ハンター・バイデン氏のメールスキャンダル、データ提供のジュリアーニ氏が経緯を説明

ニューヨーク・ポストのスクープ

ニューヨーク・ポストがバイデン氏の息子ハンター・バイデン氏の電子メールをスッパ抜いたので、やっぱり太陽冥王星だなあと感慨深い。

もともとバイデン氏とウクライナの疑惑は、2019年にトランプ大統領が弾劾にかけられた事案であって、トランプ大統領がウクライナのゼレンスキー大統領にハンター・バイデン氏の疑惑について調べるように依頼したことから、これが政治的圧力だとして弾劾にかけられたものだった。

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今回のスクープは現地10月14日にニューヨーク・ポストが報じたもので、物議を呼んでいる。

【元記事】
Smoking-gun email reveals how Hunter Biden introduced Ukrainian businessman to VP dad /New York POST(ハンター・バイデンが、ウクライナの実業家を副大統領のパパにどのように紹介したかが、動かぬ証拠の電子メールで明らかにされる)

メールやわいせつ動画も

NYポストの記事によると、2019年4月にバイデン氏の出身地であるデラウェア州のPCリペア店に、水によりダメージを受けたMacBook Proが修理のために持ち込まれたという。このMacBook Proはその後ショップが連絡をしても持ち主が回収しに来ることはなく、修理料金も支払われていないとのこと。

ショップの店主がFBIに連絡しMacBook Proは回収されたという。店主はさらにハードディスクのコピーを取って、トランプ大統領の弁護士ルディ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長に提供したとされる。この辺がちょっと胡散臭い気がしないでもないのだが、一応デラウェア州連邦地裁の召喚状の画像も添えられている。
ニューヨーク・ポストはジュリアーニ氏から内容の提供を受けたもよう。

いずれにしてもこのMacBook Proに入っていたデータの中に、ハンター氏とウクライナの天然ガス会社「ブリスマ」の幹部との電子メールのやりとりや、ハンター氏が薬物のようなものを吸いながら女性と性的な行為をしている動画、またハンター氏が薬物中毒に悩んでいる内容なども見つかったようだ。

店主によると、このMacBook Proがハンター・バイデン氏の物かどうかは特定できないとしながらも、ハンター氏の死んだ兄の名前にちなんでつけられた「Beau Biden Foundation(ボー・バイデン財団)」のステッカーが貼ってあったとのこと。

暴露されたメール

問題のメールは2015年4月17日付で、ブリスマ社の幹部ヴァディム・ポザルスキー氏からハンター・バイデン氏に送信されたとされるもので、この中でポザルスキー氏は

「親愛なるハンター殿。私をワシントンDCに招待してくれて、あなたの父親を紹介してもらえ、共に時間を過ごせたことにお礼を言います。大変嬉しく光栄に存じます。」などと書かれていた。

これは父親のジョー・バイデン氏が副大統領だった当時の日付であり、またこの頃ハンター氏はブリスマ社の役員に名を連ね、高額報酬をもらっていたと言われている。

この頃ブリスマ社には汚職疑惑があり、ウクライナ検察当局から捜査を受けていた。当時ジョー・バイデン副大統領がウクライナを訪問した際に、捜査を手掛けていた同国のショーキン検事総長を解任するよう働きかけたとされる。すると検事総長は解任され、ブリスマ社は捜査の手から逃れたというストーリー。

冒頭に書いたトランプ大統領のくだりは、この疑惑をウクライナのゼレンスキー大統領に調査させようと働きかけたという話だが、これが政治的圧力だとされ弾劾に持ち込まれてしまった。

ジョー・バイデン氏は過去に、息子とウクライナのビジネスについて話をしたことがないと発言しており、これに矛盾すると記事は指摘している。

またこの記事に対し、ジョー・バイデン陣営は「当時のスケジュールを確認したが、このような会談は一切行われていない」と否定している。

SNSが投稿制限

ちなみにこの記事、すぐにツイッターやFacebookが拡散防止の処置をとったので、転載やリツイートができなくなってちょっとした騒ぎになった。ただ現在はツイッターでは解除されたみたい(未確認)。

これに対して俳優のジェームス・ウッズ氏が「彼らがバイデンの罪を隠そうとすればするほど、話がデカくなる」と皮肉ってる。

トランプ大統領も「FBとツイッターが記事を取り下げたのはひどい話だ」とツイートした。

ルディ・ジュリアーニ氏「全て差し出す使命がある」

この記事のファクトがフェイクではないかという疑問がある中、ハードディスクのコピーを受け取ってとされるトランプ大統領の顧問ルディ・ジュリアーニ弁護士(元ニューヨーク市長)がDAILY BEASTに対して答えている。

ジュリアーニ氏はこのハードディスクの中身を「全て差し出す使命がある」と言っているという。

また経緯についてロシアの諜報活動だとする説は一笑に付し、もともとリペア店の修理工がロン・ジョンソン上院議員ら複数の議員に報告していたという。

修理工の個人名も出しており、デラウェア州ウィルミントンのコンピューター修理工ジョン・ポール・マック・アイザック氏という人物に弁護士を通じて連絡をとったところ、「彼はハンター・バイデンのラップトップPCを持っていた」と通告がきたという。

肝心のデータの中には性的な内容や個人的な写真も多数あり、また犯罪に関するものもあったとしている。トランプ大統領には全て報告しているというが、性的なものは扱わないことで同意したという。ただ薬物に関しては言及するかもしれないとしている。

最後に

このスクープは本来なら大騒ぎになってもいいようなスキャンダルかもしれないが、反トランプとされるほとんどの米大手メディアがあまり取り上げていない感じだ。それにならってか、日本のメディアも扱っていない。

つまりバイデン氏を優勢とする論調を広げたいのか、メディアがアンチトランプ包囲網を張っているかのような気がするのだがどうなんだろ。それにツイッターやFBも加担しているような感じ?・・・まあただの邪推だけど。
(ちなみにFBのマーク・ザッカーバーグ氏の妻はアメリカ人だが中国系)

ただ2016年大統領選の時もそうだったが、ヒラリー氏優勢を伝えるメディアがほとんどの中で、終わってみればトランプ氏が勝ったということも実際に起っている。

なので最後までわからない。

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