実質的な王族からの離脱
英ヘンリー王子の中途半端な引退表明に対し、英王室とエリザベス女王が公式な声明を発表した。
「意図的な監視など彼らが経験した試練を認識し、より独立した生活を望む意思を支持する」とエリザベス女王。ヘンリー王子とメーガン妃はイギリス王室メンバーから外れ、実質的に王族ではなくなります。https://t.co/tek5Lfn03W
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) January 19, 2020
英王室は18日、ヘンリー王子とメーガン妃が王室のメンバーから外れると発表した。2020年春以降は公務に就かず、王族への敬称である「ロイヤルハイネス」(殿下、妃殿下)の称号を失う。王室から独立したいとする夫妻の意向を、エリザベス女王が認めた。王位継承順位6位の王子が王族から抜けるという異例の事態となった。
王子の希望叶わず、突き放されたか
ヘンリー王子夫妻は1月8日にインスタグラムで
- 高位王族としての立場から退くこと
- 経済的に自立すること
- エリザベス女王へのサポートは続けること
- 今後はイギリスと北米を行き来し生活すること
などを表明していたが、このたびのエリザベス女王およびバッキンガム宮殿の声明により
- 「ロイヤルハイネス」の称号→失う(今後はサセックス公爵、公爵夫人)
- 公務→2020年春以降は行わない
- 王室助成金→受け取らない
- 警備費→?
- イギリスの住居の改修費240万ポンド(約3億4千万円)→返還する
これによって実質的な王室の一員としての立場を失うことになった。メディアは「ブレグジット(イギリスのEU離脱)」をもじって、メーガン妃とかけた「ハード・メグジット(強硬な王室離脱)」と皮肉っている。
ヘンリー王子「大変悲しく思っている」
ヘンリー王子は19日に、自身が支援する慈善団体のイベントでコメントを発表。
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私たちは、(国民の税金から支払われる)王室助成金を受け取ることなく、女王、そしてイギリス軍への奉仕を続けていくことを希望していましたが、残念ながらそれは叶いませんでした。私はすべてを受けて入れることにしました。なぜなら、(たとえ王室を離脱しても)私自身が変わることも、私の信念が変わることもないからです。この先に待っているであろう平穏な人生を手に入れるために、私にとってすべてである家族のもとを去ることを、少しでもご理解頂けたら幸いです。
なお今後は、税金や警護などさまざまな問題が出てくるという。
これまでの問題行動
これまでメーガン妃については、たびたび物議を醸してきた。
- 貴族でも令嬢でもそもそもイギリス人でもなく、さらに黒人とのミックスであること。
- 義理の兄は逮捕歴あり、義理の姉との確執、父との確執、それら含めて母以外とはほぼ絶縁
- バツイチ
- たびたびプライベートジェットを使う・贅沢なドレスなど浪費癖
- エリザベス女王の招待を無視して全米オープンのセリーナ・ウィリアムズの試合を単独で観戦
- 人前のハグ・キス・ポケットに手をいれる等、王室にあるまじき振る舞い
また夫婦揃っての行動にも問題も。
- 王室恒例のクリスマス行事不参加
- 長男アーチー君のお披露目をしない
- タブロイド紙を提訴などマスコミとの軋轢
- 2019年8月にMWX Trading Ltdという会社を立ち上げ「Sussex Royal」で100種類以上の商標登録、グッズ販売などを手掛ける。
- 英王室から半分引退を表明した1月8日はキャサリン妃の誕生日
まあ、王室の伝統や所属する組織の規範に則せないなら、独立するしかないかなと。
メーガン妃
4ハウスには冥王星があり、いかにも家庭的に変動がありそうだけど、いずれにせよ1981年の天秤座に木星・土星・冥王星がある世代なのでそこにポイントがある。
この月土星冥王星の天秤座4・5・6度の並びが、なかなかだなあと思ってて。サビアンの教材にうってつけだ。
この図は、ロイヤルファミリーといえど引かずに強気に自分の主張をしていくと思うし、1ハウスに獅子座5度の水星と11度の太陽だからね。
まあ個人天体が東側に集中してるし、西側に全然ない時点でお察しだけど。それと見方によっては相手をコントロールしようとするようなコミュニケーションも生来持った素質だよね。
野心と周囲の軋轢
起こっていることからもわかるように、今この図はけっこう周囲から圧力がきているけど、もともと野心が先立つタイプだし用意周到にやるので、会社立ち上げて商標登録なんかも、もしかしたらメーガン妃のアイデアかも知れない。
だって王室の次男坊でぬくぬくと育ってきたヘンリー王子に、そんな商売人のような海千山千の知恵が働くかは疑問なので。
さらにメーガン妃は引退宣言前に、会社の登記をカリフォルニア州から、タックスヘイブンと言われるデラウェア州に移しているという。
ただメーガン妃のホロスコープは、生まれ持って社会的に厳しいジャッジに晒される暗示はあるので、自分の強気な行動に対し、王室ファミリーやらマスコミやら一般民からさまざま受けてしまうのは仕方がないかなと思うけど。
エリザベス女王との相性も、けっこうお互い煽り煽られという感じで、平穏無事とは行きにくかったかもなあ・・・
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