東京五輪・パラ汚職、芋ずる式に広がり
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の元理事だった高橋治之氏の汚職疑惑が多方面に広がっています。
東京地検特捜部は、AOKIだけでなく博報堂傘下の大広、KADOKAWA、パーク24などにも捜査の手を広げているという。
ちなみにJOC(日本オリンピック委員会)元会長の竹田恒和氏は、パーク24の社外取締役を務めているようです。竹田氏は東京五輪招致をめぐる贈収賄容疑でフランス検察捜査当局から捜査を受けており、2019年3月にJOC会長を辞任しました。
今いろいろな闇が表に出ようとしています。まさしく山羊座時代のクライマックスです笑。
五輪汚職事件の関係先として、東京地検特捜部は7日、大会スポンサーだった駐車場サービス「パーク24」の本社を家宅捜索。特捜部による家宅捜索は、AOKI、KADOKAWA、大広とつづいていますが、東京地検はどこまで捜査を拡大するつもりなのでしょうか?
https://t.co/peePvTa8DT #日刊ゲンダイDIGITAL— 日刊ゲンダイDIGITAL (@nikkan_gendai) September 8, 2022
電通時代はセーフ
高橋氏は今回の汚職容疑を否認しているという。
NHK在職時代から高橋氏のことをよく知るNHK党の立花孝志党首によれば、高橋氏は電通時代からこういうことをやっていたと言っています。
高橋氏にとって当時それは普通の事であり、電通という民間会社だからこそ罪にならなかったという。
しかしそれが五輪組織委員会理事という「みなし公務員」になっていたことで罪になってしまい、おそらく高橋氏は立場の線引きができていなかったのだろうと推測しています。
だから高橋氏本人は悪いことをしている認識はないのでは、と言っています。
【電通】高橋治之さんの事件をわかりやすく解説 KADAKAWAの当時社長だった川上量生さんもタ〇ホされるかも? https://t.co/5wBds11nHY @YouTubeより
— 立花孝志 NHK党 党首 (@tachibanat) September 6, 2022
KADOKAWAも贈賄容疑
そんな中で出版会社KADOKAWAの名前まで出てきたのは意外と言えば意外でした。スポーツの祭典でそんなところにまで汚職が及んでいたとは、まさにオリンピックとは権力と利権の温床だったと思わざるを得ない。
高橋氏はKADOKAWAにスポンサー選定に便宜を図った謝礼として、組織委員会へ2億8000万円、そして高橋氏の知人である深見和政氏の会社に7000万円を支払わせたという。
これにより高橋氏は受託収賄容疑で再逮捕、深見氏も逮捕され、KADOKAWAの芳原世幸元専務、馬庭教二担当室長の2名が贈賄容疑で逮捕されています。
高橋氏・深見氏は容疑を否認しているという。
KADOKAWAの五輪スポンサー料2・8億円、高橋容疑者が決定か…知人側への資金提供案もhttps://t.co/CK1UA9liQe#社会
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) September 7, 2022
このスポンサー選定について文春は森喜朗元首相の名前を挙げてますけど、まあそれは別の話ですが。
元カドカワ・見城徹氏の見解
これについて幻冬舎の見城徹社長が9月7日にSNS「755」で見解を述べています。見城社長はKADOKAWAに17年間勤務していました。
僕は角川書店(現・KADOKAWA)に17年いたし、当時の部下はまだKADOKAWAにいる。だから、解る。今のKADOKAWAは角川歴彦氏の大ワンマン会社である。ある程度の案件は角川歴彦氏が了解していなければ何も進まない。今回の場合は角川歴彦氏が企画立案し、部下に下ろしたものだと僕は確信する。「まだ、公式スポンサーに決まらないのか?」と部下を叱責する角川歴彦氏の姿を想像出来る。テレビのワイドショーは角川歴彦氏に報告は上がっていたのか?などと言っているが、ちゃんちゃら可笑しい。この案件は角川歴彦氏の願望だったのだと僕は思う。必死に遂行した部下は逮捕され、命令した角川歴彦氏は逮捕を免れるならこんなふざけた話はない。
見城氏によると、つまり今回の贈賄は角川歴彦会長がワンマン決定したはずであり、逮捕された幹部はスケープゴートだと主張しているようです。それは複数のKADOKAWA社員からも聞いているという。
また別の投稿では、1993年に兄の角川春樹元社長がコカイン容疑で逮捕され辞任した事件で、裏でシナリオを描いていたのは現会長の歴彦氏だと主張しています。
見城氏はこの事件を記録しており、いつかノンフィクションとして出版しようと思っていたという。その時期は近づいていると述べています。
主人公は角川歴彦氏とその部下のT氏。そして、作家のR・T。衝撃的なものになるはずだ。その時期は近付いているのかも知れない。
もちろん事実かどうかは知る由もないですが、もし出版されたとしたらまさにリーク時代だなと思いました。
幻冬舎見城氏のこの投稿が、今回のオリンピック騒動、KADOKAWAの全てを物語っている。
要するに私利私欲のワンマン会社の典型例だと言うこと。
電通もNHKもそうだが、結局は権力持った者勝ちの単純思考の法人が多いのだろう。 まぁ根絶は難しいが、今はネットで声が出せる時代。
やる気次第 pic.twitter.com/nqdlS8HY5u— 🇯🇵旭日 (@seijinohiketsu) September 7, 2022
山羊座のやり過ぎに対する代償
こういう大きな話は山羊座時代の終盤だからこそ出てくるもので、序盤~中盤ではあり得ないことです。
山羊座時代は2008年から始まっていますが、あともう2年ほどで終わり、次の水瓶座時代へ移るタイミングだからこそ出てくるのです。なぜなら山羊座が精算に入るからです。
米国でもバイデン政権がTwitter、Facebook、Youtubeなどと結託して、コロナやワクチンなどの言論統制を行ってきたという証拠メールの数々が裁判で出てきてしまいました。
いずれにせよこういうのは「山羊座のやり過ぎ」に対する代償です。中にはやり過ぎてないと主張する人もいるでしょうが、それをジャッジするのは人ではなく時代です。時代がノーを突きつけます。
1年前に予想していた
私はちょうど1年前の2021年8月に当ブログで以下のように書いてます。
実はこのタイミングで東京オリンピックが強行されたのは、意味があると思ってます。これからの時代を考えた場合、オリンピックが強行されたのはこうした問題のあぶり出しになると思うからです。
この記事はたまたま内閣官房参与だった平田竹男氏のスキャンダルに対して書いたものでした。その中で私はその後の流れを予想してます。
もっと出てくるのではないかと思います。それがオリンピックが強行された役目だと思えてきます。
そして予想通り高橋氏の汚職が出てきたということです。全ては時代の流れです。
占星術を理解していればこれくらいの予想はできるものですが(内容やレベルにもよりますけど)、まあたいていの人は知らないので、それが偶然に起こっていると思って人生を過ごすわけです。
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