ロンドンで金・銀、リオで銀・銅
ベルギーの女子パラリンピック選手でメダリストのマリーケ・フェルフールト(Marieke Vervoort)氏が、10月22日に安楽死をしたという。
ベルギーのパラリンピックメダリスト、マリーケ・フェルフールトさんが22日、40歳で安楽死を選択した。フェルフールトさんはロンドン大会の陸上女子100メートル(車いす)での金メダルなど複数のメダルを獲得した。 pic.twitter.com/1rwEjA6jku
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) October 24, 2019
フェルフールト氏は車いす陸上選手(T52)で、2012年ロンドン・パラリンピックで金・銀メダル、2016年リオ・パラリンピックでは銀・銅メダルを獲得している。
【2012ロンドン・パラリンピック 女子100m T52決勝】
元々パラ・トライアスロン世界チャンピオン(2006・2007年)だったが、脊椎変性疾患の症状が悪化したため、車いす競技に転向したようだ。
2016年リオの後、競技からは引退していた。
反射性交感神経性ジストロフィー
彼女は14才の頃に「反射性交感神経性ジストロフィー」と診断されたという。非常に治療が難しい病気で、激しい痛みがあり、脚が麻痺して睡眠が困難になったとのこと。またてんかんの症状もあったようだ。
彼女はインタビューに対し「痛みがひどくて10分しか寝られない夜もあります」と告白しており、ものすごい量の鎮痛剤や精神安定剤が必要になったという。
ベルギーでは2002年から安楽死が合法化されているが、彼女は2008年に安楽死の申請をしていた。
2016年のリオデジャネイロ大会での記者会見では「(安楽死の)許可証がなければ自殺していた」「安楽死は殺人ではない。より長く生きるためのものだ」と訴え、タブーなき議論を呼び掛けていた。
【出典元】ベルギーの元パラ選手が安楽死/KYODO
2019年10月22日、医師の投薬を受けて亡くなったという。
マリーケ・フェルフールト氏のホロスコープ
乙女座にぽつんと土星があるのが気になるが、安楽死の選択に関係あるかも。
太陽は蠍座の天王星と180度だけど、実は射手座の海王星とも150度で、天秤座の冥王星も合わせるとYODになってしまう。これが生まれ持った身体的な負担を表してるのかもしれない。
その他にもこの図は、重度の病気、極端な死に方、突然の終了など、ちょっと穏やかでない暗示があったりするが。
反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)は現在も発症の仕組みがはっきり解明されていないようだが、そうした事もこの太陽が示しているような気がする。
R.I.P.
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