酒井法子氏が中国で話題になっているという。中国版ツイッターと言われる「微博(ウェイボー)」で新年の挨拶をアップした際、課金を促すリンクが貼られ、それを踏むと酒井氏への送金画面に飛ぶという。現在は削除されたようだが、これにはさすがに中国でもドン引きだとか。
【参照】酒井法子の露骨な課金“おねだり”に中国人ファンもドン引き/日刊ゲンダイDIGITAL
SNSで物乞い?
酒井氏が中国で人気なのはよく知られており、上記事によれば微博のフォロワーも5400万人を超えているらしい。だがさすがに今回の物乞いのような露骨な手法には反感を買ったようだ。もしかしたらクラウドファンディング的なつもりだったのかもしれないが、翌日、謝罪とともに投稿は削除されたと言う。
この「投げ銭」と呼ばれるシステムは金額設定が自由なようで、高額な送金も可能だという。酒井氏は昨年10月にも、同じリンクを張った書き込みをしていたという情報もある。
酒井法子氏と言えば昨年、金銭トラブルで民事訴訟になっていることが報じられた。何でも支援者だった会社社長が亡くなり、その子息から訴えられたというのだが。
壮絶な生い立ち
彼女は2009年に覚せい剤取締法違反で逮捕され、元正統派アイドルの暴走が世間を揺るがす大騒ぎになった。その騒動の頃、彼女の壮絶な生い立ちがクローズアップされている。
酒井氏は幼少期、叔母に育てられたという。生まれたときに父親は服役中で、母親は彼女を産んですぐ、佐賀県にある寺に乳児だった彼女を置き去りにして、若い男と駆け落ちしてしまったようだ。そのため埼玉の叔母の家に引き取られた。
彼女が7才の時に実父が再婚するが、てっきり叔母が母親だと思い込んでいた彼女は、その時にはじめて実の子ではないと告げられた。そして、福岡にいる父親の元で暮らすことになったという。
その実父もさらに離婚・再婚をし、彼女は愛情の拠り所がなく育ったかもしれない。その実父も1989年に死去、交通事故死だったというが・・・。
1985年、14才の時に受けたオーディションがきっかけで、芸能事務所サンミュージックに見出され上京した。サンミュージック元社長の故・相澤秀禎氏の自宅で下宿生活をしながら中学に通った。しかし、結果的に逮捕でサンミュージックから契約解除になったのは皮肉なことだった。
酒井法子のホロスコープ
そのような生まれなのによく出生時間があったなと思わなくもないが、一応符合する点も感じるのでそのまま使ってみることにする。
そもそも気になっていたのが月なのだが、8ハウスで天秤座、横には冥王星というのが、なにか幼少期の彼女を表しているかもしれない。おそらくこういう月だからこそ、壮絶な幼少期を耐えることができたんだろう。
というかこの月は、限界を超える体験をしたために、個人的感情を捨て去ったかのようである。ただし8ハウスでありしかも天秤座3度なので、彼女には助ける人がいる。それは叔母でありサンミュージック社長であり支援者の社長だったろう。
その月も含め、この図は全体的に、思ったほど息苦しい図になっていないのである。
血縁の薄さ・他者との縁
この図はよく見るとアセンダントは水瓶座で、そこに太陽や水星もあり、実際の彼女のようになにか血縁の薄さを感じさせるものだ。
太陽は水瓶座でメジャーなアスペクトがない。土星にもアスペクトがない。これは父から受け取るものがなにもないような感じだ。それに比べ重厚な8ハウスと10ハウス、しかもこの図には水がない。何かね、他者との繋がりによる人生、というのを表している気がするんだけどね。
それを裏付けるかのように、アセンダントの主星は8ハウスに入っている。しかしこれは、一度できた人間関係の絆が、途中で離れる暗示があるかもしれない。
――叔母しかり、相澤社長しかり、夫しかり、支援者しかり。
トランジットの影響
しかし出生図に息苦しさがないからと言って、平穏無事な人生とは限らない。冥王星が山羊座に入ってすぐの頃、彼女は覚せい剤で逮捕された。月はトランジットの冥王星と90度で、私生活で破綻が暗示されていた。
同時に太陽にはトランジットの海王星が重なっており、薬物絡みも示唆されていた。太陽は社会的自分でもあるので、このときにプライベートも社会での立場も同時に失ってしまった。
今は昨年からずっと山羊座に土星がいるので、これが彼女の8ハウスとは90度になる。8ハウスは他人の財=つまり借金でもあり、もらう金でもあるので、それが訴訟だったり課金だったりというのが極端に現れたものと思われる。
しかし今は残念ながらネガティブな意味だ。
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