【続報】カリフォルニア州で見つかった違法バイオ研究所――情報が隠蔽されていた?

カリフォルニア州で見つかった謎のバイオ研究所

先ごろこのブログで書いた、カリフォルニア州フレズノ郡リードリーの空き倉庫で見つかった「秘密の違法バイオ研究所」に続報が出ています。

このバイオ研究所から、新型コロナウイルス(COVID-19)、マラリア、HIV等を含む多数の病原菌が発見され、またコロナに感染させた1000匹近いマウスを飼育していたことも発覚し、さらに中国と関係していることが明らかになりました。↓

カリフォルニア州で危険な病原菌を持つ秘密バイオ研究所が発見――中国に関連か

2023年7月30日

上の記事で書いたようにこの研究所は、すでに経営破綻したユニバーサル・メディテック社(UMI)から引き継いだプレステージ・バイオテック社(PBI)が所有・運営していることがわかっていますが、まだ不明な部分が多くあり、謎の存在となっています。

その後明らかになったこととして、潰れたUMI社はカリフォルニア州から営業許可を受けていたこと、また同州から税控除を受けていたこと、FDA(米食品医薬品局)はこの会社の存在を把握していたこと、しかし郡が隠蔽した疑惑などが浮上してきました。

税控除・融資を受けていた

この研究所を運営しているPBIはネバダ州で事業登録されているものの、カリフォルニア州では営業許可を取得しておらず、無許可で運営していました。

リードリー市の担当がPBIの社長であるシウキン・ヤオ氏に連絡をしたところ、同社は経営破綻したUMIの最大の債権者であり、後継者だという。このUMIがカリフォルニア州で営業許可を受けていたようです。

もともとUMIは同じフレズノ郡内の別の場所で研究所を運営しており、カリフォルニア州から36万ドルの税額控除を受けていました。2019年3月24日にギャビン・ニューサム知事のビジネス・経済開発室が発表しています。

またUMIは、コロナ支援に基づく事業者向け融資制度「PPP」を使って2020年4月には74,912ドル、2021年2月には74,912ドルの融資を受けていたこともわかりました。

しかし2020年8月に火災に遭って全焼し、リードリーの倉庫に移転してきたとのこと。火災に遭った元の研究所は防火の安全違反が指摘されていたという。

この移転の際にUMIは破産手続き中だったようですが、当局に伝えていなかったとのこと。

FDAが存在を把握していた

事業を受け継いだPBIはそのままリードリーで営業を続けていましたが、すでに書いたようにカリフォルニア州で営業許可を受けていませんでした。

そして2022年11月、この研究所が製造していたコロナ検査キットに対して、FDAがリコール通知を出したという。なんでも必要なデータを提出していなかったとか。

つまりFDAはこの時点でPBIを知っていたことになる。

中国との関連

PBIのヤオ社長は中国在住と言われており、メールでしか連絡が取れないという。

PBI側はUMIに数百万ドルの融資をしていたと言っており、UMIが経営破綻した時には筆頭の債権者にならざるを得ず、その資産を差し押さえたと主張しているようです。しかし経営破綻した時の財産リストなどはないという。

またPBIがネバダ州で事業登録をしたときの代理人はバリー・チャンという人物で、チャン氏は中国系アメリカ人公認会計士協会のリーダーであり、中国共産党の統一戦線スパイ・プロパガンダ・ネットワークと協力していたと伝えられているようです。

さらにPBIの代理人法律事務所のマイケル・リン氏は、ネバダ州における中国共産党統一戦線のイベントの常連スポンサーであると伝えられているという。

ザオヤン・ワンという人物

バイオ研究所には複数の企業が関連していたという。

UMI(ユニバーサル・メディテック・Inc.)(カリフォルニア州フレズノ)
アドバンス・メディテック・Inc.(カリフォルニア州タスティン)
アドバンス・メディテックLLC(カリフォルニア州フレズノ/中国)
アドバンス・メディテック・インベスターズLP(カリフォルニア州トゥレア)
アドバンス・メディテック・インベスターズ LLC(カリフォルニア州サンディエゴ)
プレステージ・バイオテック・Inc.(ネバダ州ラスベガス)
PBI Diagnostic Laboratory LLC(ネバダ州ラスベガス)

これらの法人すべてに、ザオヤン・ワンという人物が何らかの形で関係しているというが、何者かはわかっていません。

UMIが2022年2月4日にカリフォルニア州務長官に提出した書類によると、ザオヤン・ワン氏はCEO・秘書役・代理人として記載されていたものの、2022年10月21日に解任されており、代わりにシャオシャオ・ワンという人物がCEOになっているとのこと。

郡は隠蔽してきた

いずれにしても、現時点でまだかなり謎が多いようです。

しかも隠蔽工作のようなものも暴露されました。

この研究所は3月初めから調査されていたにもかかわらず、7月にメディアが報じるまで一般市民には知らされていなかったのです。

フレズノ郡の監督委員会はプレスリリースを起草していたというが、カリフォルニア州の公衆衛生局からストップがかかったとして、州のせいだと主張しました。

これに対してフレズノ市議会のギャリー・ブレデフェルド議員は「少なくとも3月以来、監督委員会は、リードリーにある武漢のような中国のバイオ研究所が、麻疹、肝炎、風疹、クラミジア、肺炎などの危険な感染性物質とともに、COVID-19に感染させて運ぶためにマウスに注射することに関与していたこと、そして医療廃棄物が不適切に処理され、現在埋立地にある可能性が高いという情報を隠していた」と述べ、

「この委員会は国民から情報を隠すことを擁護し続けた」と主張しました。

「監督委員会は有権者の知性を侮辱し、失敗を自分たち以外のせいにしようとする。彼らは恥ずべき存在であり、私たちは彼らの無能さと透明性の欠如について責任を追及し続ける」

Newsom administration muzzled Fresno Co. disclosure of Reedley COVID lab, county officials claim

なお、このバイオ研究所について左派メディアはほとんど報じていないのです。

彼らはヤバいと思ったものは報じないので、もしかしたらまじでヤバいのかもしれませんが、まだわからないことだらけです。

続報を待ちたいと思います。


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