カルロス・ゴーン氏がレバノンへ
2019年は、まさかのカルロス・ゴーン氏の日本脱出というトピックで幕を閉じたけど、個人的には土星冥王星時代っぽいので興味深い。
まあ年の区切りはあまり関係ないけど。人間社会が設定しているだけなので。
いずれにせよ脱出ばかりに目がいきがちだけど、ゴーン氏は声明で、人権無視の日本の司法制度をアピールしていくと語っており、今後が注目される。
カルロス・ゴーン氏の声明
私はいまレバノンにいます。
もはや私は有罪が前提とされ、差別がまん延し、基本的な人権が無視されている不正な日本の司法制度の人質ではなくなります。
日本の司法制度は、国際法や条約のもとで守らなくてはいけない法的な義務を目に余るほど無視しています。
私は正義から逃げたわけではありません。
不公正と政治的迫害から逃れたのです。
いま私はようやくメディアと自由にコミュニケーションできるようになりました。
来週から始めるのを楽しみにしています。
つまり彼にしてみればやっとスタートラインに立ったのであって、今後は日本の司法システムの不条理について、世界に訴えていくのかなと。
確かにそっちの方がよほど山羊座の土星冥王星の事象らしい。個人的には最近起こってる大きな物事や事件の一つ一つは、すべてその後に意味を含んでいくものばかりだと思うので。
謎の出国劇
とはいえ、ゴーン氏がどうやって出国したのかは未だに謎で確定的なソースがない。楽器ケースに隠れて出国したとか、警備チームがサポートしたとかいろいろ報道されているが、実際どうなんだろと。
さらに、それらのほとんどが海外メディアが報じたものばかりで、日本のメディアは後手後手に回っている感じがしないでもない。
ゴーン元会長「楽器箱に隠れ出国」 現地メディア報道 https://t.co/vagoAg2gOJ
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) December 31, 2019
フランスのルモンド紙は、ゴーン氏逃亡は妻であるキャロル氏が企てたと報じているようだ。
ゴーン被告逃亡、妻キャロル氏が計画か 義兄弟が支援? https://t.co/KoLL8TWzhW
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) December 31, 2019
妻キャロル・ゴーン氏
ゴーン氏の妻キャロル・ゴーン氏はレバノンのベイルート生まれだが、アメリカのニューヨークで育ったようだ。2009年にニューヨークでレバノンの民族衣装ブランドを立ち上げているらしい。ゴーン氏とは再婚で、前夫との間には3人の子供がいるとのこと。
キャロル氏も以前から日本の司法当局のゴーン氏への扱いについて不満に思っていたといい、国際人権団体に告発文を送ったり、フランスのマクロン大統領に直訴したりしていたとのこと。
彼女は1966年生まれで、この世代はかなり特徴的な配置を持っており、大胆な行動を起こしてもなんら不思議ではないエネルギーを持っている。
ゴーン氏との相性
おそらくこれではないかというキャロル氏の生年月日によると、その大胆不敵さを可能にする天体が、ゴーン氏のホロスコープの天体に絡んでおり、それが今回のことを可能にしたのかもしれない。
さらにいえば、二人のホロスコープのシナストリーは現在のトランジットとも合わせて、極めて稀なグランドセクスタイルになるので、このタイミングで起こっていることに何か意味深いものを感じてしまう。
それも含め、今後の動向に注目したい。
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