2014年ソチオリンピック・フィギュア団体で金メダルのユリア・リプニツカヤ氏(ロシア)が引退すると報じられた。まだ19才だが、摂食障害(拒食症)の治療を行っていたという。ロシア国営のタス通信が8/28に報じたもので、情報源は彼女の母親のようだが、ロシア・スケート連盟の会長は正式な引退届は受け取っていないとコメントしている。
ソチ五輪以降、目立った活躍もなく・・・
リプニツカヤ氏といえば「ロシアの妖精」とまで言われていたが、一方で
- 「良い練習ができました。メディアが邪魔でしたけど」
- 「一度もフィギュアに興味を持ったことはない。時間ができたら映画を鑑賞する」
- 「(キム・ヨナ選手について)空白期間が長かったのでは。私は試合でキム・ヨナ選手の試合を直接見たことがない。最近出場した大会もすべてB級」
- 「(浅田真央選手について)もちろん世界で一番強い選手だと思う。特に好きなのは、滑走がきれいで、なめらかに滑るところ。尊敬しているし、とても好きな選手です」
など、勝ち気なコメントが当時メディア等で面白がられて取り上げられた。
ただ日本ではこの強気キャラがネット受けしてて、いつしか“リプニツカヤ兄貴”という愛称で呼ばれるようになった(当時まだ16歳だけど)。
しかしそんな兄貴もソチ以降、徐々に調子を崩したような感じで、目立った成績を上げられなくなっていたようだ。
激太り・摂食障害
今年6月、19才になったリプニツカヤ氏は、ソチ五輪での活躍が評価されマンションをプレゼントされたという。その際写真が公開されたのだが、写っている彼女の姿がすぐに物議を醸した。
――「リプニツカヤ兄貴、激太り」
ただ元々の素材の良さがあってか「太っても可愛い」の声も多数あったのも事実。
で母親から公表されたのは、今年4月、3カ月にわたる拒食症の治療を受けてヨーロッパから帰国した際に引退を決断した、とされている。
リプニツカヤ氏のホロスコープ
でこれを見ると、やはりホロスコープ通りかなという感じだ。
彼女の図では水星が火星と一緒にあって、この年令の時に(つまりソチ五輪の頃まで)運動能力が優れていたことを物語っている。しかもこれ、配置的には反応が素早くて対応力抜群な感じだよね。しかも射手座の冥王星と180度なのでパワフルだ。(力という意味ではない、エネルギーがという意味で)
この年令の頃に彼女のパフォーマンスが傑出していたのは、まさにホロスコープのエネルギー通りだろう。もちろん努力もあるけど、天性のものもあったと言っていい。しかもよく見るとこれ、月の度数がわからないけど、ほぼカイト系だ。
ところが金星をみると、かなり落差が激しい。
つまり金星の年齢に移った途端に一気にトーンダウン、どころか、かなり厳しい流れになっていってる。今まで、スピーディーに反応できていたはずが、急に鈍重で何かの規制を受けるような身体の状態になったかもしれない。しかもそれは自主的なコントロールが聞かなくなっていくことが暗示されている。本人にしてみれば「あれ私どうしちゃったの」状態だったのではないか。
しかも昨年あたりのトランジットの影響がまたよろしくなかった。ベッキーはその頃社会的立場が崩れたけど、この人は運動能力や反射神経などが狂ってしまった感じだ。
また戻るはずだが・・・
聞くところによれば、フィギュア選手は身体の成長との闘いらしい。成長とともに身体は重たくなっていくので、ジャンプやスピンに影響が出やすいという。一時期浅田真央選手のジャンプの不調は、それが原因ではないかと言われていた。自民党の森喜朗氏が「あの子は肝心なときにいつも転ぶ」と言って、ひんしゅくを買った頃だ。(まああの人の失言はいつものことだが)
リプニツカヤ氏も、成長とともに増える体重と、それに対応しなけれがいけない自分のスケート・パフォーマンスとのバランスに苦慮して、摂食障害になったのかもしれない――いずれにしてもそれはたまたま現象で、この年令で人生の方向性がねじ曲がってしまうことは、ホロスコープに充分過ぎるほど現れているのだが。
蛇足として言うと、リプニツカヤ氏も太陽の年齢になれば、またあの運動能力を取り戻すことが予想される。ただ今回の引退が真実なら、それは叶わず少し残念な気もする。しかしフィギュア選手のピークは非常に若いので、致し方ないのかもしれない。
ともかく水星と金星のギャップがありすぎた。
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