ハンター・バイデンのラップトップ調査を禁じたティボー特別捜査官、FBIを去ったか?

FBI特別捜査官が辞職?

FBIに、新たな展開があったようです。

先週末、ティモシー・ティボー特別捜査官が辞職したと複数のメディアが報じています。

ティボー特別捜査官については以前取り上げましたが、内部告発者のリークがあり、ハンター・バイデンのラップトップの捜査を打ち切った人物とされていました。

【爆弾リーク】FBI内部告発――ハンター・バイデンのラップトップを偽物とすることで捜査打ち切りを画策

2022年7月27日

ティボー特別捜査官は連邦法やFBIのガイドラインに違反した可能性が指摘されていました。

また過去にSNSでトランプ氏を批判する投稿をしており、公務員の政治活動を禁止するハッチ法に抵触している可能性も指摘されています。

まあ特権のある司法捜査官に自分の政治イデオロギーで仕事されたらたまったもんじゃないですけどね。三権分立どこ行った?って話なので。そういえばどっか国の警察トップも辞任するんでしたっけ。知らんけど。

ハンター・バイデンのラップトップ調査を封じた

ワシントンタイムズによると、米現地8月26日にティボー特別捜査官が数名に付き添われてFBIワシントン支局のエレベーターから出るところを目撃されています。目撃証言によると、連れていた数名は「本部っぽいタイプ」だったという。

ティボー氏はリーク情報の疑いによりここ1ヶ月は休職していたとのこと。

この内部リークは共和党のチャック・グラスリー議員の下に届いています。それによると、ティボー特別捜査官は2020年大統領選挙の少なくとも1ヶ月前まで、ハンター・バイデンの調査を潰そうとしていたという。

この情報によりグラスリー議員は、クリストファー・レイFBI長官とメリック・ガーランド司法長官に書簡を送っています。

ガーランド司法長官とレイ長官、シンプルに言って、私が多くの内部告発者から受け取った申立てによれば、あなた方は組織的かつ実存的な問題を組織内に抱えています。

トランプ「マー・ア・ラゴの家宅捜索をさせた人物」

トランプ氏はティボー特別捜査官について「マー・ア・ラゴの家宅捜索をさせた人物」だと主張しています。

FBI本部から強制退去させられ解雇された捜査官は、FBIにマー・ア・ラゴの家宅捜索をさせた人物で、世界を「刺激」し、FBIと司法省に対して、おそらく我が国ではかつてなかったような怒りと敵意を抱かせた人物である。

前代未聞で不必要なマー・ア・ラゴの家宅捜索と侵入を担当した「特別捜査官」は、そもそも第45代大統領に対する捜査開始のFBI承認を得るために証拠の党派性を隠し、国民とメディアから「地獄からのラップトップ」、2020年大統領選挙詐欺、その他多くのことを隠し、抑制したことにも関与していたのです!

FBIに関しては最近、Facebook(現Meta)のマーク・ザッカーバーグCEOがハンター・バイデンのラップトップ報道を検閲したことに関して「FBIから圧力があった」と暴露していますし(FBIは反論)、いろいろな問題がめくれています。

いまのところFBIやティボー氏本人からのコメントは報じられておらず、自ら去ったのか、退任させられたのか、ただの配置転換なのか確実な情報はないようです。


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