ニューヨークタイムズ編集長「バイデンの道具にはならない」――そしてついにワクチン被害を認める

ニューヨークタイムズ編集長「バイデンの道具にはならない」

現在行われているトランプ氏のポルノ女優口止め料裁判で、証人がことごとくトランプ氏の無罪を証言しているのが草です。前から書いているようにトランプ氏のホロスコープは一時のネガティブな状況から抜け出しているので、こういうことになるかと。

さて先ごろ当ブログで、ニューヨークタイムズとバイデン政権の確執について書いたばかりですが、どうやらそれはある意味で事実なのかもしれない。

左派メディア「ニューヨークタイムズ」、ついにバイデン政権に反旗を翻したか

2024年4月27日

それについてこのたびニューヨークタイムズのジョー・カーン編集長が、あらためてバイデン政権に肩入れしないことを明言しています。

カーン編集長は最近のインタビューの中で、同紙が「バイデン陣営の道具」にはならないといい、中国の新華社通信やロシアのプラウダのようなメディアになってどうするんだ?と政府宣伝メディアになることを否定した。

ジョー・カーン氏について

ジョー・カーン氏はユダヤ系で、事務用品販売のStaples(ステープルズ)共同創業者のレオ・カーン氏の長男です。

父親のレオ・カーン氏はユダヤ活動家だったらしいが、彼はその裏返しで”自分は積極的なユダヤ人ではない”と言っています。

ハーバード大学卒で、ダラス・モーニング・ニュース→ウォール・ストリート・ジャーナルの中国特派員→ニューヨークタイムズという経歴の持ち主です。

1994年に世界中の女性に対する暴力に関する記事でピューリッツァー賞を受賞した記者チームの一員で、2006年には中国の法治を取材した報道でジム・ヤードリー氏とともにピューリッツァー賞国際報道部門を受賞しました。

そして2022年にニューヨークタイムズの編集長になっています。

このたびカーン氏はニュースサイト「SEMAFOR」のベン・スミス氏のインタビューで語りました。

ちなみにベン・スミス氏はBuzzFeed Newsの元編集長でニューヨークタイムズのコラムニストでした。そのスミス氏とブルームバーグ・メディア・グループの元CEOジャスティン・スミス氏によって2022年に設立されたのが「SEMAFOR」です。同じスミス姓ですが血縁関係はありません。

スミス氏には「なぜカーン氏は、ジョー・バイデンの勝利を助けることが自分の仕事だと思わないのか?」という動機があったという。

けっきょくスミス氏も左派メディア系なので、そういう思いがあるのでしょう。

中道的なスタンスを望んでいる

まずインタビューでスミス氏は「私たちはトランプを止めなければならない。なぜそれが自分たちの仕事だと思わないのか?」と切り込んだ。

しかしカーン氏は、中道的なスタンスを望んでいる事を示唆しました。

「優れたメディアは第4の権力であり、民主主義のもうひとつの柱だ」と述べ、「どちらか一方の候補者に偏った報道をすることではなく、両候補者について非常に優れた、厳しい、充実した報道を行い、有権者に情報を提供することだ」と述べた。

「民主主義の脅威があまりに大きいから、メディアは人々の投票を助ける公平な情報源としての中心的役割を放棄すると言うのは、本質的には、ニュースメディアはある候補者の宣伝機関になるべきだと言っているのだ」

「バイデンのアジェンダが従来の既成政党や候補者と同調しているのは事実だ。私たちはそれを報道し、明確にしている」

あらゆる面でカバーするのが仕事

その一方で「トランプが勝つ可能性があるのも事実だ」といい、「それを阻止するのはニュースメディアの仕事ではない。それを防ぐのがバイデンとバイデン周辺の人々の仕事だ」

そしてカーン氏は、「あらゆる問題をカバーするのが自分たちの仕事だ」と述べた。

「移民問題が(世論調査の)トップで、経済とインフレが2番目だ。トランプに有利だからという理由でそれらの報道をやめ、最小限に抑えるべきなのだろうか?」と疑問を投げかけた。

