バイデンがいかにして孫娘を名門大学に入学させたか――その手口が明らかに

Kevin83002, Public domain, via Wikimedia Commons

バイデン、孫娘を難関大学に

米最高裁が、ハーバードのような大学がアファーマティブ・アクションによって入学希望者を人種差別していたことを違憲とした判決を下した中で、ジョー・バイデン大統領の過去が掘り起こされてます。

このたびワシントン・フリービーコンが報じたところによると、バイデン氏は2018年に孫娘をペンシルベニア大学に入学させるためにコネを使ったという。

これはハンター・バイデンのラップトップに残されたテキストメッセージと電子メールからわかってきたことです。

ペンシルベニア大学は合格率5.9%だという。なぜそのような超難関大学に入学することができたのか、その舞台裏が明らかになりました。

学長と談合

メイジー・バイデンはバイデンの孫にあたり、次男ハンター・バイデンと最初の妻キャスリーンの末娘です。上に姉が2人います。

記事によると、メイジーの学力はペンシルベニア大学の入学基準に満たなかったというが、本人は10月31日に「今日、ペンシルベニア大学に早期入学を決めた!」と父親のハンター氏にメールを送っています。

その後、ハンターとジョー・バイデンは結託して大学に積極的な働きかけを行いました。

2018年12月13日、ジョー・バイデンはハンターに「明日、(ペンシルベニア大学の)エイミー・ガットマン学長に会ってみるつもりだ」とメールしました。その2日後、ジョー氏はハンターに「ガットマンと素晴らしい話をした」と報告しています。

「メイジーはまだ正規合格の可能性がある。でも、今期の授業はしっかりやらなければならない。明日から家庭教師などについて話そう」

2019年3月、ジョー氏はハンターに、メイジーの出願について同校の入学学部長と話したとメールしました。「昨日、ペンシルベニア大学の入学学部長と話した」

その中で、ガットマン学長がメイジーが合格したかどうかを知らせるために直接電話をかけてくると伝えました。「午後1時までに連絡があれば、すぐに電話するから、メイジーに電話してくれ」

ハンターの夢

ラップトップのメールによると、2016年1月にジョー・バイデン、ハンター、ガットマン学長の3人は、バイデン家のデラウェア州のビーチハウスで会ったという。

2016年4月にもワシントンDCのアメリカ海軍天文台で会っていたとされています。このときハンター氏はコートジボワールの首相とのアポをキャンセルしてまで参加したという。

ハンター氏はドラッグ中毒のリハビリの後、ガットマン学長とのコネを通じてペンシルベニア大学の教授になることを望んでいたとのこと。

ハンター氏は2018年12月に叔父のジェームズ・バイデン(ジョーの弟)に、ペンシルベニア大学で教えたいとメッセージで伝えています。

しかしその望みは、今のところ叶えられていません。

っていうか、あれだけのハレンチ写真が出回っていて、大学教授とかムリでしょうに。

バイデン家とペンシルベニア大学のつながり

バイデン家は、ガットマン学長およびペンシルベニア大学と親密な関係を築いていたという。その一つは、ペンシルベニア大学と協力してバイデンのシンクタンク「ペン・バイデン・センター」を設立したことです。

また2017年に副大統領を退任した後、ジョー・バイデンは同大学の名誉教授に就任しました。

一方ペンシルベニア大学は、2020年に大統領選に出馬するまで、ジョー・バイデンに献金をしていたことがわかっています。

またガットマン学長は2013年、ジョー・バイデンに同大学から名誉法学博士号を授与し、バイデン大統領を “我が国屈指の政治家 “と呼んでいました。

そして2021年7月、ジョー・バイデン大統領はエイミー・ガットマン氏を駐ドイツ大使に任命しました。

孫娘の大学入試と引き換えに、何か密約でもあったのでしょうか?

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