegal Aliens, Fueling Border Crisis Concerns /Judiciary Committee

別の情報ですが、CBPによれば、2022年10月~今年8月までに、FBIのテロ監視リストにテロリストとして登録されている、あるいはそのような人物と関係があると判断された151人の非米国人を捕らえたという。

この151人という数字は、国境警備隊の99年の歴史の中で「年間最多」であり、これまでの記録であった2022年の98人、2021年の15人を上回るとか。

ジャーナリストのベン・バーグカム氏は、アリゾナ州の国境近くのルークビルで、かなりの数のシリア人とパキスタン人が不法入国している様子の動画を公開しました。

間違いなくテロリストが米国に到着している

トム・コットン上院議員は、「間違いなくテロリストがすでにアメリカに到着していることを意味する」と述べました。

上院刑事司法・テロ対策小委員会の委員長であるコットン議員は、9.11同時多発テロを引き合いに出し、

「2001年9月11日に3,000人近いアメリカ人を殺すのに必要だったのは、たった19人のアルカイダ工作員だった」と述べ、

「ジョー・バイデンが大統領に就任して以来、その何倍ものテロリストが南国境を通過している。彼の国境開放は、米国本土にとって最も深刻なテロの脅威である。」と語ったという。

バイデン政権が国境を開放したことによって、たくさんのブーメランが返ってきているということすね。

BLM、パレスチナを支持する声明

もう一つ米国内の懸念を書きます。

米国が本拠のBLM(ブラック・ライブズ・マター)の派生組織ブラック・ライブズ・マター・グラスルーツが、パレスチナとの連帯を表明する声明を発表して波紋を広げています。

BLMグラスルーツ(草の根)は、ブラック・ライブズ・マター・グローバル・ネットワーク財団に所属するブラック・ライブズ・マター運動団体だという。

この組織は、地元の草の根レベルの活動に焦点を当てた「BLMの公式支部の集まり」として機能しているとのこと。

声明によるとBLMグラスルーツは、パレスチナと連携し、アメリカからの脱植民地化を提唱しています。

BLMグラスルーツは、57年にわたる入植者の植民地主義とアパルトヘイトに抵抗しているパレスチナ人ファミリーと連帯します。黒人が自分たちのコミュニティで軍国主義と大量投獄を終わらせる闘いを続けているように、パレスチナでの抵抗は、世界最大の野外刑務所の門を取り壊す試みであると理解しよう。廃絶の理想に根ざした急進的な黒人組織として、私たちは黒人とパレスチナの人々の間に明確な類似点を見出す。

私たちもまた、監視され、人間性を奪われ、財産を差し押さえられ、家族を引き離され、同胞を犯罪者扱いされ、平気で虐殺され、大量に監禁され、抵抗すればテロリスト呼ばわりされることの意味を理解している。私たちもまた、私たちの同胞が脱植民地化された土地で自由に暮らせる世界を夢見ている。私たちのコミュニティを恐怖に陥れる国境、検問所、刑務所、警察、監視リストが崩れ去り、その灰から私たちが築く世界が、闘いの中で倒れた人々を称えるものでありますように。

またBLMのシカゴ支部は、ハマスが攻撃に使ったパラグライダーの画像を公開し、「パレスチナと共に立つ」というメッセージを添えました。もはやシカゴは極左の街になってますからね。

この元ツイートは反発を受けたため、現在削除されているようですが。

米国の大学でもパレスチナ支持運動

意外とパレスチナ支持は多いみたいです。

米国の大学の親パレスチナの学生団体「パレスチナの正義を求める学生の会(Students for Justice in Palestine)」が、イスラエルへの攻撃を支持しています。

この会は「パレスチナ解放」を求める学生運動を呼びかけ、抗議活動を行うよう求めました。

「彼らは我々を野蛮人、野蛮人、テロリストと呼ぶ」「すべての入植者は侵略者であり、兵士であり、占領者である」「これは、すべてのパレスチナ人のための動員の瞬間である。私たちはこの運動の一部として行動しなければならない。私たちの努力はすべて、現地のパレスチナ人の努力と抵抗を継続するものだ」などと訴えています。

https://first-heritage-foundation.s3.amazonaws.com/live_files/2023/10/DAY-OF-RESISTANCE-TOOLKIT.pdf

「私たちは、シオニズムを解体し、私たちの組織がキャンパスやコミュニティで持つ政治的な力を行使することによって、直接抵抗し続けなければならない」として、各支部に対し、デモを主催するよう求めました。

10月12日までに、少なくとも6つの支部がこのようなイベントを開催すると発表しているという――アリゾナ州立大学、アリゾナ大学、インディアナ州バトラー大学、ケンタッキー州ルイビル大学、ニューヨーク州ビンガムトン大学、バージニア大学など。

なお別の情報によると、ハーバード大学もこの運動を容認しているとか。米国の大学はどんどん左傾化しています。

こういうのを見ると、やはりこの中東問題はその歴史からしても根が深いというか、イスラエルの反撃ですぐに抑えられるようなものではない様に思えます。

13日の金曜日に『怒りの日』を放て!

