ナッシュビル学校乱射事件、犯人が所持していたマニフェストが物議

ナッシュビル学校無差別乱射事件

2023年3月27日、テネシー州ナッシュビルにあるキリスト教系学校「コヴェナント・スクール」で無差別の銃乱射事件が起こり、児童3名と職員3名が死亡しました。

9才の女子生徒エヴリン・ディークハウスちゃんは、とっさに火災報知器を鳴らして助けを呼ぼうとしたという。

この機転が、もしかしたら彼女をみんなの命を救ったヒーローにしたかもしれないが、残念ながらそれは叶うことはなかった――たった9年の命は、はかなくも消えました。

ウィリアム・キニー君(9)は、いつも優しい子で2人の妹を可愛がっていたという。両親は「彼は揺るぎない優しさを持ち、状況に応じて優しく接し、すぐに笑い、常に他人を受け入れることができる人でした」と述べています。

ハリー・スクラッグスちゃん(9)は、コベナント長老派教会牧師のチャド・スクラッグス氏の娘だったとのこと。

そのほか校長のキャサリン・クーンズ氏(60)、代用教員のシンシア・ピーク氏(61)、管理人のマイク・ヒル氏(61)が亡くなりました。

犯人はトランスジェンダー

犯人は28才のオードリー・エリザベス・ヘイルで、かつてこの学校に在籍していたという。最初に警察は容疑者が白人女性だとしていましたが、後にトランスジェンダーだと発表されています。

オードリー・ヘイルは女性として生まれましたが、男性名「エイデン」を名乗っていたとのこと。

ヘイルは自閉症だが高機能だった、と報じられています。感情障害で治療を受けていたという。最近になってトランスジェンダーであることを公表していたようです。

2022年にノシ・カレッジ・オブ・アート&デザインを卒業し、昨年からフリーランスのイラストレーター/グラフィックデザイナーとして活動していたという。

大学では真面目な学生で、成績も優秀だったとのこと。犯罪歴もありませんでした。

また近所の住民も「オードリーがそんなことをする能力があるとは思えないし、彼女やあの家族の誰かが、銃を手に入れたり、ましてや使ったことがあるとも思えない。銃が身近にあるような家族には見えない。射撃場に行くとか、狩りに行くとか、そういう話もない」と語っているという。

両親と対立していた

ヘイルはトランスジェンダーであることをめぐって、両親と対立していたと報じられました。

ヘイルの両親は敬虔なクリスチャンで、彼女or彼がトランスジェンダーであることを受け入れることができなかったという。

デイリーメールは近所の住民の話として、「家ではオードリーだったが、家を出るときは着替えた。彼ら(両親)はそのことを知っていたが、受け入れなかっただけだ」と伝えています。

警察によると、ヘイルはさらなる攻撃を計画していたという。自宅を捜索したところ、さらに2つの武器といくつかの地図が見つかり、他の襲撃も考えていた事がわかったとしています。

「我々は、家族を含む他のものや、ナッシュビルのショッピングモールの1つがターゲットだと強く信じていたが、それは起こらなかった」

犯行直前の友人へのメッセージ

ヘイルは銃撃の16分前に、友人のアヴェリアナ・パットン氏にメッセージを送っています。2人は中学校で一緒にバスケットボールをやっていたという。

だから、要するにここであなたへのメッセージは、基本的に遺書です。今日、死ぬつもりでいます。
これは冗談ではありません!!

私が死んだらニュースで私のことを知ることになるでしょう。

これが最後のお別れです。

愛してる。また別の人生で会いましょう。
オードリー(エイデン)

オードリー!あなたには、まだまだたくさんの人生がある。神様があなたを守り、庇ってくれることを祈ります。

わかっているけど、生きたくない。本当に申し訳ない。あなたを怒らせたり、注目を引くつもりはない。ただ、死にたいだけです。

まず伝えたかったのは、あなたは私が今まで見てきた中で最も美しい人であり、私の人生のすべてを知っている人だということです。

パットン氏は、ナッシュビル・デイビッドソン郡保安官事務所に電話してこの状況を知らせました。そこでナッシュビルの非緊急電話番号に電話するよう指示されたという。

その時にはもう遅かったとのこと。

攻撃用のマニフェストを所持

警察によるとヘイルは、少なくとも2丁のアサルトライフルとハンドガンで武装しており、詳細な地図と攻撃に関するマニフェストを所持していたという。

このマニフェストには、学校への攻撃方法から、侵入経路、使用する武器、着用する服装、地図まで、正確にまとめられたものだったとか。

ナッシュビル警察のジョン・ドレイク署長は、このマニュフェストから「攻撃が計算され、計画されたものであることが判明した」と述べています。「校長が暗殺されており、狙われた計画的な犯行だと感じている」「子どもたちも 明らかに狙われている」

さらに襲撃時の犯人の行動から、ヘイルは「訓練」を受けていた可能性があると述べました。

ドレイク署長は「容疑者は上層階にいたので、上層階から撃つことができるような訓練があったと考えている」と述べ、「私が見たビデオでは、容疑者はガラスから離れて立っていたので、簡単に撃たれる標的にはならないだろう」と言っています。

LGBTQ団体がマニフェストの公開を阻止

いま、ヘイルが持っていたマニフェストが物議になっています。

上に書いたようにマニフェストには銃撃について詳しい計画が書かれたというが、その他に何が書かれていたのかは不明です。

現時点で警察はマニフェストの内容を公開しておらず、保守派は公開を要求していますが、LGBT擁護団体がそれを阻止しようとしているという。

LGBT団体は、犯人がトランスジェンダーであることを「悲劇のストーリー」に仕立てようとしていると言われています。

――実際はどうなのか。

LGBTQ団体の「復習の日」

そんな中、トランスジェンダー活動家のグループが、3月31日~4月2日にかけてワシントンDCで「復讐の日」を計画していることがわかったという。

「トランス・ラディカル活動家ネットワーク」というツイッターアカウントが告知していましたが、現在は削除されています。

しかしWebサイトは現時点で残っており、以下のように書かれています。

ストーンウォール暴動のように、ゲイやレズビアンは、トランス・コミュニティが今直面していることを経験していたのです。この憎しみの連鎖は、実際に終わらせる必要がある。

同盟者たちよ、兄弟たちよ、私たちは今、かつてないほどあなたたちを必要としている。”私は過激な革命家だった ストーンウォール暴動に参加してよかったと思います。誰かが火炎瓶を投げたとき、「なんてこった、革命はここにあるんだ」と思ったのを覚えています。革命はついに来たのか?”
-シルヴィア・リベラ

ヘイルによる学校銃撃が、このイベントに近づいたタイミングで起こったのは興味深いことです。

いろいろなものが出てきます。

さすが水瓶座時代が近い。

一つ言えるのは、確実に分断に向かっているということです。


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2023年4月1日
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