プラットフォーム上で悪質な行為が横行
ウォールストリートジャーナルがFacebookの内部文書をかなりツッコんでいますね。
Facebook社は、プラットフォーム上で平然と人身売買など悪質な行為が行われている事に気付いていながら、特に対処をしていなかったようです。
Internal documents describe Facebook employees’ embarrassment and frustration after decisions it made allowed users to post videos of murders, incitements to violence and advertisements for human trafficking https://t.co/dyvj5iwzA8
— The Wall Street Journal (@WSJ) September 16, 2021
ほかにも例えば、メキシコのカルテルがFacebookを使って○し屋を雇ったり、○刑の動画が投稿されたりなどといったような事が起こっていたようです。多くの場合Facebook社は、悪質なコンテンツを知っていながらシステムの変更などをしなかったといいます。
Apple激怒「ストアから削除するぞ」
イギリスのBBCは、クウェートの女性たちが強制労働のために人身売買されているというドキュメンタリーを制作し、その公開前にFacebook社に「さまざまな違反行為が見つかった」と伝えたとのことです。
これを受けてFacebook社は、すぐに問題ある投稿やコンテンツを削除したとのことですが、システム的には何も変更しなかったといいます。
そこでBBCは、次にApple社に「おたくのApp Storeで販売されているアプリが、人身売買を助長させている」という内容を伝えたとのこと。
Apple社はアプリで人身売買が行われていることに激怒し、Facebook社に対して「もしおたくのプラットフォームでこの問題が解決しないのであれば、FacebookとInstagramのアプリをApp Storeから削除する」と伝えたようです。
ご存じのようにInstagramはFacebook社が運営しています。
Facebook社は、前者のBBCからの連絡は特に緊急事態として扱わなかったことに対し、後者Appleからの連絡は大変な緊急事態だとして扱ったようです。
ビジネス的にマイナスでなければ対処せずか?
同じ人身売買に対する警告でも、Facebook社はBBCとAppleへの対応に差をつけたということですか。
これはAppleがApp Storeを運営しているために、もしAppleを怒らせてアプリが配布できなくなったら、ビジネス的に死活問題だと思ったからでは?と想像してしまいますが。
Appleを怒らせるのが怖いため、ようやくFacebook社はシステムの変更を行い、何千ものアカウントを無効にしたといいます。これにより、FacebookはApp Storeから追い出されることを逃れました。
この事実は、Facebook社の社内文書にハッキリと記録があるとのこと。
最後に
うーん、平等だの差別排除だのポリコレだのって左派の主張じゃないんですかね?それが人身売買を放置って。
私は常々、顔本や雑貨馬具のホロスコープについてコメントしてきました。やっぱり顔本は顔本であり雑貨馬具は雑貨馬具なのだと、あらためて認識しました。
ではこの辺で失礼します。
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