ボクシングWBA世界フライ級チャンピオン・井岡一翔氏が王座を返上した。
井岡選手と言えば、叔父が2階級制覇をした元世界チャンピオンの井岡弘樹氏、実父の井岡一法氏も元プロボクサーというDNAの持ち主だが、所属先の井岡ジムの会長でもある一法氏によれば、練習不足で大晦日の世界戦に間に合わないという。
「練習ができていない」というが
井岡選手はデビューから7戦目でWBC世界ミニマム級王者に就いた、そのDNAに違わぬ逸材である。その後、WBA世界ミニマム級も制して統一チャンピオンになる。ライトフライ級に転向するため二つの王座を返上、WBA世界ライトフライ級王座となり、プロ11戦目にして2階級制覇をする。その後フライ級に転向しWBA世界フライ級チャンピオンになり、3階級制覇を成し遂げた。
今年5月に歌手の谷村奈南氏と結婚したが、その後から練習がコンスタントにできていない、と発表されたのだが、もともと一法会長はこの結婚に反対していたという説もあり、何やらキナ臭さを感じないでもない。
しかしまだ28才という年令で、引退には少し早いようにも思う。ただ28才といえば・・・この前から触れている1989年生まれなのである。やはり今は注意しなければならないタイミングなのでは。そのためかどうかは分からないが、実は昨年あたりから彼を取り巻くネガティブな情報を目にしたこともある。もちろん確かめようもない噂レベルではあるが、この世代というのも重なって、若干気になるのも事実だ。
ホロスコープ的検証
井岡一翔氏本人のホロスコープに関しては、上述した1989年世代であるという点が挙げられるが、それよりも井岡一法会長の言う(結婚以降)コンスタントに練習ができていない、という点に注目するため、妻である谷村奈南氏のホロスコープを見てみたが、ちょっと気になるポイントがあるのだ。
この1987年生まれは、射手座に土星と天王星がある世代で、これも今気をつけたいと言えば気をつけたい世代でもある。というのも、先ごろ覚せい剤取締法違反で逮捕された清水良太郎氏が、同じ配置を持つのだ。
彼女のホロスコープは、これに対して太陽や火星が90度になっている。女性のホロスコープで太陽や火星は、関わる夫や男性を表すものであり、彼女がいま表立った仕事をしていないのであれば、夫である井岡一翔氏に投影されてしまう。つまりネガティブな言葉で言えば「さ●まん」ということになるのかもしれない。
この射手座後半の辺りには、いまトランジットの土星がウロウロしており、太陽にさらなるプラスアルファの圧迫を与えることになる。しかもこの太陽は乙女座16度あたり、というのも拍車をかけているだろう。
それと彼女は信頼できる人なのかな?
老婆心ながらちょっと気になる。
TBSの不思議
コアな格闘技ファンやボクシングファンなら知っていると思うが、TBSがバックアップ(粘着?)した格闘選手・ボクサーはろくなことにならない、という都市伝説がある。記憶に新しいところで言えば亀田三兄弟が挙げられる。当時亀田家はTBSが目一杯バックアップをしたのをご存知だろうか。結果はあのとおりだ。その他にも過去を紐解けば、昭和の時代からそうした伝説が引き継がれてきたのは、知る人ぞ知る「あるある」話だと思う。
そして今回の井岡一翔氏もTBSが中継権を獲得している選手である。
どんなスポーツでもそうだと思うが、ボクシングも独占中継権というマネー・ビジネスが絡んでいるのはあまり知られていないかもしれない。例えばWBC世界ライトフライ級王者の井上尚弥氏や、先日WBA世界ミドル級王者になった村田諒太氏はフジTV、元WBC世界バンタム級王者の山中慎介氏は日テレ、といった具合だ。
TBSがバックに付いた選手だけ、冴えない結果に結びつくことが多いのはなぜだろう。「複数階級制覇」みたいなやり方も、亀田三兄弟の時と同じだし、まったくの個人的見解だが、TBSのスポーツ上層部に果たして格闘ファンを喜ばせるセンスはあるのだろうか?とちょっと不思議に思えてしまうほどだ。
それで思い出したが、いつも思うのだが、野球のWBC(World Baseball Classic)関連の放送で、TBSはなぜジャーニーの「Separate Ways」をテーマソングに使うのだろう?確かにノリの良いロックナンバーではあるが、あの曲はSeparate Ways(別々の道)=つまり失恋の歌だ。歌詞を見ても、それ以外の何ものでもないことがわかる。
このことでさえ、もしかしてTBSの上層部に無類のジャーニーファンが居るのでは?などというあらぬ邪推を誘うわけだが、それにしても野球と失恋・・・実に整合性のない選曲だと思う。見るたびにこちらが恥ずかしい(笑)。
いずれにしても井岡選手のデビュー当時はその強さにインパクトがあった。
しかし最近の試合ではそれを感じなかったのはなぜだろう。
ぜひ「これぞ井岡一翔」という試合をもう一度見てみたいものだ。
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