潜入記者、ホワイトハウス高官に直撃「バイデン認知症はみんな気付いてる」「カマラ・ハリスは外せなかった」

バイデン&ハリスThe White House, Public domain, via Wikimedia Commons

オキーフ、今度はホワイトハウス高官に囮取材

今週中に下されると言われてたトランプ・オーガニゼーションの罰金3億7千万ドルの判決が、2月上旬以降に延期されたようです。なんでも元連邦判事から指摘が入ったとか。

さて元プロジェクト・ベリタス代表で、現在はオキーフ・メディア・グループを運営するジェームズ・オキーフ氏が、さらなる暴露動画を投下しました。

今回はホワイトハウス高官で、サイバーセキュリティ政策アナリストのチャーリー・クレイガー氏に隠しカメラインタビューを行った映像を公開しました。

この映像でオキーフ氏は、ジョー・バイデン大統領や2024年の選挙に関する問題についてツッ込んで聞いており、クレイガー氏はそれに答えて今ホワイトハウス政権内でどのような動きがあるのかベラベラ喋っちゃってます。

この映像は2回にわたって公開されましたが、ネタバラシも含めて面白い。そういえば以前、ファイザー幹部に隠しカメラインタビューした時は、ネタバラシでブチ切れて店の中で暴れまくってましたが笑

ちなみに1本目はこれを書いている現在2,200万回以上再生されています。

この動画は、おそらくYoutubeやMeta系のSNSでは速攻でBANされていたでしょう。イーロン・マスク氏がツイッターXを買収してくれたおかげで見ることが出来ます。

1本目↓

セキュリティ担当なのにベラベラ喋る

前回の下院インターンの隠しカメラの時と同様に、今回もオキーフ氏は直接ターゲットと会って顔出しで話をしています。ただ髪を金髪に染めてメガネをかけて変装していますが・・・さすがにバレバレだろ。

と思いきや、インターンの時もそうでしたが、今回のクレイガー氏もオキーフ氏のことに気づいておらず、普通に喋っちゃっているのです。

「私はホワイトハウスで働いている」「まあまあ高い地位だ」と自分の職務について述べるクレイガー氏は、情報の秘密を守る仕事をしていると言いながらも、かなり易々と喋っている。

これについてオキーフ氏は「彼は私を認識しなかっただけでなく、ベラベラと白状したよ」と述べています。

このインタビューはワシントンDC郊外のレストランで行われたようですが、情報によればクレイガー氏は同性愛者らしく、今回の会食をオキーフ氏とのデートだと思い込んでいたと言われている。

だから得意気に喋ったのかもしれませんが。

カマラ・ハリスは副大統領候補?

オキーフ氏は「私はバイデンの政策が好きだ」とカマをかけた上で、悪いウワサを耳にしていると言いつつ「バイデンが本当に候補者になるのか」と質問しました。

クレイガー氏は「そうだ、そして彼女(カマラ・ハリス)が副大統領候補になるだろう」と述べ「彼女を候補から外すという議論もあったが、悲しいことにそうならなかったんだ。」

「彼女は人気がないが、黒人初の副大統領女性を大統領候補から外すことはできない。」

(そんなことをしたら)「アフリカ系アメリカ人の有権者にどんなメッセージすればいいんだ?アフリカ系有権者にどんなメッセージを送るつもりなんだ?」

「どう説明する?」

「みんな、なんだそりゃって思うだろうね。彼女は女性だし、多民族系だ。」

またクレイガー氏は「ニューヨークタイムズは、彼女が黒人スタッフを大量に追い出しているという記事を報じた。彼女は黒人スタッフを保持できないんだ。彼らは一斉に辞めた。」

オキーフ氏が「彼女が辞めさせたのか?」と聞くと、「そうだよ。ニューヨークタイムズはそれを報じたんだ。」「それをオフィス中に送って、みんなは”ヤバい”って思った。」

