ファイザーワクチンが血液凝固に関係
FDA(米食品医薬品局)が、ファイザー社のワクチンが高齢者の血液凝固に関連すると報告しました。12月1日に「Vaccine」誌で発表されています。
報告書はこちらで見ることが出来ます。
FDAの研究者は、このワクチンが高齢者の肺塞栓症に関連していることを発見しました。肺塞栓症とは、肺の中で血液が凝固し、死に至ることもある重篤な疾患だという。
米国の高齢者のデータベースからデータを分析した結果、統計的シグナルの最初のしきい値を満たす証拠を発見しています。
ピーター・マッカロー医学博士のツイート↓
市場投入以来2年間、私の臨床現場での血栓の爆発的な増加。初期の臨床試験から発表された文献に至るまで、そのシグナルは非常に明瞭です。
製品を市場から撤退させる強い根拠だ。
Explosion of blood clots in my clinical practice over the past two years since their market launch. From the early trials to the published literature, the signal is very clear. Strong rationale to pull products from market. @DrAseemMalhotra @EpochTimes https://t.co/v8cNxfVmTn
— Peter A. McCullough, MD, MPH™ (@P_McCulloughMD) December 17, 2022
ほかに3つのリスクも
FDAの研究者は、メディケア&メディケイドサービスセンター(CMS)のデータを分析しました。データによると、2020年12月11日~2022年1月15日までの期間にワクチン接種を受けた人は約1700万人(3,400万回)だったという。
この研究では、65才以上のワクチン接種によって肺塞栓症や肺の血液凝固などの有害事象のリスクが高まるかどうかを確認しています。
初期の研究結果では肺塞栓症のほかに、心臓への酸素供給不足、血小板障害、血管内凝固などの4つの事象のリスク増加が検出されたため、FDAが2021年7月12日に報告しています。
2022年1月15日の時点では、急性心筋梗塞などの心臓への酸素供給不足が9,065例検出され、また肺塞栓症が6,346例、免疫性血小板減少症が1,064例、凝固が263例検出されました。
そして新たな研究では、肺塞栓症のシグナルは引き続き統計的に有意だったという。
FDA「措置は取らない」
シグナルが検出されたのはファイザー社のワクチン接種後のみで、モデルナとジョンソン・エンド・ジョンソンについては示されなかったとのこと。
しかしFDAはこうした懸念があるにもかかわらず、ワクチンが4つの結果のいずれかを引き起こすことを証明するものではなく、まだ調査中であり、より確固とした研究が必要であるため、何らかの「措置は取らない」と述べています。
犠牲者が出続けるんですかね。
そんな中でファイザーは、ちゃっかりと5歳未満児への改良版ワクチンの緊急使用認可を12月1日にFDAに申請しました。
ファイザーはすでにオリジナルワクチンの生後6ヶ月~4才までの使用認可を受けていますが、今回は「二価ワクチン」と呼ばれるオミクロンBA.4、BA.5対応の改良バージョンの使用を申請したものです。
【追記】
FDAはこれを認可しました。
The Food and Drug Administration has greenlit updated COVID-19 vaccine doses for children under the age of 5, but the change to the authorized vaccination regimens is far from straightforward.https://t.co/N5OuN7ZKV1
— Ars Technica (@arstechnica) December 12, 2022
※当ブログでは主流メディアでなかなか報じられず、検索されない情報を取り上げています。ぜひブックマークなどをご利用ください。またあなたの大切な人や、教えたい人にお知らせ・共有してください。
詳しくは→こちら