【巨大な陰謀】トランプはハメられた?――機密文書問題でバイデン政権の闇が明らかに

ドナルド・トランプ/The White House from Washington, DC, Public domain, via Wikimedia Commons

トランプ機密文書問題で進展

国際刑事裁判所が、ベンジャミン・ネタニヤフ首相を含むイスラエルの高官たちに逮捕状を発行するとの話が出てます。鑑定に来られた方にも話したんですが、ネタニヤフ政権が暴走していたのは明らかです。この水瓶座移行時代に逆らった行動かもしれない。

さて現在ドナルド・トランプ氏が起訴されている中に、機密文書持ち出し問題があります。

FBIは2022年8月8日、フロリダ州にあるトランプ氏の自宅マー・ア・ラゴに強制家宅捜索に入り、ホワイトハウスから持ち出した疑いのある文書13,000以上を押収しました。その中に機密文書が含まれていたという。

この件でメリック・ガーランド司法長官はジャック・スミス氏を特別検察官に任命し、スミス氏は2023年6月8日にトランプ氏ほか2名(ウォルト・ナウタ氏、カルロス・デ・オリヴェイラ氏)を「文書の隠蔽」など37の訴因でフロリダ州マイアミの連邦地方裁判所に起訴しました。(その後3件の罪を追加して計40件)

この件で裁判官に任命されたのはアイリーン・キャノン連邦地裁判事で、この人物が今回のキーマンになります。というのも以前書きましたがキャノン判事はドナルド・トランプ大統領によって任命されているのです。

だからといってキャノン判事はトランプ側に有利に進めているわけではなく、ニューヨークの口止め料裁判のように著しく偏った裁判手続きは行っておらず、トランプ側の要求を却下したりもしています。

ただスミス特別検察官は裁判を早く始めるよう判事に求めており(大統領選挙前にトランプ氏を有罪にしたい)、それに対してキャノン判事はのらりくらりとかわしているような雰囲気がなくはない。

ともあれ先週キャノン判事は、これまで封印されたり、大幅に黒塗り編集されて提出されていた文書の数々を公開しました。

そこからこれまで知られていなかった証拠が浮き彫りになり、波紋を呼んでいます。

https://storage.courtlistener.com/recap/gov.uscourts.flsd.648653/gov.uscourts.flsd.648653.469.1.pdf

アイリーン・キャノン判事/Southern District of Florida, Public domain, via Wikimedia Commons

キャノン判事が封印を解除

そもそもこの件は、トランプ大統領退任後の2021年5月に国立公文書記録管理局(NARA)が、文書の紛失に気づいた事から始まったとされています。(事実かどうかは別にして)

NARAは翌2022年、トランプ氏が持ち出したとされる15箱の文書を回収する手続きを開始しましたが、「まだ残っている可能性がある」として、司法省は8月にマー・ア・ラゴの捜査令状を取って家宅捜索に及びました。そしてすでに書いたように13,000以上の文書を押収しました。

トランプ氏は一貫して「自分はNARAから狙われており、NARAは当初からジョー・バイデン大統領のホワイトハウスと悪意を持って連携していた」と主張してきました。

このたびキャノン判事が公開した文書によると、トランプ氏が主張していた通り、起訴される前の1年間にバイデン政権のホワイトハウスとNARAが緊密に連絡を取り合っていたことが浮き彫りになりました。

またFBIによる聞き取り調査や、2022年8月の会議での弁護士間の争いの舞台裏も明らかになっています。

スミス特別検察官は、これらの文書を”封印したまま”にするよう要求していましたが、トランプ側は異議を唱えて争っていました。

キャノン判事はトランプ側の主張を認め、文書の開示を命令しましたが、個人名の部分は黒塗りのままにして公開しています。

プラズミック・エコー

4月22日に公開された文書で明らかになったのは、FBIがこの捜査を「プラズミック・エコー」というコードネームを名付けていたことです。

どうやらFBIはこの手のコードネームを付けるのが慣例らしく、過去にもロシアゲートの捜査を「クロスファイア・ハリケーン」、ヒラリー・クリントン氏の電子メール捜査を「ミッドイヤー・エグザム」、大学入試の贈収賄スキャンダル捜査を「バーシティ・ブルース」などと名付けていました。

