あの『ジョンベネ殺害事件』容疑者が新証言？――っていうかホロスコープがネタ満載な件

日本でも有名な「ジョンベネ殺害事件」の容疑者だった男が、同級生に送った手紙の中で、ジョンベネ事件の関与を認めていたことが英デイリー・メールで報じられた。この容疑者は、別件でコロラド州の刑務所に服役しているゲイリー・オリヴァという現在56才の男で、手紙の中で「あれは事故だった」と書いているという。

ジョンベネ殺害事件

1996年に起こったこの事件はまだ犯人が特定されておらず、日本でも「海外の重大未解決事件」のような形で紹介されたりしているので、ご存知のかたも多いのでは。ただ、今回のオリヴァ容疑者の告白には、懐疑的な部分も多いというので、売名じゃないか、と疑われてもいる。

被害者のジョンベネ・パトリシア・ラムジーは当時6才で、美少女コンテストで何度も優勝するような美形ビジュアルの子だった。

母親のパトリシアもミス・ウェストバージニアなどに選ばれるような人だったらしく、果たせなかった「ミス・アメリカ」になる自分の夢を娘ジョンベネに投影し、美少女コンテストにバンバン参加させていたという。ただ母パトリシアはジョンベネのおねしょ癖に激昂する事があり、当初は犯行が疑われていた。

なお父も、ジョンベネの兄（当時9才）も疑われていた。

父親はコンピューターシステム会社経営者で、その会社の年間売上は10億ドルという大富豪、美人妻に美少女娘という、絵に描いたような幸せセレブ一家に起きた悲劇に、当時はゴシップも飛び交い、相当騒がれたという。

悲劇が起きたのは1996年12月26日で、前の日はクリスマスだった。ラムジー一家は25日の夜、クリスマスパーティーに参加した後、家に帰って就寝したという。翌朝、母親が「金を用意しろ」と書かれた脅迫状を発見し、ジョンベネが行方不明になっていた。なおこの脅迫状とオリヴァ容疑者の筆跡は一致していないという。

両親が警察に通報し捜査本部が置かれたが、地下室でジョンベネの遺体が発見された。頭部に打撲傷があったという。ちなみに家族への容疑は、後にDNA鑑定によって否定された。

ジョンベネも1988～90年生まれ世代

今回手紙で告白したというオリヴァ容疑者は、事件当時もこの同級生に「小さな女の子を傷つけてしまった」と電話をしてきたという。その直後にジョンベネ事件がニュースになったため、同級生は警察に電話をしてこの事実を伝えたが、無視されたようだ。オリヴァに容疑がかかったのは2000年頃だそうで、警察は数年間スルーしていたことになる。

オリヴァに容疑がかかったのは別件で逮捕された時、所持品の中からジョンベネの写真や、犯行に使われた疑いのあるスタンガンが発見されたからだという。ジョンベネの写真は300枚以上所持していたらしい。

もうこの事件から22年が経っているが、今になってあらたな情報が脚光を浴びるというのは（信憑性は別にして）ジョンベネが1988～90年生まれ世代だからなのか・・・。

ジョンベネ・パトリシア・ラムジーは1990年生まれで、前から言及しているように山羊座に土星・天王星・海王星が集まっている世代だ。この世代が今騒動になりがちなのはいろいろお伝えしている通り。