【悲報】MLBヒューストン・アストロズがサイン盗みで謝罪も、新たに炎上してしまう

サイン盗みで謝罪も、新たな火種

大問題になっていたメジャーリーグ(MLB)のサイン盗み問題で、ようやくヒューストン・アストロズが謝罪会見を行った。が、騒動が収まるどころか逆に火に油を注ぐ結果になっている。

オーナーの発言に批判

特に批判を浴びているのが球団オーナーのジム・クレイン氏。

だが、クレイン・オーナーは「私たちの見解では、これ(サイン盗み)が試合に影響したとは思わない。アストロズはいいチームだった。だから(17年の)ワールドシリーズで優勝したのだ」と、反省や謝罪どころか、まさかの自爆発言。全米のメディアを巻き込んで新たな批判の声が起きて波紋を広げた。

【出典元】サイン盗みアストロズ・オーナーの”自爆発言”巡り全米騒然。ヤ軍チャップマンも「賛同できない」と批判と怒り/Yahoo!ニュース

さらに解雇されたA.Jヒンチ監督に責任を押し付け、自らは責任逃れの主張をしたという。

”ジム・クレイン氏「我々の主張は、これは試合には影響を与えなかったということだ。」

55秒後「試合に影響を与えなかったなんて言ってない」”

元ロッテボルシンガー選手がアストロズを提訴

このサイン盗み問題に関しては、2018~19年に千葉ロッテマリーンズに在籍していたマイク・ボルシンガー選手がアストロズを提訴するまでに波及している。

ボルシンガー選手がMLBのトロント・ブルージェイズに在籍していた2017年、8月4日のアストロズ戦に登板した際に、1つのアウトしか取れずに4失点を浴び、翌日に戦力外(3Aに降格)になっている。この試合でアストロズはゴミ箱を叩く「サイン盗み」を54回も行っていたことが確認されているという。

以後、ボルシンガー選手はメジャーでプレーすることができず、家族を養うために日本の千葉ロッテに入団を決意したようだ。千葉ロッテでは2018年シーズンに13勝2敗を上げて「ボル神ガー」などと呼ばれたが、2019年シーズンは4勝6敗と振るわず戦力外になっている。

ボルシンガー選手はアストロズの不正によってキャリアを傷つけられたとして、ロサンゼルス郡裁判所に提訴した。アストロズがこの年ワールドチャンピオンになったことで獲得した分配金約3100万ドル(約34億1000万円)を求めているが、この34億円は自分のためでなく、子供達の慈善活動への寄金や、引退後の選手のための基金にすることを求めているという。

ジム・クレインオーナー

以前にも書いたが、クレイン氏は2011年にヒューストン・アストロズを6億8千万ドル(現在のレートで約746億円)で買収している。

ホロスコープは現在かなり荒れているので、今後の展開が注目される。

ジム・クレイン氏

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