英銀行バークレイズCEOとエプスタインとの1,200通のメールのやり取りの中で「白雪姫」というフレーズが注目

Department of Justice, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で

エプスタインと1,200通のメールやり取りをしていた

先ごろ取り上げたイギリスの大手銀行バークレイズのジェス・ステイリーCEOが辞任を発表した件で、新たな情報が出ています。

ステイリーCEOはJPモルガンにいた時代に、性犯罪者で獄中で亡くなったジェフリー・エプスタインのプライベートバンカーだったといわれていますが、付き合いのあった4年間で1,200通もの電子メールをやり取りしていたとファイナンシャルタイムズが報じています。

4年間で1,200通ですから1年あたりにすると300通ほどで、ビジネス上の濃い関係であればあり得るかなという感じですが、その中で一つのフレーズが注目されています。

「白雪姫」というフレーズが注目

2人は2008~2012年にかけてのメールのやり取りで、ニュース記事について語り合ったり、飲みの約束をしたりしていて親密な関係を表していたようです。

これはJPモルガンが米国の当局に提供したメールのキャッシュから明らかになったもので、ステイリー氏とエプスタインの関係が純粋にビジネス上のものだったかどうかをイギリスの当局が調査しており、その予備結果がステイリー氏がバークレイズのCEOを辞任する引き金になったとしています。

問題になったのは「snow white」(=白雪姫)というフレーズで、当局はこのワードに注目しました。2通のメールで使われていたといいます。

ただ金融行動監視機構(FCA)も健全性規制機構(PRA)も、このフレーズが何を意味するのかに関して最終的な結論は出していません。

ステイリー氏の代理人弁護士はこれについて「我々のクライアントはエプスタインが犯したとされる犯罪のいずれにも関与しておらず、ステイシー氏とエプスタインのコミュニケーションの中でも、ステイシー氏がコードワードを使用したことはない事をハッキリさせたいと思います」と述べています。

エプスタイン島に行っていた

ステイリー氏は2013年にJPモルガンを退社し、2015年にバークレイズに入社する前にエプスタインのプライベート島に行っているといい、また娘の一人が受験の際にエプスタインに指導を受けていたようです。

ステイリー氏は島に行った後はエプスタインと一切連絡を取っていないと主張し、この調査結果に異議を唱えています。

まあ「白雪姫」にどういう隠された意味があるのかわかりませんが、イメージ的にはとりあえず若い女性が浮かびます。しかも王妃にいじめられるんではないでしたっけ。

さらにいえば、大の大人がしかもメガバンクの社員が白雪姫というワードを使う違和感ですね。ことエプスタインの調査において、このワードは注目されて当然でしょうという印象です。

いずれにしろ最終的な結論はまだですし、もしステイシー氏に不利な結果となっても法廷に訴えることが出来るため、長くかかる可能性があるとしています。

ではこの辺で失礼します。

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2021年11月6日