その上で、

「バイデン陣営の道具になるのか?新華社通信やプラウダに変身して、バイデン陣営に好意的な記事を流し、相手陣営のネガティブな記事だけを書くのか?」

「それで何ができる?」

2020年の「行き過ぎ」から学んだ

さらにカーン氏は2020年に行き過ぎたと語った。

「トランプ時代の激しさ、COVID、そしてジョージ・フロイドが重なり、この組織には文化的な怒りがピークに達した時期があったと思う。2020年の夏は、世界が脅威にさらされ、人々の安全が脅かされ、無実の黒人が警察によって窒息死させられるという事件が起きた、クレイジーな時期だった。」

※ちなみに”息ができない”ジョージ・フロイド氏の死因は窒息死じゃなく、裁判で「ドラッグの過剰摂取」という検死報告書が提出されています。まそれはさておき。

「そして、今日生きている誰もが経験したことのないような、最も分裂的な大統領職の最後を迎えた。このような事態は、いたるところで神経をすり減らした。」

スミス氏がその2020年にニューヨークタイムズが「ミスを犯したと思うか、それともあの瞬間を乗り切るのがとても難しかったと思うか?」と聞くと、

「あの瞬間をナビゲートするのはとても難しかった」といい、「私たちはそれを振り返り、学んだと思う。その後、私たちは足場を固めたと思います」と述べた。

NYタイムズがワクチン障害を認める

カーン氏が中道派を目指していると語る中で、ニューヨークタイムズは「COVID-19ワクチンの害」について認める記事を出しました。

記事では副作用は「まれ」だと言いつつ、障害報告が無視されているといい、ワクチン傷害補償プログラムでは請求のごく一部しか審査しておらず、支払いもわずか12件にとどまっていると伝えています。

また「国立衛生研究所はワクチンの安全性に関する研究をほとんど行っていない」という専門家たちの声も取り上げた。

ただ一方で、「ウィルスはもっと悪い」とも言っており、まだまだ全面降伏したわけではない気がします。

ワクチン被害の論点は数の多い少ないじゃない。問題なのは治験も完了しておらずその安全性も確認せずにムリヤリ緊急承認して、政府が「打て打て」と接種を強制し、打ちたくない人を追い詰めた。しかもワクチン購入だけでなく宣伝などにも莫大な税金をつぎ込んだ。

「COVIDワクチンによって負傷したという何千人もの人々が、自分たちのケースが無視されていると考えている」ニューヨークタイムズ↓

https://www.nytimes.com/2024/05/03/health/covid-vaccines-side-effects.html

3年遅れだ

ともあれワクチン批判については長年、左派メディアが口を閉ざしてきたことであり、さすがにSNSではニューヨークタイムズがこれに言及したことについて反響を呼んでいます。

「ついに認めた」
「今まで反ワクチンを攻撃してきたクセに」
「3年遅れだ」
「誤報だ、陰謀論だと言ってきただろ」

つい最近、元CNNキャスターのクリス・クオモ氏も「自分もワクチン被害者だ」と告白しており、もはやコロナワクチンの障害については陰謀論とは言えないでしょう。

私たちは、ワクチンが意図しない結果、すなわち副作用をもたらす可能性があることを知っています。

しかし問題は、ショーンや私、そして何百万人もの人々のように、血液検査や生活、感情、つまり身体的な面で、いまだに奇妙な現象が消えないということだ。

私は臨床医ではないので、あなたを助けることはできない。でも、私はこの報道を決してやめない。

時代の流れ

ニューヨークタイムズはようやくメディアとしての矜持を自覚したのか。

しかしこれはニューヨークタイムズがどうの、編集長がどうのというより、これから水瓶座時代に変化していく中で当然の流れです。

残念ながら山羊座時代は権力忖度に傾かざるを得なかったが、水瓶座はそれを許容しない。

先日「報道の自由」の世界ランクが発表されたのはそれを暗示しています。日本は70位という恥ずかしくてダサい結果だった。ようやく自民党の裏金問題報道で少し軌道を修正しつつありますが。

まあ遅かれ早かれ時代はそれを導いていくでしょう。徐々にですが。


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2023年4月1日
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