イーロン・マスク、ツイッター社買収から撤退を表明――ツイッター社は法的措置の意向

イーロン・マスク、ツイッター買収を打ち切りへ

イーロン・マスク氏がツイッター社買収を打ち切る意向を示しました。

米現地7月8日、マスク氏はツイッター取締役会に買収打ち切りの手紙を送ったようです。

証券取引委員会(SEC)に送られた書簡の中でマスク氏は、ツイッター社がBotやスパムアカウントについて嘘をつき、要求した書類を提供しなかったと非難しているとのこと。

「この情報はツイッターのビジネスと財務実績の基礎であり、マスク氏の買収を完了させるために必要である。ツイッターはこの情報を提供せず、拒否している。」

ツイッター社は法的措置を示唆

これに対し、ツイッター取締役会の議長ブレット・テイラー氏は法的措置をとる意向を表明しています。

「ツイッター取締役会は、マスク氏と合意した価格と条件で取引を完了させることを約束しており、合併契約を完了するために法的措置をとる予定です。我々はデラウェア州裁判所で勝訴することを確信している。」

最初ツイッター社は買収に抵抗していたんですけどね。

まだわからない

マスク氏によるツイッター買収は混沌としてきました。

事前の契約では、マスク氏が買収から手を引いた場合は10億ドルを支払う事になっていましたが、今回の場合はツイッター側が要求に応じなかったというマスク氏側の主張なので、どうなるのか今後の展開が注目されます。

ちなみに週末、マスク氏の撤退表明により同社の株価が下落し、1株36.81ドルになっています。

マスク氏は総額440億ドル(1株54.20ドル)で買収するとしていました。

ツイッター社危機の可能性も

なおマスク氏の主張が事実として認められた場合、最悪の場合ツイッター社は会社存続の危機があるという。

というのもSECへ虚偽の報告をするのは御法度で、もしマスク氏が言うようにツイッター社がボットやスパムを正確に報告していなかったとしたら、すなわち投資家を騙したということになるので、重大な問題になる可能性があるようです。

いっそのこと買収の金使って新しいSNS作った方がいいかも、とか思っちゃいますけど。