これらのネーミングセンスに若干のダサさを感じる人はいるかもしれません。

第二に、FBIはトランプ氏の飛行機を監視したことがわかりました。文書によると名前は伏せられた防諜担当者が、「箱が飛行機に積まれていないか」を確認するために「緩やかな監視」を行ったと語っていたことが記されています。

このトランプ専用機「トランプ・フォース・ワン」と呼ばれるボーイング757機は、トランプ・オーガニゼーションが所有するプライベートジェットですが、FBIがどのタイミングからこの飛行機監視を始めたかは不明です。

第三に、 マー・ア・ラゴの家宅捜索に関わったFBIと司法省の職員の詳細が記述されています。家宅捜索にあたったのは、FBIワシントン支局の捜査官4人、FBI本部の職員1人、FBIマイアミ支局の捜査官25人、司法省防諜・輸出管理課の弁護士1人、フロリダ州南部地区連邦検事局の弁護士1人でした。さらに家宅捜索のタイムラインも明らかにされています。

第四に、「人物16」とされた人物が、トランプ氏と共に起訴されている共同被告ウォルト・ナウタ氏に、「たとえ起訴されても、未来の大統領が恩赦を与える」と告げたと主張されています。

さらにガーランド司法長官が捜査に果たした役割を記したメモも公開されました。

2022年3月30日付の文書でガーランド司法長官は、トランプ氏の機密文書誤処理疑惑の捜査を「完全な捜査」に格上げすることを承認していました。

検事「出世を取り消すぞ」と圧力

さらにジャック・スミス特別検察官チームの主任検事だったジェイ・ブラット検事が、ナウタ氏の代理人スタンリー・ウッドワード弁護士に圧力をかけて脅していたことも明らかになっています。

ブラッド検事はウッドワード弁護士に「連邦判事の指名を取り消すぞ」と脅したとされる。

「機密文書事件でジャック・スミスの主任検事だったジェイ・ブラットが、ウォルト・ナウタの代理人であるスタンリー・ウッドワードに、依頼人をトランプに寝返らせなければ司法指名を取り消すと脅したという疑惑の詳細が、未公表の記録で明らかになった」↓

これは以前から報じられており、ウッドワード弁護士は当時ワシントンDC上級裁判所に判事志願書を提出しており、その審査中だったという。

ブラット検事はこの件を持ち出し、「捜査に協力すれば、判事申請はより有利に考慮されるかもしれない」と示唆し、協力しなければ「取り消すと脅した」と伝えていました。

このように出世をチラつかせる手法は、ハンター・バイデンのラップトップを「ロシアの工作だー」と認定した宣言書にも使われたことのある、民主党の常套手段です。

トランプはハメられた?

そして先日、キャノン判事は新たに文書を公開しました。

今回公開された文書の中には、バイデン政権ホワイトハウスとNARAとの間で交わされた、トランプ氏起訴に至るまでのやりとりを明らかにする、膨大な証拠書類や申し立て、その他の提出書類が含まれていました。

調査ジャーナリストのジュリー・ケリー氏は、文書の中に「すべてを変えるかもしれない興味深いものを発見した」と報告しています。

FBI捜査官の証言によると、この捜査官は、トランプ氏のチームに箱を取りに来るよう命令する前に、GSA(General Services Administration)がバージニア州にあるトランプ氏の箱を所持していたと証言しています。

GSAとは、連邦政府の基本的な機能を管理・支援するための政府機関です。

ケリー氏によると、「ワシントンDC郊外のGSAに保管されていた箱が、パレットごとマー・ア・ラゴに捨てられた」と指摘し、「どうやらこれらの箱には”機密マーク””のついた書類が入っていたようだ。」と言っている。↓

最初から仕組まれたことだった

つまりこれは、バイデン政権がマー・ア・ラゴに機密文書を輸送した可能性があるということを示しています。もしそうなら、トランプ氏をハメようとするとんでもないでっち上げトラップの可能性がある。

