井上尚弥選手がWBSSバンタム級初代王者に――ホロスコープに見える生まれ持った資質

WBSS初代王者

11月7日、さいたまスーパーアリーナで行われたワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝で、井上尚弥選手がノニト・ドネア選手を破って初代王者になった。

(実は私も見に行ってきた。)

WBSSとは

現在、ボクシング界はWBA・WBO・WBC・IBFという4つの団体があり、それぞれに世界チャンピオンがいる状態。その中で、真のNo.1を決めようと企画されたのが、このWBSSという大会だ。(実際は世界ランキング15位以内に資格がある)

この大会は一時期、賞金総額50億円とも言われ、実に太っ腹で画期的な大会だけど、実際にこれを実現させるとなると、なかなかハードルが高かっただろう。実際、管理体制の問題やファイトマネーの未払いが報じられたこともあった。

またトーナメントという形式によって、選手のスケジュール調整の困難さなどもあったはず。勝てば次の試合へ進み、負けた選手はそこで終わりになるので、後々の試合が組みにくい。

WBSSはこれまで第1シーズン(2017~18年)にクルーザー級とスーパーミドル級が行われた。現在行われているのは第2シーズンで(2018~19)、スーパーライト級・バンタム級・クルーザー級が行われている。

激闘

フィリピン出身のノニト・ドネア選手は5階級を制覇し、アジア人初の上記4団体全てで世界チャンピオンベルトになったという実力者。Wikipediaで知ったけど親日家らしく、「スラムダンク」や「はじめの一歩」など漫画好きでもあるらしい。

ただ井上選手も、ここ直近の3試合=マクドネル、パヤノ、ロドリゲス戦を全て2ラウンド以内のKO勝ちという、異次元の強さを発揮してきただけに、ファンとしてはまたやってくれるだろう、すぐ決着してTV中継でリプレイ何十回も繰り返すんじゃないか、みたいな期待は誰しもあったのでは。

ところがいざゴングが鳴ると、まさに激闘と言うにふさわしい展開になった。最近はノーダメージのきれいな顔であっさり勝って来きた井上選手も、この試合においては2ラウンドに右まぶたをカットするという苦戦を強いられる展開だった。

会場の雰囲気も最初のイケイケな感じから、徐々に「あれ?」「これ大丈夫か」「ドネアつえーな」みたいな雰囲気になってた。中盤以降、けっこういいパンチもらってたし。

井上尚弥選手のホロスコープ

井上尚弥選手

このホロスコープ、大きな舞台でも緊張しないっぽいけど。

目を引くのはカイト。
これは土水カイトだけど、この図はその他が火風なので、意外とバランスがいい。

で運動能力の火星がカイトの頂点なので、必然的に火星のアスペクトのバリエーションは豊富になってる。

さらにカイトの内容をよく見ると、個人天体は水星と火星だけで、あとは全部トランスサタニアンっていうのがミソ。しかも水星と火星はわりとタイトで、キレとスピードを自然に生み出せると思う。

あとイメージとかインスピレーションが働くのでは。どこかのインタビューでいけそうなイメージができた、とか答えてるのを見たことがあるけど、たぶんそういうのは水星の働きだろう。それを火星に連携させていける。

今回の試合で右まぶたをカットしたけど、右目ダメージはトランジットの影響が出たと思う。左目じゃなく右目の暗示がある。

ターニングポイント

井上選手はアマチュア時代にロンドン五輪を目指していたのだけど、予選会のアジア選手権で負け、五輪出場を逃してしまう。それがプロに転向するきっかけになったが、今にして思えば実はそれがよかったかも。

アジア選手権の頃のホロスコープはハードだったが、そこには方向転換や新たな展開というのが示唆されていたので。俗に言うターニングポイントみたいなタイミングだった。