米新規雇用：予想100万人→実際26万人
レブロンの風刺動画をアップしたことで処分を受けた、シルベスター警官のクラウドファンディングが51万ドルを超えました。
と思ったら本を書くことになったようです。分裂ですねー。
さて5月7日に米国労働省が発表した月例労働評価によると、2021年4月度の米国の新規雇用者数（非農業部門）が266,000人に留まり、エコノミスト達の予想100万人を大きく下回る結果になっております。失業率も6.1％に上昇したようです。
2月度の雇用者数は予想より68,000人の上方修正となりましたが、3月度は予想916,000人→実際770,000人と、146,000人下方修正されております。
BREAKING: The U.S. added just 266k jobs in April, way under the nearly 1 million that economists expected as the unemployment rate ticked *up* to 6.1%. https://t.co/BjLqZN5Llk
— Axios (@axios) May 7, 2021
各メディアの見出し
- Fast Company（ビジネス誌）：「申し訳ありませんが、本日の雇用統計は最悪でした。知っておくべきこと」
- ニューヨークタイムズ：「労働統計、景気はなかった」
- ワシントンポスト：「4月の雇用者数はわずか26万6,000人、予想を大幅に下回り、経済の回復は困難に」
- FOXビジネス：「4月の米国の雇用は予想を大幅に下回り、わずか266,000人の新規雇用だった」
- CNNビジネス：「大きな失望。米国の4月の雇用者数は予想を大幅に下回る」
- Axios：「米国の4月の雇用者数は266,000人で、予想を大きく下回る」
- MSNBC：「4月の雇用成長は鈍化し、バイデン政策をめぐる議論は揺らぐ」
- Newsweek：「ジョーバイデンの4月の求人統計は大統領就任後の最大のミス 」
まあバイデン政権は就任以来、パイプラインの建設中止とか国境の壁建設中止とか、具体的な仕事が無くなるような政策ばかりやっている印象です。これらは実際の建設スタッフだけじゃなく、それに付随する建材・製造・サービス・物流・警備・宿泊業などへの影響は計り知れません。当然の結果かもしれないです。
また米国商工会議所は「失望的だ。働かない人にお金を払っている（給付金）ことが、雇用に水を差している」と言っています。
バイデン大統領「わははは」
これに対してバイデン大統領は「正しい方向に向かっている」「思ったよりも早く進んでいる」と述べたようです。意味がわからないです。
しかし共和党全国委員会のRNC Researchはある瞬間を捉え、ツイッターに流しています。
Joe Biden laughs as April jobs report shows increased unemployment rate pic.twitter.com/8tlnIdAtIf
— RNC Research (@RNCResearch) May 7, 2021
この状況について、バイデン大統領は笑いながら答えてます。
「今日のコメンテーターの話を聞いてると（わははw）・・・あなた達は、我々が失望するべきだと思うかもしれない。しかし」
これに続いてバイデン氏は「米国救済プランは、60日でなく1年をかけて我々を救援するために作られたものだと言うことを皆さんに伝えたい。1年だ。」と言っていたようです。
つまり1ヶ月や2ヶ月でゴタゴタ言うな、ということでしょうか。
まあ現在の天体配置では、米国に限らず景気の状況は望めないかもしれません。今後に期待したいと思います。
ではこの辺で失礼します。
※当ブログでは主流メディアでなかなか報じられず、検索されない情報を取り上げています。ぜひブックマークなどをご利用ください。またあなたの大切な人や、教えたい人にお知らせ・共有してください。
詳しくは→こちら