10月11日、ハマスの元指導者であり創設メンバーであるハリド・マシャル氏が、イスラム教徒に対してメッセージを伝える動画が公開されました。

それによると、イスラム教徒に金曜日の蜂起を呼びかけています。果たしてそれはなんなのか。

  • 『アル・アクサの洪水の金曜日』
    来週の金曜日に、イスラム諸国と世界中のイスラム教徒のディアスポラの間で怒りを示すために、「シオニストとアメリカ大陸に怒りのメッセージを送ることになるだろう」
  • 『ファイナンシャル・ジハード』
    世界中のイスラム教徒に資金援助を求め、ガザの戦闘員の破壊を補償するために、寄付するよう求めた。
  • イスラエルによるガザへの軍事侵攻を止めるために、イスラム指導者やイスラム諸国からの政治的圧力を求めた。
  • 最も重要なこと:彼は世界中のすべてのイスラム教徒に、彼らの魂によってジハードを遂行すること、アル・アクサのために戦い、殉教者になることを求めた。
    ヨルダン、シリア、レバノン、エジプト(および他の国)に住むイスラム教徒は、国境に行き、それぞれの手段で入国するように。
    「今こそ、ジハードが理論だけでなく実践されるときだ」

動画を投稿した人物は、その後このハリド・マシャル氏のメッセージを分析しています。

  • 来週の金曜日(あるいはその前)、ヨーロッパ諸国と米国で、ユダヤ人および米国人を標的にしたテロ攻撃の可能性を予測する。
  • イスラム諸国でも西側諸国でも、暴力行為や破壊行為によって怒りを示すイスラム主義者が主導する抗議デモが起こると予測する。
  • 私は、イスラム諸国のいくつかで、アメリカ人やユダヤ人に対する攻撃の可能性を予測している。
  • 私は、ジハードを遂行するためにイスラエルの国境に現れる者はいないと予測している。

隣国ヨルダンの不気味な動き

一方イスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相は「ハマスの工作員は全員死ぬ。ハマスはISISだ」と述べ、闘志をむき出しにしています。


しかし、隣国ヨルダンから装甲車が国境に接近しているという報告があります。

ヨルダン川西岸のサマリア地方に住むイスラエル人によると、ヨルダンから装甲車が国境に近づいてきていると報告しています。

また、女性や子供たちがサマリアから避難してヨルダンに向かったとの情報もあり、差し迫った攻撃に対する懸念が高まっています。

こうした情報は『アル・アクサの洪水の金曜日』を裏付けているのか。

Israelis sound alarm as armored vehicles approach from Jordan and convoys of Muslim women, children evacuate Samaria /Frontline News

WEFが旧米軍基地を占拠か

最後に米国の不法移民について、興味深い情報を取り上げておきます。

中米パナマにある旧米軍基地が、世界経済フォーラム(WEF)によって占拠されてしまったとの報告があります。

これが意味することとは何か?

・・・WEFはできるだけ多くの移民を米国に送り込み、バイデンの国境開放を通じて米国に移民を不法入国させる作戦を実行しているというのです。

政治評論家のアン・ヴァンダースティール氏は、かつてのパナマ運河地帯に近いクレイトン砦の跡地である旧サウスコム基地を訪れたという。そこで見つけたのは、WEFがこの地域に入り、パナマ国旗と並んだWEFの旗でした。

「この旗が見えますか?
そう、パナマのクレイトン砦だった旧サウスコム(アメリカ南方司令部)基地の頭上に翻っている、世界経済フォーラムの旗だ。」

アメリカよ、よく見てください。

アメリカ政府は、ラテンアメリカの宝であるパナマを見捨てた。

米軍の施設は完全に荒廃しているか、グローバリストのサイコパスに占拠されている。
(中略)
ここはクレイトン砦として知られる旧サウスコム基地で、今日ではWEFが彼らの旗を掲げている。

我々は中国共産党とWEFにすべてを奪わせるつもりなのか?

送り込まれる移民の中にテロリストがいたとしたら・・・バイデン政権やディープステートは知っていて放置しているか、それとも計画している本人か。

グローバリストの計画は着々と進められているように見えます。

不法移民、パキスタン人を支持するBLM、同じく大学運動、不法移民を送り込んでいるかもしれない世界経済フォーラム・・・米国に9.11以来のテロの懸念はないのか。


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2023年4月1日
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