モデルナ、ファウチ博士の機関に4億ドルを支払っていた――契約書が公開

Governor Tom Wolf, CC BY 2.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

モデルナ、ファウチ博士の機関に4億ドル

新たに公開された契約書によると、コロナワクチンメーカーのモデルナは、ワクチンのスパイクタンパク質技術の特許ライセンスを受けるため、米国立衛生研究所(NIH)にロイヤリティを支払うことに合意していたことが判明しました。

この契約書はエポックタイムズが情報公開請求を通じて入手したもので、34ページからなる契約書には、モデルナがNIHに「不確定で返金不可能なロイヤリティを支払う」と記載されていました。

モデルナはこの契約に基づいて、実際にはNIHに属する国立アレルギー感染症研究所(NIAID)に4億ドル(約522億円)を提供した、と2月23日の決算発表で述べています。

NIAIDの元所長といえば、アンソニー・ファウチ博士です。ファウチ博士は2022年末で公務から退いています。

ファウチ博士があれだけ「ワクチンを打て打て」と言ってたのは、こういう理由だったのでしょうか?

契約書は編集で隠されている

この契約は2022年12月14日に締結されています。

しかし契約書には、将来のロイヤリティに関する重要な部分が編集されていました。

ある部分は、「ライセンシーは、以下のように純売上に対するロイヤルティをNIAIDに支払うことに同意する。」という文言で始まっているが、残りの部分が編集で隠されています。

実際の契約書(ブランク箇所がある)↓
https://s3.documentcloud.org/documents/23726431/moderna-nih-contract.pdf

編集の理由についてNIHは「企業秘密、個人から得た商業的または財務的な情報、特権または機密を機関が保留することを可能にする法律の免除」としています。

モデルナは、コロナワクチンで約370億ドル(約4兆8千億円)の売上を得ているという。

また、2023年にはこのワクチンから50億ドルの収益が得られると予測しています。

特許争い

NIHはスパイクタンパク質の特許技術を、ダートマス大学とスクリプス研究所とで共有しているという。ワクチンメーカーから支払われたロイヤリティは、おそらく分配されることになると思われます。

モデルナは当初、スパイクタンパク質の特許技術を開発したものの、NIHとの意見の相違により特許を放棄したとステファン・バンセルCEOは述べています。

「我々のチームが行ったのは、mRNA分子の開発です。NIHが行ったことは素晴らしい確認でしたが、我々のチームが行ったのと同じタンパク質を並行して設計したということです。mRNAワクチンの設計は我々のチームが行ったのです。これは私たちの技術です」

しかし、問題解決のためにけっきょく特許を放棄したという。両者の間に何があったのかはわかりません。

待ち受ける特許訴訟

モデルナは、mRNAのライバルであるファイザーとビオンテックから特許訴訟を起こされ、さらにアルブタスとロイバンのジェネバン・サイエンスからも別件で訴訟を起こされているという。

またロイターによると、ファイザーとモデルナの一部の裁判が来年4月にロンドンで行われると報じています。

ドイツ、オランダ、米国でも訴訟を行っているという。

結果的に人々を傷つけたかもしれない技術の覇権争いに、ちょっとドン引きます。しかもワクチンメーカーは、いかなる責任も問われない契約になっています。

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