【アフガニスタン】ドローン攻撃、米国が誤爆を認めて謝罪「恐るべき過ち」「ISISとは全くの無関係」

米国が誤爆を認めて謝罪

以前取り上げた、米国がISIS-Kのテロ関係者とみられる人物をドローン攻撃によって殺害した件で、米国が誤爆を認めました。

この攻撃で殺害されたのはISIS関係者ではなく、米国のNGO団体に勤める民間人ではないかとニューヨークタイムズ等がスッパ抜いていたのですが、その後の調査の結果、米国防総省は誤爆を認めて謝罪しています。

【人違い殺人?】米軍ドローンによって殺害されたテロ容疑者、実は米国の協力者だった?――NYTがファクトチェック

2021年9月11日

8時間も追跡

現地2021年8月26日にアフガニスタン・カブールの国際空港付近で、ISIS-Kと見られるテロリストによる自爆テロが起き、米国兵13名を含む100人以上が死亡しました。

バイデン大統領は会見で「我々はあなたを追い詰めて、代償を払わせる」と述べ、報復攻撃を示唆しました。

米国の情報機関は『白いトヨタ・カローラ』が米軍に攻撃を仕掛けるとの情報を入手したとのこと。8月29日の朝、カブールの市内で白のカローラを見つけた米軍は、この車を8時間にわたってドローンで追跡したといいます。

そしてカブールの空港から数マイル離れた地点で、攻撃を決定しました。

米国は当初、この決定は「妥当で確実性」に基づいた真摯な信念によって行われた、と述べています。

「恐るべき過ち」「ISISとは全くの無関係」

しかし米軍のドローン攻撃のターゲットになったのは、米国に本部があるNGO団体「NEI」に14年間勤務する43才の電気技師ゼマリ・アフマディ氏が運転する車でした。

米軍中央司令部の責任者フランク・マッケンジー海兵隊大将は「あの攻撃で、7人の子供を含む10人の民間人が悲劇的に亡くなった」と述べました。「さらに、この車両と死亡した人たちがISIS-Kと関係があったり、米軍にとって直接的な脅威だった可能性は低いと考えています」

またロイド・オースティン国防長官は声明の中で「恐るべき過ち」だったとし、この車の運転手とISISの間には何ら関係がなく、この日のアフマディ氏の行動は「まったくの潔白で、我々が信じていた差し迫った脅威とは全然無関係だった」と述べました。

水のタンクを爆弾と勘違いか

アフマディ氏は午前9時35分頃にNEIの現地事務所に到着した後、同僚と共にタリバンが支配する警察署に行き、避難民に食糧を配給する許可を求めに行ったようです。

午後2時頃に事務所に戻り、タンクに水を汲んでいた映像が監視カメラに残っていたとのこと。アフマディ氏の家の付近の水道が断水したため、家族のために水を汲んで持ち帰るつもりだったようです。

一方米軍のドローンは、アフマディ氏が荷物を積んでいるのを確認(攻撃用のものだと勘違い)し、追跡しました。

目撃者によるとアフマディ氏が家に着いたとき、子供や親戚たちが駆け寄ってきて挨拶をしようとしたといいます。

その瞬間、ドローンからヘルファイアミサイルが発車され、車が吹っ飛びました。

亡くなった人たち

亡くなった10人の中には、7人の子供が含まれていました。

アフマディ氏と、その子供ザミール氏(20)、ファイサル氏(16)、ファルザド氏(10)

アフマディ氏のいとこナゼル氏(30)、甥アーウィン氏(7)、ベニヤミン氏(6)、ハヤット氏(2)

そして3才の女の子2人=マリカちゃんとソマヤちゃんです。

女の子もかわいいけど、男の子がイケメンでしたね。
R.I.P.

バイデン政権、持ってない?

まあ完全なる失態でしょう。

この誤爆もそうですが、ワクチンブースターもFDAの諮問委員会が却下し、フランスとも潜水艦の販売で一悶着起きていいます。

そんなわけでいまバイデン政権は風当たりが強い状況です。

アフガニスタンの米軍撤退で支持率が落ちましたし、言い方はあれですが「持ってない」といわざるを得ないのかなと。

ではこの辺で失礼します。


※当ブログでは主流メディアでなかなか報じられず、検索されない情報を取り上げています。ぜひブックマークなどをご利用ください。またあなたの大切な人や、教えたい人にお知らせ・共有してください。

ホロスコープ・実例サンプルリーディング動画

2023年4月1日
※山羊座時代から水瓶座時代へと変わる過渡期です。今後、世の中の流れが変わっていきます。 そんな中で自分のホロスコープはどうなのか、鑑定・ご相談など受け賜っております。
詳しくは→こちら