【リーク】ジョージ・ソロスが資金提供した米左翼NGO団体が、ヨーロッパの選挙にも影響を与える

アクション・フォー・デモクラシー

米国を拠点とする非政府組織(NGO)のリーダーが、左翼の億万長者ジョージ・ソロス氏から資金提供を受けてポーランドとハンガリーの選挙に影響を与えたことを認めました。

少し前にXの「@MagaBabe2024」というアカウントが、米国の左翼系NGO団体「アクション・フォー・デモクラシー」(A4D)のリーダーに行った潜入インタビューを公開し、同組織がジョージ・ソロス氏から資金提供を受けていることを明らかにしました。

この@MagaBabe2024のアカウント主はどこの誰だかわかりませんが、プロフィールには善良なクリスチャンであり男性で、トランプ支持者だとされています。

A4Dの活動目的とは・・・Webサイトによると「重要な激戦州(スイングステート)にキャンペーン資金を投入し、第一線で活躍する活動家や団体の大義を支援すること」だという。もちろん資金を提供するのは左翼活動家でしょう。

またA4Dはグローバルな活動をしているが(例えばトルコやブラジル)、エグゼクティブ・ディレクターのデイヴィッド・コラニー氏によると、特にポーランド、ハンガリー、スロバキアを中心とした中東欧にも力を入れているとのこと。

ヨーロッパの左翼活動家に資金提供

動画の中でコラニー氏は、

「(ブラジルの)ボルソナロのような、ハンガリーのオルバンのような、ポーランドのカチンスキのような権威主義的な指導者や傾向を批判することを、私たちは恥じない。私たちは、このような政府関係者に批判的な市民社会組織を、とても頻繁に支援しています。」と語りました。

もちろんジャイール・ボルソナロ元ブラジル大統領、ヤロスワフ・カチンスキ現ポーランド副首相、ヴィクトル・オルバン現ハンガリー首相はすべて保守派です。

また資金を援助しているのはジョージ・ソロス氏だと認めている。

「ヨーロッパでリベラルの工作員に資金を提供し、指示しているのは誰か? もちろんソロスだ。そして彼らは、彼が混乱を引き起こしていることを知られたくないのだ!」↓

中東欧での活動に力を入れている

コラニー氏によると、特にポーランド、ハンガリー、スロバキアを中心とした中東欧に力を入れているという。

コラニー氏は、ポーランドの選挙(2023年に終了)に向けて、A4Dが特に若者と女性の有権者を動員するために、現地で12のNGOに資金を提供していたことを明らかにした。

また、スロバキアではロバート・フィコ(ロベルト・フィツォ)首相のナショナリスト政権に反対する同数の団体に資金を提供する準備を進めており、ハンガリーでは2022年の選挙以来、ヴィクトル・オルバンに反対するために同じことを行っているが、”残念ながら限られた成功しか収めていない”と述べています。

A4Dは、現地でこうしたNGOに資金を提供する以外にも、ワシントンDCとベルギーのブリュッセルで「政策提言活動」に従事し、さらにはアメリカのメディアと協力して、オルバン首相らの「評判を落とす」活動も行っているという。

「リベラルのエスタブリッシュメントは、外国の選挙に干渉し、アメリカのメディアを使って保守的な反対派を攻撃し、海外で病んだイデオロギーを押し進めるために、並行して外交政策ネットワークを運営している」↓

ソロスと地元の市民活動団体を結びつける

A4Dの活動は、通常なら関われないような国際的な資金提供者と、地元の市民活動団体とを結びつけるものだという。

そしてその資金源は、このアカウント主(@MagaBabe2024)の動画でも明らかなようにジョージ・ソロス氏からのものです。ソロス氏は自身のオープン・ソサエティ財団(OSF)を通じて、世界的な左翼活動に数十億ドルを費やしていることで知られています。

ただ今回のケースで異なるのは、ソロス氏が昨年、息子のアレクサンダー・ソロス氏に代表を譲った財団を通じてではなく、個人的にA4Dに資金を提供していることだとか。

というのもソロスジュニアは、ヨーロッパにはあまり興味がないからだという。

しかし2022年のハンガリーの選挙で、左翼の統一候補の選挙キャンペーンが1000万ドル以上を違法に受け取ったという。この資金を提供したのがA4Dだと言われている。

EU Takes Legal Action Against Hungary’s Defense of Sovereignty Law /The European Conservative

個人で資金を提供

エピソード4では、元NATO欧州部長のウェスリー・クラーク元大将に話を聞いています。

クラーク氏はジャーナリストのカティ・マートン氏に声をかけられ、冷戦時代の専門知識を活かしてA4Dを支援しているという。

クラーク氏はソロス氏とも個人的に長い付き合いがあり、2014年のウクライナのマイダン革命の抗議デモでは緊密に協力し合っていたとか。

そんなクラーク氏によれば、A4Dや同様の組織がヨーロッパで活動している背後に、アメリカ政府はいないという。

「他国の選挙に介入しているのは、単なる民間人だ」とクラーク氏は語り、中欧に関しては「ジョージ(ソロス)のような人物はいない」と述べている。

「(ソロスは)ボスニアでの取り組みに資金を提供した。彼はハンガリーでの取り組みに資金を提供し、それがヴィクトル・オルバンが彼を嫌う理由だ」とクラーク氏は言う。

そして「オルバンがアメリカの企業家に”ハンガリーの政治を支配されたくない”と考えるのは理にかなっている」と付け加えています。

「この重大な暴露記事では、ウェスリー・K・クラーク大将(退役軍人)、アクション・フォー・デモクラシーのデイヴィッド・コラニ事務局長、ケイティ・マートン会長、民主党のエリック・コッホが、ジョージ・ソロスの資金提供による影響力キャンペーンでの役割について語っている」↓


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