リハビリ中のプロレスラー高山善廣氏を支援する団体「TAKAYAMANIA」が設立されることが発表された。高山氏は今年5月に試合で負ったケガの予後が芳しくなく、回復の見込みがないと言われている。この団体は高山氏の治療を支援するために設立されるとのことだが。
ハードなファイトの代償
高山氏は今年5月4日に行われた試合で頭部を強打し、病院に搬送された。診断は頸髄損傷および変形性頚椎症で手術が行われたが、回復は思わしくなく、週刊文春によると「首から下が動かない状態」だと報道された。
今回、高山氏の事務所の発表で病名は「頸髄完全損傷」に変更され、現状では回復の見込みがないという。
高山氏と言えば2002年に参戦したPRIDEにおける、ドン・フライ選手とのガチのノーガードのぶん殴り合いは、もはや伝説と言っていい。これほどの壮絶な殴り合いは、間違いなく格闘技の歴史に残るものだ。
結果は惜しくも高山氏のTKO負けだったが、世界中の格闘技ファンに「タカヤマ」の名前を轟かせただろう。現にこの後、高山氏のファイトマネーは跳ね上がったという。しかし肉体的な代償は大きく、この壮絶な殴り合いによって試合後、高山氏の顔は無残にもひん曲がったうえ、眼底骨折をしていた。
一方で勝ったドン・フライ選手の方も相当なダメージを負ったらしく
「あの試合で肩を壊して、その後手術を4度もした。腰の手術もした。手術のたびに何週間も動けない生活を強いられてきた」
参照:https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201303160004-spnavi
というからその身の削り具合はハンパなかった。
高山善廣氏のホロスコープ
高山氏のホロスコープは水のサインのグランドトラインに、魚座と乙女座の180度がある、いわゆる「カイト」だ。今回彼の周囲が支援団体を設立したというのは、このあたりがよく示しているような気がする。おそらく高山氏は日頃から、人との繋がりをないがしろにするような人ではなかったのだろう。
だが、このカイトの中心骨子をなす部分の配置はかなり緊張感がある。全体的には水の結束感がある一方で、太陽を取り巻く180度はなかなかのシビアさを暗示させる。
これはドン・フライ戦での高山氏のファイトに見られるように、危険すれすれの状態に飛び込むのを躊躇しないものだ。それに加えて戦闘力でもある火星は、まさにエネルギーを発散したい獅子座にあって、なおかつやりすぎる傾向だ。
シビアな太陽
しかし、太陽を取り巻くシビアさは、時により太陽を突き落とす可能性を暗示させている。ハードさを追求するあまり、時にガツンと引き落とされるリスクをはらんでいるのだ。
事実彼は、小児期より喘息に悩まされ、それは成人しても続いた。そのため肺活量もあまりないのだという。
2004年には大阪で試合後に脳梗塞で倒れた。この時は奇跡的にも脳神経治療では国内トップレベルの富永病院の近くの会場(大阪府立体育会館)だったため、運び込まれた後即カテーテル手術を施され、発症2時間後にはすべて手術が終わっていたのだという。
wikipedia:高山善廣
ちなみにこの脳梗塞の時は、あきらかに火星がハードだったことと、冥王星が射手座にあったため乙女座を90度で直撃していた。この障害の後、復帰までに約2年を費やしている。
今年5月、頭部強打による頸髄損傷の時には射手座にある土星が絡んでおり、これ以上なく太陽を押さえつけているのが分かる。そして金星も多大な影響を受けていることから、頸髄というのが意味されるのかもしれない。
筆者は何年も前に、偶然都内の歩道橋で高山善廣氏とすれ違ったことがある。デカいし分厚かったし、何より高山善廣以外の何者でもなく、それはプロレスラーとして並外れた存在感を示すものだった。
今後の回復を祈らずにはいられない。
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