富豪粛清?ここのところ気になる中国情勢――ホロスコープから感じる空気とは

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行方不明になっていた中国の女優ファン・ビンビン氏の消息がようやく判明した。やはり脱税に関しての取り調べを受けていたようだ。ファン・ビンビン氏は自身のSNSで反省の意を表し、追徴課税や罰金を含む合計8億8000万元(約146億円)の支払いに応じるという。

次々に降りかかる富豪への風当たり

  • ファン・ビンビン氏はその支払のため、40軒以上ものアパート・マンションの売却を開始したと報じられている。この事件に付随して、中国の芸能界では激震が走っているみたいだ。というのも、芸能人の出演料が大幅に値下がる動きがあるという。すでに主要な制作会社などから高額な出演料を拒否する声明が出され、その動きは広まりつつあるとのこと。
  • それとは別な話だが、先ごろICPO(国際刑事警察機構)の総裁、孟宏偉(Meng Hongwei)氏が、母国である中国で行方不明になった事がニュースになった。孟氏は9月下旬に、ICPOの本部があるフランスのリヨンから中国に向かったのを最後に姿が確認されておらず、孟氏の妻が通報したというのが波紋を呼んでいた。

    しかし10月7日にICPOが、孟氏から辞意の表明を受けたと発表した。なにやら違法行為の疑いがあるとして取り調べを受けているという。行方不明になった頃から、孟氏には何らか疑いがあり中国当局に身柄を拘束されているのでは?という情報は流れていたようだが、やはり汚職絡みなのか?

  • 昨年2017年2月には中国の大富豪・肖建華(Xiao Jianhua)氏が失踪したとの報道があってから久しい。肖氏は当時、香港の高級ホテル・フォーシーズンズで何人ものボディーガードに警護されて滞在していたにも関わらず、中国当局から連れ去られたと報じられていた。それから1年半以上経った現在でも、肖氏の行方はハッキリしていないらしいが、一説によると当局に協力し、その莫大な資産を売却するプロセスにあるという。そのため数年かかるのではないか、とも言われている。
  • 日本でもおなじみの世界的大富豪=アリババグループの創始者でありソフトバンクの役員も務める馬雲(Jack Ma/ジャック・マー)氏が先ごろ、2019年に引退し、教育に戻るという宣言をした。もともと馬氏は教師からビジネスに転身した人だったが、あまりに唐突な引退宣言に、さまざまな憶測が駆け巡った。その中で、ここのところの中国の富豪粛清とも言える動きから逃れるため、先手を打ったのではないか、と見る向きもあるようだ。

中国は焦っているのか?

中国は習近平政権が「トラもハエもまとめて叩く」というスローガンのもとに、腐敗撲滅に走ってきた経緯がある。それがここのところ加速して、富裕層への風当たりがどんどん強まっているようにも感じる。一方で、こうも強引な手法が取り沙汰されるのは、もしかしたら中国は焦っているのでは?と疑念が生じないでもない。富裕層から取れるだけ取ってやろうという方向に走っているのか?

以前このブログで、ファン・ビンビン氏の行方不明の記事を書いたときに、文末に「余談だけど、最近、個人的に中国が気になっている。」と書いた。これは実際に、最近の中国のホロスコープ状況から感じていたことである。
中国女優ファン・ビンビンが行方不明?――脱税疑惑による監視下か

そこでも書いたが、ここのところの中国はアメリカのトランプ政権との貿易問題がどんどん大きくなっていて、長期化を予想する向きも多い。しかしこの「米中貿易戦争」と言われる覇権争いは、今のところアメリカに分があるのは明らかだ。というのもトランプ政権は先ごろ、中国との全面対決の姿勢を打ち出しており、それによって風当たりはますます厳しいものになっている。これが近い将来の中国経済に影響を与える可能性は否定できない。

そしてホロスコープから匂ってくる中国の情勢は、今後さらにエスカレートするので、ますます気になるのである。

習近平氏の動向も気になる

習近平氏:出生ホロスコープ

習近平氏:出生ホロスコープ

それとともに、習近平国家主席のホロスコープも気になっている。習氏の1952~53年生まれ世代というのは、朴槿恵氏や小池百合子都知事と同世代で、良くも悪くも騒動が大きくなる世代だ。

近い将来に習氏のホロスコープは、より一層ハードな状態になるため、すなわち中国情勢にも影響すると思うので、中国そのものと共にその成り行きを注目している。

ちなみにwikipediaでは、暫定的だが「米中貿易戦争 (2018年)」というページができているが、今後このページがどのように伸びていくのだろうか。
【出典元】米中貿易戦争 (2018年)/wikipedia