最高指導者ハメネイ師の退陣要求デモに
ウクライナ国際航空752便が墜落した事件で、イランが地対空ミサイルによって撃墜したことを認めた事で、首都テヘランなどで反体制デモが起こっている。
ウクライナ機撃墜めぐりイラン首都で抗議デモ トランプ氏はイラン国民を支持https://t.co/cW2WlU4q4h
— AFPBB News (@afpbbcom) January 12, 2020
A vigil in front of Tehran’s Amikabir University for the victims of flight 752 that Iran said it accidentally downed turned into an anti-government protest on Saturday. Demonstrators called for the resignation of Supreme Leader Ali Khamenei, chanting ‘death to the dictator’
(イランがアクシデントにより撃墜したと言った、752便の犠牲者のためのテヘランのAmikabir大学前の追悼集会は、土曜日、反政府抗議に変わった。デモ参加者はアリ・ハメネイ最高指導者の辞任を求め、「独裁者の死」をシュプレヒコールした。)
【出典元】Anti-government protests in Tehran after Iran admits it shot down Ukrainian jet – video/The Guardian
トランプ大統領もデモを支援
これに対してアメリカのトランプ大統領が、デモを支援するツイートを投稿。
To the leaders of Iran – DO NOT KILL YOUR PROTESTERS. Thousands have already been killed or imprisoned by you, and the World is watching. More importantly, the USA is watching. Turn your internet back on and let reporters roam free! Stop the killing of your great Iranian people!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) January 12, 2020
(イランの指導者たちへ――デモ抗議者たちを殺すな。すでに何千人もが、あなた達によって殺害されたか投獄されているのを、世界中が見ている。さらに重要なことは、アメリカが注視しているのだ。ネットを復活させ、表現を自由にせよ!偉大なるイラン人民の殺害をやめるのだ!)
イギリス大使が一時拘束
またこの件では、イラン駐在のイギリス大使ロバート・マケアー氏がデモを煽ったとして、イラン当局に一時拘束されていた。(その後すぐ釈放)
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Detained half an hour after leaving the area. Arresting diplomats is of course illegal, in all countries. See comments by Foreign Secretary @DominicRaab. https://t.co/djpr99iSwI— Rob Macaire (@HMATehran) January 12, 2020
(たくさんの好意的なメッセージに感謝する。私はいかなるデモにも参加していない事が確認できた!PS752便事故の犠牲者の追悼イベントに参加していたのです。敬意を払いたいのは普通のことでしょう――犠牲者の中にイギリス人がいたのです。私が去った5分後に、一部からシュプレヒコールが上がり始めた。
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その場所から出て30分後に拘束された。もちろん、すべての国で外交官を逮捕するのは違法です。外務大臣のコメントを見てください。)
イラク基地にさらなる攻撃
そんな中で12日、米軍も駐留しているイラクのバラド基地に対し、ロケット弾により攻撃があったとのこと。
【イラク米軍駐留基地 また砲撃】https://t.co/YEJVjOYsdD
イランの隣国イラクで12日、アメリカ軍のスタッフも駐留するバラド基地に対してロケット弾による攻撃があった。イラク軍兵士4人が負傷したというが、今のところ犯行声明は出てない。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) January 12, 2020
8日のイランによる基地砲撃後、アメリカとイランは全面対決は避けていて、イラクのシーア派民兵組織も基本的には従っていますが、内部には不満を抱えるグループもいるとみられ、今後もこうした散発的な砲撃は続く可能性があります。
やっぱり事態が混沌としてきているね。
土星冥王星が、ただで済むわけないが。
イラン最高指導者アリ・ハメネイ師
1939年生まれで、1981年ホメイニ最高指導者時代に、イラン大統領になっている。
ホメイニ師の死後、1989年6月3日より最高指導者。
イランでは、最高指導者が絶対的な権力を持つという。大統領はその下の行政のトップに過ぎず、最高指導者の承認を経て任命されるとのこと。イラン大統領には軍に対する権限もないもよう。
批判も向かうのは無理もない。
というか、今後何らかあっても全然既定路線って気がするが。
昭和天皇を思い出したけど、ハードのとき、どうだったかということ。(当時の天皇は今の天皇と立場がぜんぜん違う)
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