というのもトランプ氏は以前、機密文書が入った箱を梱包したのは「GSAだ」と非難していたという。

しかし司法省は、トランプ氏が機密文書を盗んだと非難し、マー・ア・ラゴ家宅捜索の口実にした。

あるXユーザーは、以下のような質問を投げかけました。

「つまり、連邦政府は機密情報の入った箱を政府の倉庫からマー・ア・ラゴにあるトランプ邸に発送し、それを所持していたとしてトランプ氏を告発し、告発後にクリアランスを取り消した可能性があるということか? 」

これにケリー氏は「簡単に言えば」と答えている。

政府高官の不正行為を調査する非営利団体「ジュディシャル・ウォッチ」の創設者トム・フィトン氏は「それは最初から仕組まれたことだった」とリプしています。

GSAがフロリダに発送した

トランプ氏の代理人弁護士であるティム・パーラトア氏によると、GSAはトランプ大統領の任期終了後、すぐに箱に詰め、フロリダに発送したという。

パーラトア氏は2023年4月、下院情報特別委員会に宛てた書簡の中で、

「トランプ大統領が退任する際、大統領職から退くための準備期間はほとんどなかった。前任者3人がそれぞれ2期目の任期終了時に退任の準備をするのに4年以上あったのとは異なり、トランプ大統領は政権を終えるまでの期間がかなり短かった」

「ホワイトハウスの職員とGSAの職員は、すぐにすべてを箱に詰め、フロリダに発送した。これは、GSAと国立公文書記録管理局(NARA)が以前の政権に対して行った標準的な準備とはまったく異なるものだった。」

https://twitter.com/doctormalibu/status/1667577987066376194

”それは法の武器化のお膳立てだった”

クロスファイヤー・ハリケーンの記録を取り戻すため?

バイデン政権および民主党がここまで必死なのはなぜか。

一つの仮説として、トランプ氏はロシアゲート捜査(クロスファイヤー・ハリケーン)の記録を持っていて、民主党はそれを公開されるのを恐れているとの説がある。だからその記録を取り戻したいのだと。

最高裁のニール・ゴーサッチ判事の元事務官だった弁護士のマイク・デイビス氏は、「クロスファイア・ハリケーンの記録は、オバマ、バイデン、ヒラリー、クラッパー、コミー、その他大勢に壊滅的な打撃を与えている」と述べています。

繰り返すが、バイデンが(違法に)トランプを家宅捜索した理由は、トランプが(2021/1/19のメモによって)機密指定を解除し、クロスファイア・ハリケーンの大統領記録の個人的なコピーを保管していたからである。

バイデンはホワイトハウスのジョナサン・スー副顧問を通じて、トランプが主張する行政特権を放棄した。

バイデンの司法長官メリック・ガーランドは、個人的に家宅捜索を承認した。

これらのクロスファイア・ハリケーンの記録は、オバマ、バイデン、ヒラリー、クラッパー、コミー、その他多くの人々にとって壊滅的である。

彼らは2016年にロシアの共謀デマをでっち上げた。

ロシアがヒラリーの自宅サーバーをハッキングしたのはほぼ確実だからだ。

オバマ国務長官時代の彼女のクリントン財団の海外汚職を証明するものだ。

もしロシアが選挙前にハッキングされた資料を流出させたとしたら、ヒラリーはトランプがロシアと共謀していると誤認させるような、汚い選挙運動のトリックのせいにしたかったのだ。

これは犯罪的陰謀だ。

トランプは、ロシアとの共謀デマをめぐる彼の民事訴訟対ヒラリーで、これらの機密解除されたクロスファイア・ハリケーンの記録を公に開示することができた。

実はこの件は、以前CNNが「消えたバインダーの謎」という記事で報じています。

一説によるとこの消えた機密文書には、CIAが違法に関与していた不利な証拠が含まれているという。

もしこれが事実なら、民主党はでっち上げただけでなく、無実の罪でトランプ氏を葬ろうとしたことになる。しかしメディアは報じないでしょう。

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2023年4月1日
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