CEO、CFO、CMOも株式を売却
キナ臭さがプンプンしてきます。
シリコンバレー銀行(SVB)のCEOが、破綻直前に株式を売却していた事はすでにお伝えしましたが、↓
グレッグ(グレゴリー)・ベッカーCEOだけじゃなく、ダニエル・ベックCFO(最高財務責任者)、ミシェル・ドレイパーCMO(最高マーケティング責任者)も、破綻の数週間前に株式を売却していた事が明らかになっています。
明らかにタイミングを計ったような・・・。
司法省(DOJ)と証券取引委員会(SEC)は調査を開始したという。ただどっちにしたって同じ穴のムジナな気が。
SVB execs sold $84 million in stock over the past 2 years, stoking outrage over insider trading plans https://t.co/1m46g2Q4NU
— CNBC (@CNBC) March 14, 2023
8400万ドル相当の株式を現金化
SECに提出された書類によると、グレッグ・ベッカーCEOは2月27日に12,451株のオプションを行使し、同日に360万ドル相当(11%)の株式を売却して約230万ドルの利益を得ています。
同じく2月27日にダニエル・ベックCFOは、保有株式の約3分の1(約57万5000ドル)を売却していました。
さらにミシェル・ドレイパーCMOも、この1ヶ月で保有株の28%を売却していたという。
他にも最高執行責任者のフィリップ・コックス氏も2021年以降に株式を売却していたことがわかりました。
情報によれば、SVBの役員や取締役は、過去2年間に合計で8400万ドル相当の株式を現金化したと言われています。
勝ち逃げ?
これらはいずれもインサイダー取引を規制する「10b5-1」ルールに従って行われたという。しかし10b5-1には抜け穴があると言われています。
CEO、CFO、CMOらはこの売却以前1年以上もの間、このような大規模な株式売却をしていなかったのが、なぜかこの数週間で立て続けに行動したのか疑問が残ります。
これらは預金者の補償に充てられるべきではないの?
ただ調査されたとしても、誰も告発されずに終わる可能性があると言われています。
だとしたら勝ち逃げですかね。
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