政府の圧力を示すアマゾンファイルが公開
イーロン・マスク氏が旧ツイッター社を買収して以来、ユーザーは検閲から逃れることができるようになり、またトランプ氏のようにBANされていたアカウントが復帰し、自由にものが言えるようになりました。
またマスク氏の主導により、これまで米政府がSNSなどのビッグテック企業に圧力をかけ、国民の言論を検閲してきた証拠文書――いわゆるツイッターファイル、Facebookファイル、Youtubeファイルなどが暴露されてきました。
それに続きこのたびジム・ジョーダン下院議員は、バイデン政権がAmazonにも圧力をかけ、COVID-19ワクチン関連などの書籍を検閲するよう主導していた証拠文書をリークしました。
これは「下院司法委員会」「連邦政府の兵器化に関する小委員会」の2つの委員会が召喚状によって入手したもので、ジョーダン議員が「アマゾンファイル」としてツイッターXで公開した。
またしてもバイデン政権がいかに傲慢であり、民間企業に介入して支配していたかを証明するものとなりました。
「アマゾンファイル――内部文書は、Amazonがバイデン政権の書籍検閲の圧力に屈したことを示している」↓
THE AMAZON FILES – “feeling pressure from the White House”
Internal docs subpoenaed by @JudiciaryGOP & @Weaponization indicate that @amazon bowed down to Biden White House pressure to censor BOOKS.
🧵 Thread:
— Rep. Jim Jordan (@Jim_Jordan) February 5, 2024
Facebookと同じアンディ・スラビット
まずジョーダン議員は、バイデン政権が認めない見解を示した書籍を検閲するよう、アマゾンに圧力をかけていたことが明らかになった証拠のメールを提示しました。
それによるとホワイトハウスの高官アンディ・スラビット氏は、MetaのFacebookにも圧力をかけており、同時にAmazonにも圧力をかけていたという。
2021年3月2日にスラビット氏は、アマゾンの検閲結果について、同社の誰と相談したらいいかを聞いています。
ホワイトハウスはAmazonの書籍で「ワクチン」などのキーワード検索を行い、検索結果が気に入らないとアマゾンにメールしている。
How did the Biden White House conclude that there was “propaganda and misinformation” in books sold in Amazon’s bookstore?
The White House ran keyword searches for controversial topics, such as “vaccine,” and emailed Amazon when it didn’t like how the search results appeared: pic.twitter.com/FmVYPJQR6n
— Rep. Jim Jordan (@Jim_Jordan) February 5, 2024
当初Amazonは拒否していた
当初、Amazonは検閲に難色を示したという。
それは”言論の自由”のためではなく、検閲することは目立ちすぎるし、保守メディアからの批判に拍車をかける可能性が高いからだと理由づけています。
しかしホワイトハウスはAmazonに怒った。なぜなら、
「アマゾンはSNSとは違うのだー。顧客にさまざまな視点へのアクセスを提供しているのだー」とし、国民が自分で考えることを受け入れなかった。
Why was the Biden White House so upset with Amazon?
Because Amazon believed “retailers are different than social media communities” & provided their “customers with access to a variety of viewpoints.”
For the Biden Admin, letting Americans think for themselves was unacceptable. pic.twitter.com/tKjBTesZoU
— Rep. Jim Jordan (@Jim_Jordan) February 5, 2024
Amazonはホワイトハウスに屈した
その1週間後の2021年3月9日、Amazonはホワイトハウスと会談をしています。
そのときの最重要ポイントは、「政府は本を削除するよう求めているのか、それとも検索結果や順番(あるいはその両方)を気にしているのか?」を確認するものでした。
この会談でAmazonはホワイトハウスから圧力を受け、3月9日から「ワクチンは効果がない」という見解を示した書籍に対して「宣伝禁止」を有効にしました。
それだけではなく、Amazonはホワイトハウスが嫌った特定の書籍の「知名度を下げる」別の方法も検討した事が示されています。
ジョーダン議員は、結局Amazonは「ホワイトハウスの圧力に屈した」と結論づけました。
And that wasn’t all. Amazon also considered other ways “to reduce the visibility” of certain books that the Biden White House disliked. pic.twitter.com/q9JC1LYb5m
— Rep. Jim Jordan (@Jim_Jordan) February 5, 2024
世紀の判決が下される
このあと連邦最高裁は、米政府が大々的に検閲キャンペーンを行いSNSを検閲したと訴えた訴訟、いわゆる「ミズーリ対バイデン」を審理します。
この裁判はミズーリ州とルイジアナ州の司法長官が2022年5月に訴えていたもので、一審で認められ、政府側が控訴した第5巡回区控訴裁判所でも一部が認められていたものです。
政府側はこれを不服として最高裁に上告し、ドケット(受理)されました。来たる現地3月18日に口頭弁論が行われる予定です。
「ミズーリ対バイデン訴訟」は、ネットにおける”言論の自由”が認められるかどうかの最も重要な裁判と言われ、歴史に残る裁判になると言われている。
これまで、コロナやワクチンや選挙不正などの言論は検閲され、BANされてきた。それを暴露したのがツイッターファイル、Facebookファイル、Youtubeファイル、そして今回のアマゾンファイルです。
最高裁はこの審理が終わるまで、いったん政府側の検閲を認めています。
最終的な最高裁判断はおそらく6月下旬から7月上旬になると言われています。
さてどうなるか。
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