【ロシアゲート】ダーラム特別検察官がヒラリー氏の元弁護士を大陪審に起訴――嘘の疑いで

また出たか?必殺技

本題に入る前に、まずカリフォルニア州で行われたギャビン・ニューサム知事のリコール投票。

TV中継中に賛成が突然35万票以上減ったらしいです。
もはや隠さないんですね(笑)

どこの○○主義国家かなと。
私は常々アメリカは今後変革の時期だと書いてきましたが、どうやら興味深い方向に向かっているようです。将来、日本への影響必至でしょうかねえ?

トランプ氏とロシアの関係を主張した弁護士が起訴される

さて、昨日お伝えしたロシアゲートを調査しているジョン・ダーラム特別検察官の動きについて、アップデートがありました。

【ロシアゲート/オバマゲート】ジョン・ダーラム特別検察官、とうとう動き出したか?

2021年9月16日

たしかにダーラム特別検察官は、マイケル・サスマン弁護士を連邦大陪審に起訴したようです。

起訴されたサスマン弁護士は、サイバーセキュリティを専門とする弁護士とのこと。もともと民主党とつながりの深い弁護士事務所パーキンス・コイエに所属していたようで、昨日書いたロシアゲートにおけるトランプ元大統領とロシアの関係を調べていたと言われています。

ヒラリー陣営との関係を隠していた容疑

サスマン弁護士は、トランプ氏がニューヨーク5番街にあるトランプタワーに秘密のサーバーを設置し、ロシアのアルファ銀行と通信していた記録があると主張しました。アルファ銀行はプーチン大統領と関係があるようです。

サスマン弁護士はこれを当時のFBIの顧問弁護士ジム・ベイカー氏に報告し、トランプ氏とプーチン大統領の裏の関係を調査し始めたとのことです。

このときの供述に虚偽の疑いがあるとして、今回ダーラム特別検察官が起訴に踏み切ったようです。

サスマン弁護士はこの件について、いかなるクライアントからも依頼されていないと話していましたが、検察側はサスマン弁護士はヒラリー・クリントンの大統領選挙キャンペーンのために働いていた事実を隠していた、と主張しています。

実際、この調査のために行われた専門家との打ち合わせ費・ジャーナリストとの会合費などが、クリントン陣営に請求されていた記録があるようです。

トランプ氏とロシアに関係はあったのか?

2016年の大統領選挙直前の米現地2016年10月31日に、ヒラリー・クリントン氏は以下のようにツイートしています。

トランプが、ロシアとの関係について重要な質問に答えるときがきました。

(ちなみにこのツイートのリンク先は、この疑惑を取り上げた極左サイトSLATEの記事です)

問題は、実際にトランプ氏の秘密サーバーとアルファ銀行との間で通信があったのか?ということです。

FBIがこれを調査したところ、何も問題がなかったとの判断が出ました。つまりでっち上げられたものだった、ということかと。

上に書いたリコール投票の不思議といい、米民主党はこんな話ばかりだなという個人的な印象です。さすがホロスコープは物語る。

最後に

サスマン弁護士は木曜日に起訴された後、この裁判に専念するために弁護士事務所を辞めたようです。代理人も裁判で争うとしています。

今後これがロシアゲート/オバマゲートにどのような進展をもたらすのか、まだなんとも言えない気がします。

ダーラム特別検察官にしても今後の動きもわからないですね。トカゲの尻尾だけ処理したとしても本丸にツッコんで行くのか行かないのか、やはり成り行きを見ていくしかないかなと。

ではこの辺で失礼します。


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