アンドルー王子の暴露本が発売
今週、アンドルー王子について新しい暴露本が発売されるらしい。その本は以前アンドルー王子と交際疑惑のあった複数の女性にインタビューし、その実態に迫っているという。またジェフリー・エプスタイン氏との関係についても書かれているようだ。
Thank you AC for a great interview today. You're the best!!!! Folks please get the book here. https://t.co/CFz2nPxZZf. @CompoundAmerica @TheCumiaShowPR #controversythebook
— Ian Halperin (@IanUnderCover) September 17, 2020
書いたのはニューヨーク・タイムズのジャーナリストのイアン・ハルペリン(Ian Halperin)氏で、ハルペリン氏がマイケル・ジャクソンのことを書いた『Unmasked:The Final Years of Michael Jackson』はベストセラーになっている。
ハルペリン氏はまだマイケルが生存中の2008年12月、彼が深刻な健康上の問題を抱えているとスッパ抜き、余命6ヶ月と予想していた。実際マイケルは2009年6月25日に亡くなっている。さらにハルペリン氏はマイケルのドキュメンタリー映画も監督・制作している。
ハルペリン氏は、アンドルー王子が常にチャールズ皇太子の影に隠れていたことによる葛藤があり、それがプレイボーイ的なライフスタイルにつながったと語っているようだ。それは現在のウィリアム王子とヘンリー王子の関係に似て、ウィリアム王子は王室継承者である一方、ヘンリー王子がアウトロー的な存在になっていることに例えている。
専属シェフがFBIに全面協力
それとは別に、現在メディアでは過去エプスタイン氏の仕事をしていたスタッフに注目が集まっている。
まずエプスタイン氏の専属シェフだったアダム・ペリー・ラング氏。ラング氏は1999~2003年までエプスタイン氏のシェフとして働いていたとのこと。現在は自らの店を持っているという。
公開されている裁判所の文書では、ラング氏はエプスタイン氏のプライベート・ジェット(通称:○リータ・エクスプレス)に数回搭乗している記録があり、フロリダ・ニューメキシコ州・ヴァージン諸島などさまざまなエプスタイン氏に関連のある場所に渡航しているとのこと。
エプスタイン氏からの被害を訴えているバージニア・ロバーツ氏らはラング氏の協力を求めているが、ラング氏は声明で、エプスタイン氏の仕事は食事の準備のみで、実際の不適切行為は見たことはなく、また犯罪についても知らなかったと主張している。ただ訴えを起こした女性たちには同情しており、その行動には称賛を送っているという。
現在ラング氏はFBIに全面協力を申し出ているというが、バージニア・ロバーツ氏らとの直接面会は避けているもよう。
パイロットにフライトログを要請
またバージン諸島の司法長官が、1998~2019年におけるエプスタイン氏のヘリコプターとジェット機の全ての渡航記録と乗客名簿を要求したと報じられている。
すでに2009年に、エプスタイン氏のパイロットの一人だったデビッド・ロジャース氏が司法当局にログを提供しており、そこにはアンドルー王子をはじめビル・クリントン元大統領、俳優ケヴィン・スペイシー氏、ナオミ・キャンベル氏など多くのセレブたちの名前があった。
しかし別のエプスタイン氏のパーソナル・パイロットだったラリー・ヴィソスキー氏のフライトログは提出されておらず、これが提供されれば戦々恐々となるセレブたちが多くいるとウワサになっている。そうしたセレブたちの間でパニックになっているという話もある。
ヴィソスキー氏は長年エプスタイン氏のチーフパイロットを務めたようで、飛行機だけでなくヘリコプターも操縦していたという。ただ2019年にエプスタイン氏が逮捕されると、ヴィソスキー氏のものと思われるインスタグラムのアカウントは閉鎖された。
ナディア・マンチコワ氏
モデルでパイロットでもあるナディア・マンチコワ氏も、エプスタイン氏のお抱えパイロットだったという話だね。
Who is Nadia Marcinkova, the model-turned-pilot from Epstein flight logs? https://t.co/7ko4MuRzK1 pic.twitter.com/BWgETjJIGx
— New York Post (@nypost) September 21, 2020
マンチコワ氏は自身がエプスタイン氏の性的被害者だったと主張しているが、一方で非常に親しい関係だったという情報もあるみたいだ。
被害者か協力者か
Wikipediaによると、マンチコワ氏は15才のときにエプスタイン氏に売られてきたという情報があるが、彼女の親は否定しているとのこと。ただスロバキア生まれのマンチコワ氏が、まだ10代の少女のときに単身でアメリカに渡った理由は不明だという。
(※マンチコワ氏はNadia Marcinko、Nada Marcinkovaなど複数の呼び名がある)
ハッキリしているのはマンチコワ氏はフロリダ州パームビーチの飛行学校で訓練していたということで、つまりエプスタイン氏の自宅があった場所であり、そこで250時間のフライトログがあるという。そしてエプスタイン氏から要請を受けて、免許の認定を受けたという。
現在マンチコワ氏は航空会社AviloopのCEOで、その本社はエプスタイン氏の弟マーク・エプスタイン氏が管理するニューヨークの建物にあるという。
マンチコワ氏は長年エプスタイン氏のアシスタントとして働いていたとも言われ、彼のプライベートジェット「○リータ・エクスプレス」のパイロットでもあったという。
一方で少女たちを勧誘したり不適切行為を促したという証言もあり、その真偽は謎だ。
最後に
エプスタイン氏のアシスタントだった疑惑がある女性たち?(左よりサラ・ケレン氏、ナディア・マンチコワ氏、アドリアナ・ロス氏、レスリー・グロフ氏)
Jeffrey Epstein’s Alleged Accomplices: Where Are Sarah Kellen, Nadia Marcinkova, Adriana Ross & Lesley Groff? https://t.co/D3pJWvw18Z
— STEVEN J HOFFENBERG (@SHoffenberg) September 13, 2020
まだまだ謎が多いこの疑惑、2021年7月に始まるギレーヌ・マックスウェル氏の裁判でどこまで明かされるのか。
たぶん11月の大統領選の結果も影響するはずなので、トランプ氏かバイデン氏どちらが勝つかによっても結果は違うだろうね。
※当ブログでは主流メディアでなかなか報じられず、検索されない情報を取り上げています。ぜひブックマークなどをご利用ください。またあなたの大切な人や、教えたい人にお知らせ・共有してください。
詳しくは→こちら