CNNが看板キャスターのクリス・クオモを解雇、兄アンドリューのスキャンダル対策に関与

CNNがクリス・クオモ氏を解雇

18才以下に10万円支給、半分は現金で半分はクーポン、クーポンの経費に別途967億円――これ全部税金です。自○党に投票した人はいかがお思いでしょうか。投票に行かなかった人は文句も言えませんね。

さて、またまたお久しぶりのクオモウォッチャーです。

CNNが、看板キャスターのクリス・クオモ氏を解雇しました。

クリス氏は、先ごろ無期限停職処分になっていたばかりでした。

CNNの声明

クリス・クオモは、兄への弁護の関与が明らかになった新しい情報を調査するため、今週初めに停職処分を受けました。
我々は信頼する法律事務所に調査を依頼し、直ちに彼を解雇としました。その過程で、追加情報が明らかになりました。

なお追加情報が何なのかについては明らかにされていません。

クリス・クオモ氏はCNNで「クオモ・プライムタイム」という冠報道番組を持っていました。仮にもメジャーなニュースネットワーク局で、自身の名前が入った番組を持つというのがいかに彼がスターアンカーだったかがわかるかと思います。

兄のスキャンダル対策に協力

クリス氏は今年5月、兄アンドリュー氏のセクハラ騒動に関して、メディアの一員ながら兄の対策会議に参加していたとワシントンポストに報じられました。これにはニュースを伝える役目であるメディアとしての倫理に問題があるという声が多数ありましたが、このときCNNは「不適切だった」としながらも、何ら処分を科しませんでした。

『大炎上』クオモ知事の弟クリス・クオモ、CNNキャスターでありながら兄の会議に参加していた

2021年5月21日

しかし米現地11月29日、兄アンドリュー氏のセクハラ問題を調査しているニューヨーク州司法長官が、弟クリス氏が兄を助けるために兄の補佐官メリッサ・メローザ氏に積極的に連絡を取っていた明白な証拠を公表しました。

クリス氏はメディアの立場を利用し、関係者や情報提供者達に接触し、それをメディアとして報じるのではなく兄サイドに情報提供していたのです。

デローザ氏「ポリティコの情報によると、明日さらに1~2人(セクハラ告発者が)出てくるようです。情報源を当たってくれませんか?」

クリス氏「了解」

さらに、声明文の草案なども提案していました。

このことが明らかになったたため、CNNはクリス氏を無期限停職にし、その後新情報が出たとして解雇したのです。

華麗なるクオモ家

繰り返しになりますがクリス・クオモ氏は、セクハラ疑惑で辞任した元ニューヨーク州知事アンドリュー・クオモ氏の実弟です。

クオモ兄弟の父親マリオ・クオモ氏は元野球選手でしたが、怪我で引退を余儀なくされました。

野球を諦めたマリオ氏はセントジョーンズ大学に戻り法学位を取得、法律事務所に勤務した後、ニューヨーク州務長官になっています。その後ニューヨーク市長選挙に出馬するものの、僅差で負けました。

その後NY州副知事に選出された後、州知事選に出馬し当選しました。息子のアンドリュー氏も父の後を追って州知事になりました。

つまりクオモ家は親子でニューヨーク州知事を務めた華麗なる名家であります。ちなみにアンドリュー氏の元妻はロバート・F・ケネディ氏の娘ケリー・ケネディ氏という、こちらも名家同士の結びつきでした。

クリス・クオモ氏「失望した」

クリス氏は4日に声明を出し、「失望」だと述べました。

このような形でCNNでの時間を終わりたくありませんが、私がなぜ、どのように兄を助けたかについてはすでに話しました。

これについては失望しましたが、クオモ・プライムタイムのチームにおいて、最も競争の激しい時間帯でCNNのナンバー1の番組としてやってきた仕事をこれ以上なく誇りに思っています。彼らには感謝しており、本当に重要な仕事をしてくれたスペシャルな人たちの集まりを失うのは寂しい事です。

兄のセクハラスキャンダルが初期だった3月頃、クオモ氏は自身の番組で「兄のスキャンダルは報道しない」と明言していました。それは「兄だから」という理由でした。

一方で、兄弟という特権を利用してアンドリュー氏にインタビューなどを行っていました。スキャンダルが明るみに出る前、アンドリュー氏は「理想のリーダー」「危機の王様」などとメディアから持ち上げられていたので、インタビューが殺到していたのでは。

こうしたことにも、ジャーナリストとしての倫理適性に疑問の声が上がっていました。

CNNの責任

まあホロスコープ的にもいかにも渋い感じですが、都合よく兄弟を利用し、また都合よく特権を使ってというのでは、ホロスコープ以前の問題ですが。

いずれにしてもやりたいようにやってきたことがバレて始末されただけなので、擁護のしようもなしというところかと。

ただ、こうなるまで放っておいたCNNにも責任の一端はあるのでは。CNNは相変わらず視聴者数も低迷しているようですし、これでまた信頼性の低迷につながってしまいますね。

まあなんにせよ、またしても私がしつこく追ってきたテーマがこのようなことになってます。

ではこの辺で失礼します。