クレディ・スイスの株価が急落、銀行危機の流れは食い止められるのか?

クレディ・スイスの株価が急落

残念ながらバイデン大統領が朝9時から必死に「安心だー」と訴えたにもかかわらず、銀行危機は進んでいるかもしれなくて、スイスの大手銀行クレディ・スイスの株価が急落してさらに危機感を煽ってます。

破綻したシリコンバレー銀行やシグネチャー銀行などはせいぜい新興の銀行ですが、クレディ・スイスは世界9大銀行の一つに数えられる金融コングロマリットであり、グローバルに事業展開している金融グループです。

その運用資産は先月の時点で1兆3千億スイスフラン(185兆円)以上と言われています。これはユーロ圏の経済規模の約10%に相当するという。

クレディ・スイスは1856年にスイスで創業され、厳格な守秘義務と機密保持で知られており、世界中の富裕層を顧客に持っています。

今回の事態は、クレディ・スイスの株式を9.88%保有する筆頭株主だったサウジアラビア国立銀行(SNB)が、これ以上の資金投資を行うつもりはないとコメントしたため、株価は約20%も急落しました。

これは過去最高値と比べて97%もダウンしたという。

この影響でヨーロッパのすべての銀行の株価が下落しています。

スイス国立銀行から支援か

クレディ・スイスは黒字化に向けて、3年かけてリストラを進めていたという。

3月14日に2022年の年次報告書を発表しており、財務報告に「重大な弱点」があり、顧客の流出をまだ食い止められていないと述べていました。

第4四半期の顧客流出額は1,100億スイスフラン(約15兆7,000万円)以上あったとのこと。

この日の株価急落を受けて、同社幹部とスイス政府関係者は、公的な支援などさまざまな選択肢について話し合ったと報じられています。

16日にクレディ・スイスは、スイス国立銀行から最大で500億スイスフラン(約7兆1000億円)を調達する用意があると発表しました。

これで懸念は払拭されるのか?

クレディ・スイスの顧客データ流出騒動

以前取り上げましたが、2022年2月にクレディ・スイスの内部データがリークされ、顧客データが流出しました。

ドイツの新聞社にリークされた顧客データの中には、犯罪者、脱税者、独裁者、人身売買業者、麻薬関係、汚職政治家などの名前があったという。

このデータは非営利団体やメディアを通じて数ヶ月かけて検証されたとのことです。

この流出についてクレディ・スイスは「切り取りだー」と反論していました。しかしデータが事実なら、要するにクレディ・スイスはすでに腐りかけていたと言えるかもしれません。↓

スイス大手クレディ・スイス銀行の内部データがリーク、犯罪者や汚職政治家などの顧客情報が漏出

2022年2月21日

こういうことがあると良質な顧客は逃げ出すかもしれませんね。

いずれにしても銀行危機のような流れになっているのは確かです。日本は大丈夫でしょうかね。

水瓶座がひたひたと近づいています。

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