ウクライナのヴィクトル・ショーキン元検事長が登場
あのヴィクトル・ショーキン本人がFOXニュースに降臨しました。
ヴィクトル・ショーキン氏とは、ジョー・バイデン副大統領(当時)によって解任されたウクライナの元検事長で、当時、ハンター・バイデンが取締役を務めていた天然資源会社ブリスマ・ホールディングス(以下ブリスマ)の汚職を捜査していましたが、その調査中に突然解任されました。
それによってブリスマは罪を追及されることなく、難を逃れました。
当時の米政府は、汚職に敢然と立ち向かい追及するショーキン氏の姿勢を高く評価していましたが、突然その態度が変わったのです。
何があったのか。
今回FOXニュースはショーキン氏はのインタビューに成功し、現地8月26日にそのもようが放映されるという。これを書いている時点でまだ放映されていませんが、先出しで少しだけその内容が明かされました。
EXCLUSIVE: Former Ukraine prosecutor makes explosive claims against Joe and Hunter Biden https://t.co/2UI8OOuuRu
— Fox News (@FoxNews) August 25, 2023
事の経緯を振り返る
ショーキン氏は2015年当時、ブリスマとそのオーナーのミコラ・ズロチェフスキーの汚職について調査していました。2010年~2012年にかけてマネーロンダリング、脱税、汚職の疑いがあったという。
2014年4月には、イギリスの重大詐欺局がズロチェフスキーが英国内に所有する資産約2300万ドルを凍結しました。これによりズロチェフスキーはウクライナ国外へ逃亡しています。
米国は、ショーキン氏の仕事を評価していました。
アメリカの国務省は、ショーキン氏のスタッフを2016年1月のワシントンDCの会議に招待するメッセージと、その仕事っぷりに「感銘を受けた」と絶賛したメモを送ったという。
しかし一方で、ジャスト・ザ・ニュースが入手した別のメモでは、ブリスマが汚職疑惑をもみ消すよう米政府高官に圧力をかけ、賄賂を支払ったことが書かれているとのこと。
さらに機密メールの中で、在キエフ米国大使館の高官の一人が、ハンター・バイデンが汚職捜査に影響を与えたと書いている。
「私が思うに、本当の問題は、ワシントンの誰かがバイデン副大統領にそっと働きかけ、彼の息子であるハンターがブリズマの取締役に就任したことで、副大統領と私たちがウクライナで進めていた反汚職のメッセージが台無しになったと言うことでした。」
New memos undercut Biden-Ukraine narrative that Democrats sold during 2019 impeachment scandal: Joe Biden was urged to give $1 billion loan guarantee before he withheld it to force firing of Ukrainian prosecutor probing son’s company. | Just The News https://t.co/qWlR2X8uAm
— John Solomon (@jsolomonReports) August 22, 2023
バイデン「クビにしてやった」
ショーキン氏の調査が進む中、2015年12月にバイデン副大統領はウクライナを訪問し、当時のペトロ・ポロシェンコ大統領に、ショーキンを解任しなければ「10億ドルの融資保証を凍結するぞ」と迫ったという。
その結果、ショーキン氏は2016年3月にウクライナ国会によって解任が承認されました。
これは後に、バイデン自身が語っているので事実です。
バイデン「もし検事がクビにならなければ、お金は渡さないぞと言ってやった。あのサノバビッチめ。それで彼はクビになったんだ」(証拠動画↓)
FLASHBACK: Biden tells story about getting the Ukrainian prosecutor fired pic.twitter.com/4AI9TWJ8Bw
— The Post Millennial (@TPostMillennial) June 8, 2023
また今年6月に下院監視委員会に提出されたFBIの内部文書「FD-1023フォーム」によると、ズロチェフスキー氏がショーキン氏を解任するためにハンター・バイデンを雇い、またバイデン家に賄賂500万ドルを×2回支払ったことが明かされました。↓
ショーキン「私は追い出された」
ショーキン氏は解任後、2019年9月にオーストラリアの裁判所に証言を提出しており、その中で
「真実は、私がウクライナで活動する天然ガス会社であるブリスマ・ホールディングスの広範な汚職調査を指揮しており、ジョー・バイデンの息子であるハンター・バイデンが取締役会のメンバーであったため、私が追い出されたということです」
「ブリスマに対する刑事事件を見て、何度かポロシェンコ大統領から、この会社に関する調査活動を終了する可能性を検討するよう求められたが、私はこの調査を終了することを拒否しました」
と述べています。
ハンター・バイデン2014年にブリスマの取締役に就任しており、ハンターの仲間であるデボン・アーチャーも取締役になっていました。
2人ともエネルギー業界に関してはまったくのド素人で、何の知識も無かったという。しかし月額5万ドルとも言われる高額報酬を得ていました。
それはこの汚職捜査を中止させるために雇われていたことが、FD-1023フォームから明らかになっています。
バイデンがやったことは汚職だ
前フリが長くなりましたが、今回FOXニュースのインタビューに応じたショーキン氏は、同じような主張をしたようです。
ショーキン氏は、当時のバイデン副大統領とハンターが賄賂を受け取ったために解雇されたというのが、彼の「確固たる個人的な確信である」と語ったという。
「私はこれまでのインタビューで、ポロシェンコが当時のバイデン副大統領の強い要請で私を解雇したのは、私がブリスマの調査をしていたからだと、何度も言ってきました」
「ポロシェンコもバイデン副大統領も、私がブリスマの調査を監督し続けていれば、彼らが行っていた腐敗行為の事実を発見できただろうと理解していた。その中にはハンター・バイデンもデボン・アーチャーも他の者も含まれていたのだ」
「これは事件だったということだ。彼らは買収されていた。そしてジョー・バイデンが私の解任と引き換えに、10億ドルの米国資金を渡したという事実は、それだけでも汚職事件ではないだろうか?」
Viktor Shokin – The Ukrainian Prosecutor Joe Biden BRAGGED about getting FIRED speaks out
SHOKIN: "The fact that Joe Biden gave away one billion dollars – in exchange for my dismissal, my firing. – Is that alone a case of corruption?" pic.twitter.com/gy3VCc6JqE
— Daily Caller (@DailyCaller) August 25, 2023
権力者の横暴がバレ始める
先ごろ下院監視委員会で証言したデボン・アーチャー氏は、「ハンター・バイデンをブリスマの取締役に加える価値は”ブランド”だ」と言い、「このブランドが付いていなければ、ブリスマは廃業していただろう」と述べました。
つまり「バイデン」というブランドは水戸黄門の印籠みたいなものですか。
ここでずっと伝えてきたように、バイデン家の裏の姿がどんどん暴かれようとしています。それを隠すかのようにトランプ氏を起訴しまくっています。残念ながらトランプ氏の評判を落とすには至っていないようですが。
権力者がその権力を使ってさらに支配力を高めようとするというのは、規模の大小にかかわらず山羊座時代の特徴です。
しかしもう水瓶座時代が近づいているので、こうしたことがバレ始めていくのです。ビッグモーターも同じです。あれも経営側の権力による支配がバレている。
となれば木原誠二内閣官房副長官の文春砲はどうなっていくんでしょう。警察も政府権力も絡んでいるような話になっていますが。
以前鑑定に来られた方に、雑談で「今後はもっと大きい話が出てくるよ、政府とか大企業とかレベルの」と言った覚えがありますが、木原氏の話はまさにそんな感じがします。
占星術を知っていると、こういう予想はわりとできます。
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