国連「肉を食べるな」
11月30日~12月12日にかけて、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイでCOP28(2023年国連気候変動会議)が開催されます。
となるとまた「気候変動は人類の危機であるー」とか「温室効果ガス削減だー」とか「肉をやめて昆虫を食えー」とかが始まるんですかね。グレタちゃんは出てくるのかな?
そんな中ブルームバーグによると、COP28で国連は「肉を食べるな」を勧告する予定だという。
それによると国連食糧農業機関(FAO)は、COP28で世界の食料システムの計画を発表する予定だそうで、食肉を過剰に消費している国々は摂取量を制限するよう勧告され、不足している発展途上国は畜産を改善する必要を迫られるという。
日本は神戸牛などブランド肉が世界に誇る産業の一つであり、それが外国人観光客に対する呼び物の一つになっている。そんな中で肉を制限しろというのは産業を衰退させろと言ってるようなものですが。
岸田首相はCOP28に参加するよう調整中とのことですが、はたして国内産業および国民の食生活を守ることが出来るのか?
バイデン大統領は欠席するみたいですが。
The world’s most-developed nations will be told to curb their excessive appetite for meat in new plan for food's climate transition https://t.co/49vcqjkKpS
— Bloomberg (@business) November 26, 2023
一部のエリート達による計画
今回のCOP28は、2022年のCOP27より2万5千人多い7万人以上が参加すると予想されています。
そしていつものようにこの会議では、「二酸化炭素(CO2)の排出量を削減し、化石燃料からグリーンエネルギーへの転換を加速させるための世界戦略」が話し合われます。
ブルームバーグの記事によれば、国連による「反食肉」アジェンダは、パリ協定に従って世界の気温上昇を1.5℃に抑えるためのCOP28計画の一部なんだとか。
こうして我々一般民のあずかり知らないところで、世界各国から集まった一部のエリート達によって計画が進められていきます。
以前も書いたように「肉を食うな、昆虫を食え」と主張している世界経済フォーラム(WEF)ですが、国連にせよWEFにせよ、選挙で選ばれたわけでもない単なる左翼グローバリストたちに、何の権利があってアジェンダなるものを押しつけられなければならないのか?
世界中の科学者1602人が、「気候変動危機など存在しない」と言っているにもかかわらず。↓
科学的に実証されていない
FAOのレポートによれば、食肉産業はメタンと窒素の排出によって地球を破壊すると主張しています。
→https://www.fao.org/3/cb3808en/cb3808en.pdf
しかしその指摘とは裏腹に、家畜の排ガスに関する科学的な結論は出ていないという。
たとえば、カリフォルニア大学リバーサイド校の研究者グループは今年、メタンが地球の大気中に熱を閉じ込め、冷却雲を作り出し、地球表面の温暖化の30%を相殺することを発見しました。
つまり、畜産は地球を冷却し、地球温暖化を打ち消している可能性があるということ。
→Surprise effect: Methane cools even as it heats /UC Riverside(驚きの効果:メタンは加熱しても冷却する)
このように、まだ科学的に実証されていないにもかかわらず、国連、FAOは食品業界に「変革」を起こすことを計画しているのです。
実に胡散臭い。
出席者自身がCO2を排出し、高級ホテルで贅沢
すでに書いたように今年のCOP28は出席者が多くなるため、これまでのどの国連気候変動サミットよりも二酸化炭素排出量が多くなりそうだと言われています。
CHART OF THE DAY: A **forecast** that blew my mind. More than 70,000 people are **expected** to show up at #COP28 in Dubai.
If confirmed (note **if**), that's double the previous record, and shows COP is now a business on its own, as much as a climate change conference. pic.twitter.com/7sCqHapmHd
— Javier Blas (@JavierBlas) November 24, 2023
例年、この会議の出席者たちは、CO2排出量削減の重要性を説きながら、プライベートジェットで往復し、「自分たちこそCO2をまき散らしているじゃないか」と批判を浴びるのが定番になっています。
しかも今年は、高級コンシェルジュ・サービスがすでに出席者のプライベートジェット機のチャーターを手配しているという。
またCOP28のウェブサイトによれば、UAE発着のチャーター飛行機に加え、多くのCOP28参加者は高級ホテルに宿泊し、「環境的に持続可能で、社会的責任があり、美味しく栄養価の高い飲食物」を利用できると書かれている。
オランダの農家、14日に1人が自殺
先ごろオランダの選挙で、ゲルト・ウィルダース氏率いる保守派の自由の党が第1党になりました。
左派メディアはウィルダース氏のことを、さかんに「極右だー」とレッテル貼りしています。そう言うあなた達こそ極左なのでは?
どっちにしても「選挙で勝った」ということはオランダ国民が選んだということであり、それまでの左派政権にノーが突きつけられたということです。
オーストラリア国民投票でも左派の憲法改正が大敗し、ニュージーランドでも保守新政権が誕生、アルゼンチンでも「アルゼンチンのトランプ」と呼ばれる保守派のハビエル・ミレイ氏が勝った。
オランダでは家畜から排出される窒素化合物を問題視し、左派政権が家畜を3分の1に削減すると言い出しました。オランダの畜産業はヨーロッパ最大級の規模で、牛、鶏、豚の飼育頭数は1億頭を超える主要産業にもかかわらず。
その結果どうなったか?――オランダの農家が、14日に1人の割合で自殺したという。生活を脅かされたためです。
Opinion by 💭Eric Abetz
Heavy emissions reduction targets put such pressure on Dutch farmers, it resulted in one suicide every 14 days.https://t.co/0Dh3yeNx0Q
— The Epoch Times Australia 🇦🇺 (@AuEpochTimes) November 24, 2023
左翼はホントにぶっ壊すことしか考えておらず、国民を守ることなどどうでもいいかのようです。だから国民から拒否され、選挙で負けるのに。
しかし国連や世界経済フォーラムのメンバーは選挙は関係ない。選挙で負けることがない。だからややこしい存在なのです。
以前書いたように、国連は未成年とのセックスを合法化しようともしている。↓
C40都市気候リーダーシップグループ
最後になりますが、「C40都市気候リーダーシップグループ」というのがあります。
ニューヨーク、ボストン、シカゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ワシントンDC、シアトルなどアメリカの14都市を含む、世界中の100近い都市がこの組織を構成しており、民主党の億万長者マイケル・ブルームバーグが代表を務め、資金を提供しているという。
日本では東京都と横浜市が加盟しています。
東京都民と横浜市民、知ってましたか?
この組織は2030年までに、
・肉の消費量→0kg
・乳製品の消費量→0kg
・1人当たりの新しい衣類→年間3着まで
・所有する自家用車→0台
・1人当たりの飛行機フライト→3年に1回(1500km未満)
とする目標を掲げています。
そして当然ながら世界経済フォーラムは、この「C40都市気候リーダーシップグループ」を宣伝し、バックアップしています。
ご存じでしたか?――知らないことは、もはや自分の首を絞めることに等しいのです。
「こういう情報はテンション下がるから見たくない」
「暗い話題は嫌い」
「気分が悪くなる話題は避けたい」
・・・わかりますよ。
ただみなさんがそう言ってる間に、エリート達は世の中をどんどん変えていくのです。
コオロギが食用って…なぜ?
取り組む企業が増え、SNSでも私たちの食べ物をどうするのか議論になっています
安全性は?国の支援は?法律は?コオロギをめぐる現状を追いましたhttps://t.co/gm3wwxMWps
— NHKニュース (@nhk_news) March 8, 2023
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