ニューハンプシャー州トランプ勝利、ヘイリー投票はただのトランプ潰しだった、民主党が目論むバイデンに代わる候補とは

Tia Dufour; Official White House Photo, Public domain, via Wikimedia Commons

ニューハンプシャー州予備選

大統領選挙の候補者を選ぶ予備選の第2弾が、1月23日にニューハンプシャー州で行われ、共和党はドナルド・トランプ氏が勝利、民主党はジョー・バイデン現職大統領が勝利しました。

ただし民主党はこれを正式な予備選とはしておらず、この後のサウスカロライナ州を初戦に設定しています。(後述)

さておき昨日ツイッターXに投稿しましたが、ヘイリー氏はニューハンプシャー州のディックスビル・ノッチという小さな街で6票を獲得し勝利しました。

ディックスビル・ノッチは伝統的に、日付が変わると一番乗りで投票する町だったため、未明に投票が行われたのです。

ただこの町は有権者登録している人が6名だけの小規模な町で、その全員がヘイリー氏に投票したというわけです。

トランプ潰しのヘイリー投票

それよりも今回のニューハンプシャー州予備選で、ヘイリー氏に投票した70%の人が、共和党員(支持者)として登録していなかった事が判明しました。

CNNによると、彼女に投票した7割が未申告だという。一方トランプ氏に投票した7割は共和党員だとのこと。

つまり単なる”トランプ潰し”のためにヘイリー氏に投票した、反トランプ派の作戦だという筋書きが見えてくる。

これについて、なんでもニューハンプシャー州には「有権者が所属政党を未申告で変更できる独自のルールがある」とのこと。

実際、「ニッキー・ヘイリーに投票したのはトランプに反対するためだ」と答えた人が話題になってます。

「ヘイリー対バイデンだったらどちらに投票しますか?」「バイデンだ」↓

こういう裏工作がまかり通るなら、民主主義の根幹をなしているはずの選挙が、もはやその体を成さなくなってくる。

我々が生まれながらに当たり前だと思っていた民主主義が、壊されようとしているかもしれない。

ヘイリー「まだ終わってない」

ニューハンプシャー州は、州民の約4割が無党派層といわれる、いわゆる「スウィングステート=激戦州」です。

この州では無党派の有権者が主要政党のいずれにも投票することができるという意味で、歴史的にみても大統領予備選で影響力のある役割を果たしてきたという。

その意味でヘイリー氏にとって、ニューハンプシャー州の予備選はトランプ氏に一矢報いるチャンスがある場所だった。

そのためヘイリー氏はこの州に多くの時間とリソースを費やし、また同州のクリス・スヌヌ州知事の有力な支持を取り付けていました。

しかし結果は、善戦したもののトランプ氏には及ばなかった。

ヘイリー氏はまだまだ闘う気を失っておらず、このレースはまだ終わっていないと述べました。

「政治家たちが、このレースは終わったと言っている。」「そんな皆さんにお知らせがあります。このレースはまだ終わっていない。」といい、

「次の州は私の愛するサウスカロライナ州です」と、以前自身が州知事を務めた地元の州に希望を託しました。

民主党のゴタゴタ

一方、民主党はいろいろゴタゴタしている。

ニューハンプシャー州で予備選は行うものの、党としての初戦は次のサウスカロライナ州だと主張しています。

これは過去ニューハンプシャー州でジョー・バイデンが負けたトラウマがあるからと言われており、黒人やヒスパニックの多いサウスカロライナ州を選択したもよう。

ただこのプロセスには紆余曲折があり、ニューハンプシャー州の民主党は反発していました。

その事からか、ジョー・バイデン氏はニューハンプシャー州の予備選に登録せず、選挙活動もしませんでした。つまり半ばボイコットのような形になった。さらにDNC(民主党全国大会)は、ニューハンプシャー州の予備選は「意味がない」とまで言っていました。

その結果、投票用紙にバイデンの名前が無いという事態になりました。他の候補者=ディーン・フィリップス氏、マリアンヌ・ウィリアムソン氏の名前はもちろんあります。

なのでバイデン氏に投票したい有権者は、わざわざ彼の名前を投票用紙に記入しなければなりませんでした。

バイデン推進派は、何百人ものボランティアを組織してネットや広告などで投票用紙に「直接記入してくださいキャンペーン」を行わなければならなかったという。

意味がないと言いつつ、実際に負ければイメージが悪いからでしょう。

次の予定

この先の話ですが、2月6日にネバダ州で予備選、2月8日に党員集会が開催されます。

その次の2月24日には、ヘイリー氏の地元サウスカロライナ州で予備選が行われますが、実は彼女は地元で人気がないと言われてます。

ヘンリー・マクマスター現州知事、サウスカロライナ州選出のリンジー・グラハム上院議員、ティム・スコット上院議員は、いずれもトランプ支持を表明しています。

ヘイリー氏の言う「私の愛するサウスカロライナ州」は実際、世論調査でトランプ氏とは大分開きがある。↓

バイデンは大統領選撤退、次に出てくるのはあの人?

トランプ氏は、バイデン氏が「大統領選から脱落すると思う」と述べています。

これは1月22日にFOXニュースのマーサ・マッカラム氏と対談した際に、トランプ氏が述べたものです。

これについて、すでにバイデン氏に代わる候補の名前が出ています。

その名前はミッシェル・オバマ氏↓

ニューヨークポストのシンディ・アダムス記者によれば、夫であるバラク・オバマ元大統領がすでに暗躍していると述べている。

アダムス記者は信頼できる情報源から得た情報として、オバマ氏はニューヨークの民主党の有力献金者たちを調査し、彼女の大統領選挙への支持を測っているという。

現在調整中だというそのプランによれば、

  • まず5月頃にバイデン氏が(精神的などの理由で)出馬しないことを表明する。
  • 8月の党大会でミッシェル・オバマ氏が指名される。
  • そしてその後ハンター・バイデンの父(つまりジョー・バイデン)が脱落する。

まあ確かに、これから下院でハンター・バイデンの追求が本格化しますし、それに絡んでジョー・バイデンの弾劾調査も始まるので、イメージが悪化する可能性は十分にある。

一方でミッシェル・オバマ氏の大統領選挙出馬は、共和党のテッド・クルーズ上院議員が以前から予想していましたし、アラスカ州のサラ・ペイリン知事も同じ事を言ってます。

ミッシェル氏本人は過去に「私には向いてない」と言っていましたが・・・。そもそも政治家じゃないですからね。

さて、これは絵に描いた餅なのか。

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