そして「バイデンを排除するか、彼女(ハリス)を排除する必要があると思う。」「でも彼らにはできないと思うけどね。」

バイデンは認知症だ

またオキーフ氏は「自分には91歳になる祖父がいる」と言って、バイデンも祖父くらいの年だから認知症について聞くとクレイガー氏は、

「分かってる」といい、「彼は間違いなくスローダウンしている。」

それについてオキーフ氏が「彼らはバイデンがそのような問題を抱えていることを知っているのだろうか?」と尋ねると、

「だと思うよ。世論調査が示している。」

「彼らはそれを公言したがらないね」とオキーフ氏が言うと「間違いない。彼らはそれを本当に心配していると思う。」

「でも言えない。ムリムリムリ」といい、「彼らはゴールまで引っ張っていかなければならないからね。」

「でも、それは世論的な問題であり、スキャンダルと同様、彼らはその価値がないと感じていると思う。」

オキーフ氏が「でも内々では口にするんでしょ」というと、クレイガー氏は笑って何度もうなずきながらも、「君から聞かれたことを答えてるだけだ」と、いかにもバツが悪そうに逃げています。

ミッシェル・オバマは出馬するのか

以前ここでも書きましたが、最近バイデンに代わって大統領候補になるのではないかとウワサのあるミッシェル・オバマ氏について。

クレイガー氏は、自身が2011年にホワイトハウスでインターンをしていたときのことを話しました。

当時、ミッシェル夫人が出馬するかどうか尋ねられたときの議論を耳にしたという。

「ある人物がミッシェル氏に立候補しないのか?と尋ねた時、ミッシェル夫人はノーときっぱり言ったんだ。」

「”私は決して出馬しない。私にとって興味はない”と言って、夫のバラク・オバマ大統領がクソみたいな経験したことを目の当たりにしていたから、私には興味がないと言っていた。」

ネタバラシ

オキーフ氏は「君はホワイトハウスでサイバーセキュリティの仕事をしているよね」

「質問だが、君は何やってるんだ?」

「ジェームズ・オキーフと話をしてるんだ。これをアメリカ国民が見たらどう思うかね。サイバーセキュリティの仕事をしている人間が、ジェームズ・オキーフとテーブルを挟んで話をしてることを。」「プロジェクト・ベリタスの創始者だぞ」

クレイガー氏は「ああそれ聞いたことがある。」

オキーフ氏「我々は裏調査をして人々に暴露しているんだ」「アメリカ国民はどう見ると思う?だって、ホワイトハウスのサイバーセキュリティの専門家がプロジェクト・ベリタスの創始者と会ってるんだよ。」

「サイバーセキュリティの何の仕事をやってるんだ?」

クレイガー氏「我々はサイバーセキュリティの良い仕事をしている。」

オキーフ氏「そうは見えないよね。なぜなら君は私と一緒に座っているから。笑。」

「ちゃんと調べなかったのか?」

2本目:あなた達をどうして信用できるのか

身を明かしたオキーフ氏に対してクレイガー氏は「しかし、あなたは誰と一緒にいたかを明言しなかったじゃないか」

「なぜあなたはこのような調査をやっているんだ? 私が誰かも知らないくせに。」

オキーフ氏「あなたがホワイトハウスで働いているからだよ。サイバーセキュリティだ。あなたはネットのセキュリティ・インフラを守る責務がある。」

「そして、あなたは文字通り潜入捜査をしている男と会っている。」「ホワイトハウスでやっている茶番ショーは何なんだ?」

クレイガー氏「茶番ショーなんかじゃない。我々はアメリカ国民のために本当に素晴らしい仕事をしている。」

オキーフ氏「アメリカ国民は、あなた方が自分たちの情報を安全に守ってくれると、どうやったら信用できるんだ?。」

クレイガー氏は「私はすべて個人的な意見を言ったんだ。」「私は本当のことは何も知らない。私は政治的な被任命者ではない。」

逃げ出すクレイガー氏

ついにクレイガー氏はレストランから逃げ出しました。

オキーフ氏はそれを追いかけながら、

「彼は隠しカメラに映ったので私から逃げています。バイデン政権にセキュリティを任せられるわけがない。彼は顔を隠している。アメリカ国民が知りたいのは、バイデン政権や連邦政府をどうやって信頼できるかということだ。」

「彼は自分の仕事、選挙、ジョー・バイデンについて喜んで話していた。しかし私のことを知って無言になった。」

「幸運を祈るよ。あなたのビデオをネットで公開します。そして、私が今日ここで見たものよりも、我々の政府がより有能であることを願っている。信じられない。」

「信じられない。」

SNSを消して逃亡

この後、クレイガー氏はSNSでの足跡を消し去っていたらしい。

ただLinkedInのクレイガー氏の名前のページは、公開時点ではまだアクティブだったらしく(未確認)、そのページでは2020年12月から政府で働き、国務省と米国国際開発庁で働いた経験があることを示していたとのこと。


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