中国・武漢市で発生
中国の湖北省武漢市で、ウィルス性肺炎の被害が広まっている。
被害が出ているのは武漢市にある鮮魚市場付近で、市場に出入りする関係者が中心だそう。現在少なくとも62人が感染し、8名が重症、2名が死亡している。死亡したのはいずれも60代男性で、そのうち1人は鮮魚市場でいつも商品の仕入れをしていたとのこと。
この鮮魚市場は武漢市にある「華南海鮮卸売市場」で、1月1日に閉鎖されたという。
日本では、武漢市へ渡航した30代男性に陽性反応が出ており、国内初患者になった。この男性は鮮魚市場には立ち寄っていないと言っているという。武漢に滞在していた1月3日から発症し、6日に帰国、10日より肺炎で入院していた。その後15日に退院している。
新型コロナウィルス
この肺炎は新種のコロナウィルスによるものと見られており、「2019年の新型コロナウイルス(2019-nCoV)」と命名されたとのこと。このウィルス配列は、中国国内に棲息するキクガシラコウモリから発見された「SARSウイルス」に一番近いという。
SARSコロナウイルスは2003年3月頃から流行し始め、香港を中心に8000名以上が感染し、37ヶ国で774人が死亡したという報告があるようだが、有効な治療法はまだ確立されていない。
SARSにはどのような治療法がありますか?
有効なSARSの治療法というのはまだ確立されていませんので、肺炎などの症状をとり、全身状態をよくするための対症療法が中心となります。症状がではじめた頃は、SARSとそれ以外の原因からの肺炎との区別をつけることは難しいため、まず、一般的な細菌性肺炎を考えた抗菌剤による治療が行われることになります。また、肺炎が重症になったときには、酸素が投与されたり、人工呼吸器がつかわれたりすることもあります。
SARSを予防するワクチンはありますか?
実用化されたワクチンはまだありません。ワクチンの研究・開発は行われていますが、使用されるようになる前には、動物を用いた試験など、その有効性や安全性について種々の検討を重ねる必要があります。
【出典元】同上
感染者1700人以上?
この公式発表に懐疑的な見解もあって、イギリスの研究者らが新型コロナウィルスの感染者は公式発表より千数百人以上多い、1,700人以上に上っている可能性を指摘しているという。
【新型肺炎】
英専門機関が、武漢市内の新型肺炎の感染者が1723人に上るとの試算を発表。武漢の空港利用者数やウイルスの潜伏期間などを基に推計したそうです。https://t.co/pKRzt0cnCY— 産経ニュース (@Sankei_news) January 19, 2020
しかし、国連の世界保健機関(WHO)などにも助言を行っている英インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)の感染症に関する研究センターの研究者らは、17日に発表した論文で、武漢市では1月12日時点で「合計1723人の患者」が感染しているとみていると明らかにした。
【出典元】中国の肺炎ウイルス、感染者は1700人以上か 英大推計 米国は空港での検疫強化/AFP(2020年1月18日付)
また武漢市以外でも、上海市1名・広東省深圳市2名の合わせて3名が感染の疑いがあると報じられた。
占星術的検証
この問題は、太陽が土星冥王星に近づいたタイミングで出てきているので、今後どうなるか。
ちなみに前回のSARS大流行の時、つまり2003年は双子座に土星があり射手座の冥王星とは180度の、いわゆる土星冥王星オポ時代。
ついでに記しておくと、AIDS(HIV)が流行し始めた1980年代前半は、天秤座に土星冥王星があった。
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