勝谷誠彦氏が肝不全で死去――ホロスコープで総括、みたいな話

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2018年11月28日の午前1時48分、コラムニストの勝谷誠彦氏が亡くなった。57才だったという。勝谷氏は8月に死亡率が極めて高いと言われる劇症肝炎で入院、一時は黄疸が出るほど危険な状態だった。9月に奇跡的な回復をして10月に退院、仕事に復帰していたというが、やはり最後は肝不全で帰らぬ人となった。

死亡時のホロスコープ

勝谷氏はかなりの酒好きだったようで、約40年間、ほぼ休肝日なく毎日飲んでいたとか。酒に関する著書も何冊も出しており、酒をやめるくらいなら死んだほうがマシ、くらいなことを言っていたという。さすがに入院してからは控えたみたいだが、肝臓に負担をかける要素は十分にあったようだ。

勝谷氏については旧ブログ含め過去2度ほど取り上げているので、ホロスコープは印象に残っている。前回、劇症肝炎のときに私は

ともあれ一時の危機は脱したとのことだけど、今は木星のそばにトランジットの土星がウロウロしているので、引き続き注意した方が良いのかも。この木星はもともと回復力があるので、今回は奇跡的に助かったかもしれないけど、今月になって土星が順行し始めており、そのうち重なるので、念のため。

【参照】勝谷誠彦氏が劇症肝炎から回復――まだホロスコープは要注意かも

と書いたのだがちょうどその通り、トランジットの土星が木星に重なったタイミングでの、今回の訃報であった。まことに残念である。

勝谷誠彦氏:死亡時

勝谷誠彦氏:死亡時

実はストレスフルだった?

以前も書いたと思うが、実は勝谷氏のホロスコープは、もともとけっこうストレスがある感じだ。(出生時間がわからないけど)

しかしメディアなどで見られた姿からは、そういう印象は薄いかもしれない。というのも、すぐ興奮して熱弁をふるうように見えたキャラは、むしろ直情的でストレスはその場で発散させてしまう人、みたいなイメージを与えていたのではないか。

勝谷誠彦氏:出生ホロスコープ

勝谷誠彦氏:出生ホロスコープ

しかしその興奮性は、はた目にはわからないけど、図を見る限りけっこうな圧が掛かっていて、そこからくるストレスが、酒にハマる要因の一つだったかもしれないと思うのである。なぜなら、そのストレスを海王星が救うような位置にあるからだ。ただしこの海王星は蠍座なので、深酒かもしれない。

彼がストレスフルだったと思う占星術的論証に、2015年の突然の鬱病がある。あのころはトランジットの天体が刺激してしまったため、突発的に鬱を発症したとみられる。そのとき勝谷氏は「(鬱が)ドスンとやってきた」みたいな表現をしていたが、まさにそんな感じの配置になっていた。急に落とし込まれるような配置だったのである。

しばらく重たい影響が続いてた

間もなく欝からは復活したが、もともとの太陽・冥王星90度に、トランジットの海王星がずっと絡んでいたのは、やっぱり厳しかったと思う。

さらに土星には、ここのところ冥王星が重なっており、身体的にはけっこうな負担を与えただろう。

ただ勝谷氏は、蠍座の水星と獅子座の天王星が90度なので、強がって反体制的な事を言うのである。それは、常日頃から彼の「発言スタイル」のようになっていたと思う。まあ、そういうのが炎上的性質だったというのも間違いなくあるだろう。

与えられたセカンドチャンス

勝谷氏は1985年8月12日、日航機123便に乗る予定だった人である。あの御巣鷹山墜落事故の便だ。急な予定変更のため、新幹線に乗り換えて難を逃れた。

明石家さんま氏や稲川淳二氏も同じく急な予定変更のため、あの便をキャンセルしている。さんま氏が「生きてるだけでまる儲け」という意味を込めて、娘に「いまる」と名付けたのはそれに由来するという。

このようなことを書くと、あの事故に遭われた被害者や御遺族にはたいへん申し訳ないのだが、それでもあえて書かせてもらうと、急な予定変更というのは偶然とは言え、なにか天の声のようにも思えてしまう。その人は、その後の人生で果たさなければいけない役目があったのかもしれなくて、その意味で言えば、確かにさんま氏も稲川氏も勝谷氏も、各々の道でそれなりに名を上げたと思う。そういえば確か逸見政孝氏とご家族もそうだった。

その点でいうと、勝谷氏のホロスコープは太陽と冥王星が90度なので、より大きな目標に向かって生きるために、この世に生を受けたような気もするのである。

合掌